母の教えと教訓歌 5  山本五十六

子供の頃を思い出してみれば、「お母さん」の笑顔や優しい言葉ほど力を与えてくれるものはありません。
「良かったね」
「良くできたね」
「お利口さんね」
・・・子供心に前向きな、元気が出る、励ましの言葉を「お母さん」に掛けて貰うことがどんなに嬉しいか。

長崎市五島町の羅針塾 学習塾・幼児教室では、子供さんの力を信じ応援しているお母さん方と協力して、子供さんの能力を高めていきたいと考えています。
今回ご紹介するのは、いつの時代でも教え導く立場にある人の座右とも言える歌です。

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「やってみせて 言って聞かせて やらせてみて
 ほめてやらねば 人は動かじ」

「人を動かすには、自分でやってみせて、言って聞かせ、相手にそれをやらせてみて、
やったことを褒めてやらなければ、誰もが動かない。」

それを実践するのが山本五十六の言葉です。
会社の部下であれ、子供であれ、やる気を出させてくれる上司や「お母さん」は間違いなく尊敬されます。

山本五十六は旧越後長岡藩士・高野貞吉の六男として生まれます。
生まれた時の父親の年齢から「五十六」と名付けられました。
母親も45歳と当時としては高齢での出産です。

五十六は子供の頃から負けず嫌いでした。
小学生時代「何でも食べるが鉛筆は無理だろう」とからかわれると、その場で鉛筆を食べだしたとの逸話も残っています。

大日本帝國海軍軍人で連合艦隊司令長官である山本五十六は、
米国ハーバード大学に国費留学し、駐米武官としての経験から、当時の米国の事情にも精通していました。
従って、
日独伊三国軍事同盟に反対し、日米開戦に大反対しました。
しかし、
ひとたび米国との戦いが決すると、「短期決戦・早期和平」の目標の元作戦計画を立案します。
大東亜戦争(所謂太平洋戦争は米国側からみる呼称)の初期には、真珠湾攻撃など歴史に残る戦果を挙げます。

しかしながら、米国に日本軍の暗号が解読されているのを知らずにミッドウエー海戦を挑んでから、形勢が不利となっていきます。

数多の先人達の粉骨砕身の御蔭で現在の日本や私達があるのですが、歴史の教訓をしっかり学ぶのも私達の責務であると思います。

海軍大将米内光政と山本五十六

 

山本五十六の戦死

昭和十六年十二月八日大東亜戦争開戦の二年後の昭和十八年、山本五十六はブーゲンビル島、ショートランド島の前線航空基地の将兵の労をねぎらうため、ラバウルからブーゲンビル島のブイン基地を経て、ショートランド島の近くにあるバラレ島基地に赴く予定を立てました。

アメリカ海軍情報局は、4月17日に「武蔵」から発信された暗号電文を解読してこの前線視察の情報を知ることになります。

アメリカ太平洋艦隊司令長官および連合国軍の中部太平洋方面の陸海空3軍の最高司令官ニミッツは、もし山本五十六を暗殺したらどのような影響がでるか、との議論の中で、後にもっと優秀な日本の司令官が出てくることを心配します。
幕僚である太平洋艦隊情報参謀エドウィン・レイトンから
「山本長官は、日本で最優秀の司令官である。どの海軍提督より頭一つ抜きん出ており、山本より優れた司令官が登場する恐れは無い」
という回答を得ます。
更に、山本が戦死すれば日本の士気が大きく低下すること、山本がきわめて時間に正確な男で今度も予定を守るだろうということを理由に山本の暗殺を決断し、南太平洋方面軍司令官ウィリアム・ハルゼーに対する命令書を作成することになります。

日本側にとって運命の分かれ道とも言える4月18日午前6時、山本五十六を含めた連合艦隊司令部は第七〇五航空隊の一式陸上攻撃機2機に分乗してラバウル基地を発進。
山本五十六は1号機、海軍中将宇垣 纏(うがき まとめ)は2号機に搭乗する。
零式艦上戦闘機6機に護衛されブイン基地へ移動中、ブーゲンビル島上空で、アメリカ陸軍航空隊のP-38ライトニング16機に襲撃・撃墜され戦死します。
この事件は後に海軍甲事件と呼称され当初は秘匿されます。
59歳没。

因みに、海軍中将宇垣 纏は、
「かねて山本長官身代わりたらんと覚悟せる身が、長官を失い、かえって生還す」と記しています。

山本五十六連合艦隊司令長官 生前最後の写真

 

その後、日本の国葬によりその功績を讃えられる。死後、元帥に特進。

山本五十六は、傑出した名将であり、強いリーダーシップを発揮したことから海外からも高い評価を得ます。
豪放磊落、涙もろくて博打好き、芸者遊びもして芸者筋からも人気があったと言われます。

「やってみせて 言って聞かせて やらせてみて
 ほめてやらねば 人は動かじ」

更に、

「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」

 「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」

「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」

まさに子供を信じてあげることの大切さを説いています。
親や導く立場の先生方にこそ座右の銘として頂きたい言葉です。

posted by at 14:08  |  塾長blog

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