長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室・学習塾 羅針塾では、将来の日本を支える人になる為に、志を持って自ら学んで行く塾生を育てていきたいと考えています。
当塾では、小学1年生から各自基本的に15分の音読をします。様々な素材の中から、美しい日本語、正しい文法や敬語の用い方などに留意した文献を用います。塾生の理解力、暗唱力によって進度が異なります。
その中で、「国民の修身(高学年用)」(監修渡部昇一上智大学名誉教授)の第十一課をご紹介します。
第十一課 よい日本人 (4年生)
天皇陛下は明治天皇の御志をつがせられ、ますます我が國をさかんにあそばし、又我等臣民(しんみん)を御いつくしみになります。我等はつねに天皇陛下の御恩をかうむることの深いことを思ひ、忠君愛國の心をはげみ、皇室を尊び、法令を重んじ、國旗を大切にし、祝祭日のいはれをわきまえなければなりません。日本人には忠義と孝行が一ばん大切なつとめであります。家にあっては父母に孝行をつくし、兄弟たがひにしたしまなければなりません。
人にまじわるには、よく禮儀を守り、他人の名誉を重んじ、公益に力をつくし、博愛の道につとめなければなりません。
そのほか規律ただしくし、學問にべんきょうし、迷信におちいらず、又常に身體(しんたい)を丈夫にし、克己(こっき)のならわしをつけ、よい習慣を養はなければなりません。大きくなっては志(こころざし)を立て、自律自営の道をはかり、忠實に事にあたり、志を堅くし、仕事にはげまなければなりません。
我等は上にあげた心得を守ってよい日本人とならうとつとめなければなりません。けれどもよい日本人となるには多くの心得を知って居るだけでなく、至誠をもってよく實行することが大切です。至誠から出たものでなければ、よい行のやうに見えてもそれは生氣のない造花のやうなものです。
・・・如何でしょうか。
今から80年以上前の小学4年生は「修身」の教科として、しっかり暗唱するまで音読を繰り返していたのではないかと思います。現在の小学4年生「道徳」の教科では考えられないレベルの違いに驚かれるのではないでしょうか。
皇室を尊崇するのが国民として当たり前の頃ですから、最高敬語の用い方も完璧です。現在の日本人が最高敬語を目にするのは、古文の教科の中の古典にある文言ぐらいでしょう。
このような修身を小学生の頃から日々学ぶことと比べると、現在の教育はどうなんだろう?と素朴に思うこの頃です。






