令和三年 辛丑(かのと・うし)
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
旧年、令和二年(2020)は、歴史的に見ても激動の年でした。後で振り返って、成る程な、と言える様々な端緒が起きた様に思います。
さて、
幼児教育・学習塾の羅針塾では、正月元旦から特別特訓中です。
幸い、天候も回復し明るい新暦のお正月です。しかし、「学び」の好機は逃す事はできません。せっかく力を付けてきた受験生には一日も揺るがせにする事は出来ないからです。
「一年の計は元旦にあり」
一年の計画は、年の初めの元旦に建てるべきである。物事を始めるにあたって、最初にきちんとした計画を立てるのが大切である、ということ。
『月令広義・春令・授時』に「一日の計は晨(あした)にあり、一年の計は春にあり」とあります。
また、毛利元就が語ったとされている
「一年の計は春にあり、一月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にあり」があります。
全て計画を立てるのは、「春」は旧暦の立春の日、「朔(さく)」は、月初めの日、「鶏鳴(けいめい)」は鳥の鳴き声のことから一番鶏の鳴く早朝のこと、です。
英語では、
The whole year’s plans should be made on New Year’s Day.(年間計画の全ては、新年の日(元旦)に作らねばならない。)
New year’s day is the key of the year.(元旦は一年の鍵である)
類例に、
New year’s day is the day for planning the coming year.(新年の日(元旦)は来たる年の計画を立てる日である。)
Decision made on New year’s day are the key to successful year.(新年の日(元旦)になされた決断は、成功の年の鍵である。)
人には様々な試練が訪れますが、創意工夫によって乗り越えてきたのが私達の先祖です。同様に、これからの日本の将来を担う子供達にも、様々な智慧を学び、経験を積んで行って欲しいと考えます。その為には、倦まず弛まず学び続ける事が必要です。