就学前教育(プレスクール)・学習塾の羅針塾では、小学校を受験させたいと考える親御さんからの問い合わせに、中学・高校・大学・社会人へと繋がる視点でお話をさせて頂きます。
就学前の年少・年中・年長は、「学ぶ力」の基礎づくりをする良い機会です。
当ブログの「記憶力は三歳がピーク」(https://rashinjyuku.com/wp/post-1958/)で述べています通り、九歳、つまり小学校三年生までに右脳(機械的記銘能力)を活性化する訓練を受けた場合と比べ、それを受けていない小学校三年生以上になると、暗記する力が落ちていく、という論があります。
三歳ぐらいから、親の話を聞く力、理解する力はつき始め、言葉を覚え、自分の意思を伝えることも同様に出来るようになってきます。
小学校受験を踏まえて就学前の学びをしている塾生さんの弟・妹さんも、二、三歳位から、同時進行で通塾し学び始めます。すると、とても興味深いことですが、お兄さんやお姉さんと伍して(肩を並べて)学び始め、言葉を覚え、語彙力が増していきます。年上のしていることに関心を持ち、「學」の本来の意味合いである「真似る」ことが、自然の「学び」になっていきます。
就学前から学び始め、小学校受験を経て、継続して通塾している小・中学生は、「聞く」「話す」「書く」「読解する」など基本が出来ていることから、基本の二時間の学習時間は、あっという間です。
問題を音読しながら解答していき、分からないことや疑問点は、自ら辞書を引き、参考書・解説書などで確認します。科目ごとに何をすべきかを考えて、タイマーで時間も設定していきます。
就学前の幼児期から、少しずつ積み重ねてきたものが、小学校受験を経て小学校の授業の理解に繋がります。
それを基本にして、クラスでトップ、学年でトップを目指していきます。
日々の努力の積み重ねが大事であることを理解し、精進し続ける力は、一朝一夕にはつきませんが、就学前からの訓練を通し、自然に身に付けていきます。