幼児教育・学習塾の羅針塾では、
現在「語彙力」を集中的に増やす時期に入っています。
年2回、只管(ひたすら)国語辞典、漢和辞典を活用します。
何故?
年齢や学年を問わず、記憶力の充実する五歳から十二歳までの、人生における旬の時期を逃さないためです。
何故なら、
この時期に記憶したことが、その後の「学習能力」を飛躍させるからです。
さて、「情報を正しく読めない子は将来、稼げません」という衝撃的な表題の雑誌を目にしました。プレジデント・ファミリー2021冬号(プレジデント社発行)からの引用とご紹介です。
「九割の子は教科書が読めない!?」・・・
「多くの子が教科書を読めていない」ーーー
新井紀子さんの著書「AI vs.教科書が読めない子どもたち」(筆者注*)は日本の教育界や世の親に衝撃を与えた。
文章やイメージを正確に読み取る「読解力」を身につければ、算数や国語をはじめ、すべての教科の成績がワンランクアップし、将来、AI時代なっても活躍できるはずだ。
(筆者注*)当ブログの紹介記事ー「読解力を削ぐもの 2」(https://rashinjyuku.com/wp/post-2202/)
・・・・・衝撃的な文言が並んでいます。
確かに、いつの頃からなのか不明ですが、
小学校の教室で一斉に教科書を音読する声がしなくなってから、顕著に教科書を読めていない小学生が増えています。
小学生の時期に教科書が読めなければ、当然、中学生・高校生と教科書をしっかり読み解く力がない状況になります。つまり、「読解力」がなければ、どの教科もしっかり学べない。ひいては、社会人になったときに、仕事ができない、使えない人材と烙印を押されかねません。
教科書を読解できない状況に子どもさんを陥らせるのは、結果、親の責任と言っても過言ではありません。