自ら勉学に勤しむ人に

長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室・学習塾 羅針塾では、「自ら勉学に勤しむ人」になる為の学びの基本から始めます。これは前回述べた「紙で学ぶからデジタル端末で学ぶ」とは違い、古来から日本人としての学び方を踏襲するものです。

「読み・書き・算盤」という言葉は、非常に意義ある言葉です。つまり、日本人が人としてあるべき姿の一番の基本となるものだからです。

歴史的な偉人である吉田松陰二六歳の時に従兄弟彦助(叔父玉木文之進の嫡子)に贈った「士規七則」に

志(こころざし)を立てて以(も)って万事(ばんじ)の源(みなもと)と為す

交(まじわり)を択(えら)びて以って仁義の行(おこない)を輔(たす)く

書を読みて以って聖賢(せいけん)の訓(おしえ)を稽(かんが)ふ

とあります。

(現代語訳) あらゆる事の根本を為すのは、志を立てることである。仁義を貫くには、多くの人の支えが必要であり、その為には、人との交わりが大切である。聖人の教えを参考にして今に生かすようにするには、書物を読むことである。

この立志・択交・読書は、松下村塾生の指針とされたものであり、松陰の目指す人間像でもある。因みに、戦前の男子中等学校では、これを生徒の生活方針としたところもあった。

以上は、塾生の高校生が私的に山口県萩市に旅行した折に求めて後輩の塾生に贈ったカレンダーの一節です。

立志・択交・読書という文言は、常日頃から家庭の教育方針とすべきものです。この言葉が子供さんの身内に浸透するようになれば、「勉強しなさい」という言葉をかける必要がなくなると思います。

posted by at 14:53  |  塾長ブログ, 国語力ブログ

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