素読

長崎市五島町にある羅針塾学習塾・幼児教室では、只今春期講習中です。

講習前に、面談をさせて頂き万障繰り合わせていただいたお父様には、あるお願いを致しました。
出勤乃至はお仕事前の、十から十五分。
子供さんと「素読」をしていただけませんか。

普段のお父様方は、お仕事に専心しておられる為に、子供さんたちの教育は奥様に全てお願いされているのが現状です。

しかし、

子供の成長は、何よりの楽しみ、というお父様がほとんどです。

そこで、子供さんとお父様との会話の意味合いを含め、素読をお願い致しました。

   「幼学綱要經語鈔」から

孝行 第一 
 天地ノ間、母無キノ人無シ。
其ノ初メ胎ヲ受ケテ生誕スルヨリ、成長ノ後ニ至リ、其ノ恩愛教養ノ深キ、父母ニ若ク者莫シ。
能ク其ノ恩ヲ思ヒ、其ノ身ヲ慎ミ、其ノ力ヲ竭シテ、以テ之ニ事ヘ、其ノ愛敬ヲ盡スハ、子タルノ道ナリ。
故ニ孝行ヲ以テ、人倫ノ最大義トス。

から始まって、

◯孝経曰夫孝天之経也。地之誼也。民之行也。天地之経、而民是則之。

◯叉曰、夫孝徳之本也。教之所繇生也。

◯叉曰、人之行、莫大於孝。孝莫大於嚴父莫大於配天。

◯叉曰、身體髪膚、受之父母。不敢毀傷、孝之始也。立身行道、揚名於後世、以顯父母、孝之終也。

◯禮曰、居處不莊非孝也。事君不忠非孝也。莅官不敬非孝也。朋友不信非孝也。戰陳無勇非孝也。

◯叉曰、凡爲人子之禮。冬温而夏凊、昏定而晨省。在醜夷不争。

という素読教材を作り、配布を致しております。

・・・筆者の記憶の中に、母親から繰り返し聞かされた
『シンタイハップ コレヲフボニウク アヘテコレヲキショウセザルハ コウノハジメナリ。』
という言葉の連なりが有ります。

「身体、髪の毛、肌に至るまで、これは父さんやお母さんから受け継いだものです。
これを自らの意思で損ない、傷つけることをしないことが、親孝行の始めです。」

と、母から繰り返し聞かされたものです。

そのおおもとの言葉が、上記の「孝経」の中の文言です(上記、下線部)。

「孝経曰
身體髪膚、受之父母。不敢毀傷、孝之始也。」

なのです。

お父様から子供さんへの口伝。

父母の日々の繰り返す営みが、明日の日本を支える人づくりとなるのではないでしょうか。

posted by at 20:57  |  塾長blog

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