長崎市五島町にある学習塾・幼児教室 羅針塾 https://rashinjyuku.com/wp では、普段から綴りかた(言葉を続けて文章や詩歌をつくること)を意識して学ぶことが出来るように、辞典をいつも活用しています。当然、読書をする時にも必携です。
幼少の頃から読書をする習慣を身に付けると、長い人生では大きな「智の財産」となっていきますが、なんと毎日読書をすると寿命が延びるという説があります。
THE EPOCH TIMES「読書をする人は長生きできる=エール大学研究」2016年09月06日 を引用してご紹介します。 http://www.epochtimes.jp/2016/09/26080.html
米エール大学パブリック・ヘルス・スクールの研究者は、読書をする人は、しない人に比べて、平均約2年寿命が長くなると発表しました。
例えば、1日に30分しか読書をしない人でも、全く読書をしない人より長生きすると指摘しています。また、経済、教育、健康などの寿命に影響を与えるような要素を除いても、結果は同じでした。同報告は12年にわたる追跡研究の結果によるもので、「社会科学と医学ジャーナル(Journal Social Science & Medicine)」9月号に掲載されています。
報告によると、研究チームは50歳以上の3635人を対象に、「読書をする習慣のない人」、「週に多くても3.5時間しか読書をしない人(平均1日30分)」と「毎週の読書時間が3.5時間を超える人」の3組に分けて追跡調査を行いました。
その際、比較的長寿だと思われる女性、高学歴の人と高収入の人は元から読書を好むことから、性別、学歴、収入、年齢、民族、職業、健康状態や婚姻の有無など、影響を与えそうな要素も取り除きました。
すると、調査を始めてから12年後にまとめたデータで、次の結果がわかりました。
*毎週の読書時間が3.5時間を超える人は、読書をしない人に比べて、死亡率は23%低い。
*毎週の読書時間が3.5時間以下の人は、読書をしない人に比べて、死亡率は17 %低い。
追跡調査期間中に読書をしない人の33%が亡くなったことに対して、読書をする人の死亡率は27%でした。つまり、読書をする人は読書をしない人より平均23カ月、寿命が長いのです。また、新聞と雑誌を読む人は、読まない人に比べて長生きすると研究チームは指摘しています。
研究チームのひとり、アブニー・バビシ(Avni Bavishi)氏は、読書は人の記憶力などの認知能力を向上させ、大脳を活性化することができると言います。現代人は携帯電話に頼り、ゲームやチャット、また断片的にニュースやソーシャルメディアの情報を読み、短時間で同時に複数を処理する「技能」を身に付けました。しかし、研究によれば、この「技能」が効率を高めることはなく、かえって人の大脳に負担を与えると指摘しています。一方、読書をする時は全ての注意力を本に集中するので、知識を獲得し、集中力を養うことができ、さらに仕事の効率化に役立つと研究チームは結論づけています。
研究チームは、毎日4〜5時間をテレビに費やす人々、特に65歳以上の人に対して、本を読むことを勧めています。
・・・筆者も御多分に洩れず、パソコンやスマート・フォンを日常的に見ていますが、目が疲れ易くなることもあり、記事の内容を表面的にしか理解していないように感じます。また、一言一句疎かにせずに読んでいるとは言えないとも感じます。その為もあって、意識して読書をしなければならないと痛感していたこの頃、上記の記事を目にして、納得させられるところがあります。
見方をかえると、幼少時から毎日読書をする習慣を付けると、どれほど人生に有益であるかが分かります。