中高生の英語力

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さて、中学・高校生の英語力を文部科学省が調査した記事が目に付きました。産経新聞(2018.4.6)の記事(http://www.sankei.com/life/news/180406/lif1804060035-n1.html)から引用してご紹介します。

中高生英語力、基準到達4割 上昇傾向も国の目標に届かず 文科省調査 

 文部科学省は6日、全国の公立中学・高校の生徒の英語力を調べた平成29年度英語教育実施状況調査の結果を公表した。中3生で「英検3級程度以上」は前年度より4・6ポイント増の40・7%、高3生で「英検準2級程度以上」の生徒も2・9ポイント増の39・3%となったが、政府が同年度までにそれぞれを50%にする目標は達成できなかった。

 調査結果には、中3で英検3級、高3で準2級以上を取得した生徒のほか、取得していなくても定期テストの結果などを基に教員の裁量で「相当の力がある」と認めたものも含まれる。準2級は「高校中級のレベル」、3級は「中学卒業のレベル」とされる。

 中3で到達割合が最も高いのは福井県の62・8%で、さいたま市の58・9%、横浜市の54・0%が続いた。高3でも福井県が52・4%でトップだった。

 今回の結果について、福井県教育委員会の担当者は「各学校がコミュニケーション重視の英語授業を数十年継続してきたことが背景にある」と指摘。その上でALT(外国語指導助手)の活用や高校入試での英検加点制度、英検受検料の補助など生徒の英語学習に向けた環境整備の改善も奏功しているという。

 中3の到達割合が30・5%と低迷した島根県教委の担当者は「教員による生徒の英語力判定にばらつきが出た」と説明。高校生対象の英語セミナーを中学生にも拡大するなどして英語力の底上げを図るとした。

 英語教員の英語力も調査され、大学中級程度とされる英検準1級かそれに相当する資格を持つ割合は、中学で前年度比1・6ポイント増の33・6%、高校で3・2ポイント増の65・4%だった。ただ、中学で50%以上、高校で75%以上という政府目標には及ばなかった。

 また文科省は同日、全国の中3、高3それぞれ6万人を対象に「読む・聞く・書く・話す」の4技能ごとの到達状況をみた別の英語力調査の結果も公表。中高でいずれの技能も50%に届かず、特に高3では「話す」「書く」の到達割合が2割を切り、発信力に課題が浮かんだ。

生徒の英語力の状況(平成29年度)

 

・・・文部科学省が、中学三年生で英検3級(「中学卒業のレベル」)程度、高校三年生で英検準2級(「高校中級のレベル」程度を、それぞれ50%にしたいという平成29年度の目標を達成できなかったという。文科省が様々教育について指導し、旗振りをしていますが、教育の現場や生徒の学力は「笛吹けども踊らず」(注)のようです。筆者の感覚的には、長崎県の数字は中学生や高校生で英語の力がついている、又は得意科目としているという割合に近いのではないかと思える上記の結果です。非英語圏の日本では、英語を「話す」「書く」の技能は、余程意識して学習しないと身につかないというのが実情です。

(注)躍らせようとして笛を吹いても、誰も踊り出さないという意から、人に何かをさせようとしてあれこれと準備を整えても、相手がそれに応じないことをいう。
『新約聖書・マタイ伝・十一章』に「僕たちは君たちのために笛を吹いたのに踊ってくれなかった。葬式の歌を歌ったのに、悲しんでくれなかった」とあるのに基づく。(「故事ことわざ辞典」http://kotowaza-allguide.com/hu/fuefukedomoodorazu.htmlより)

posted by at 09:00  |  塾長blog

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