9歳の壁

長崎市五島町にある羅針塾 学習塾・幼児教室 http://rashinjyuku.com/wp では、様々なご家庭の教育環境についてお話しすることが多々有ります。子供の成長を植物の成長に例えると、「土作り」が根本だからです。親は、子供が成長し長い人生の中で果実を手に入れる為に、根をしっかり張り、太い幹を具えた大樹になって欲しいものです。その為には、種を蒔く土壌の改良が何よりも重要です。昔から、日本のお百姓さんは、「土作り」に創意工夫をしてきました。これは、私達の先祖や先人が施してきた子供への教育も同様です。親御さんが、子供が生まれる前から、「土作り」=「家庭の教育環境作り」をし始める事が出来たら理想的です。

さて、

関東や関西など中学受験に熱心な地域での苛烈な競争の中で、「9歳の壁」という言葉がよく語られます。これは、難関中学受験のための基礎学力を身につけているか、という意味合いもあります。しかし、一般的には、9歳前後に学習や学校生活、友人との関係でなんらかの問題が起こり、それを乗り越えることに苦慮することを指しています。

学力だけに着目すると、9歳は小学校3、4年生に当たり、算数では少数・分数、理科では電気など、それまでの内容よりも抽象的な思考を必要とするものが増えてきます。つまり、教科書に書いてある説明を読んで理解する力があれば問題はありませんが、読んでも分からないなど、「語彙力」「読解力」がないことからくる躓(つまず)きがあると、後々大きな影響が出ます。

「9歳の壁」を乗り越えられるか否かは、その前提となる小さな壁を次々と乗り越えてきているか、だと考えます。つまり、言葉の意味合いを理解する訓練を幼少期から着実にしているかどうか。敢えて言えば、「9歳の壁」の前に、「5歳の壁」も有ります。

小学校就学前に、他人とのコミュニケーションを取ることができるか。「自律」並びに「「自立」する訓練ができているか。

通常、子供達にとっては5歳までは褒められることはあっても、厳しく接っしたり、放っておく大人達の存在は身近にありません。普段から様々なことに親が手助けをしていると、自分で考えたり、工夫をしたり、更に困難を越える力はつきません。また、親が育つに任せ放任するのも同様です。5歳までの間に、徐々に自立できるよう力をつけてあげるのは親、特に母親の責任です。

posted by at 14:17  |  塾長blog

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