平成三十一年は新しい元号が発布されるので西暦で年度を表すと、2020年度から小学新学習指導要領全面実施、2021年度中学新学習指導要領全面実施、2022年度高校一年新学習指導要領全面実施、2023年度高校二年新学習指導要領全面実施、2024年度高校三年新学習指導要領全面実施、となります。
一番大きな影響を受けるのが、2019年度新中学一年生です。
つまり、
1、中学校三年のときにカリキュラムが変わること
2、新しいカリキュラムに合わせて、中一・中二で(教科書プラスアルファ)の内容を学習すること
3、小学校六年のときに、新しいカリキュラムに沿った「小学英語」の授業がスタートしていること。
4、高校での学習内容や大学入試の内容が大きく変わること。
この年代に該当する子供さんをお持ちの親御さんは、その大きな変化に対応していかなければなりませんし、その後の世代も同様です。
今まさに変化の波に巻き込まれようとしている世代は勿論ですが、その後の世代も常に変化の波に晒されていくのは必定です。
しかし、これらの変化はいつの時代にもあったわけで、それに機敏に対応することも必要ですが、子弟教育の根本は変わりません。
つまり、子供さんが将来自分で考え、自分で判断を下して、自らの道を切り拓いていく人間になることができる基礎を育む教育を、しっかり身に付けることです。
その意味では、小学校に上がってから学べば良いということでは間に合わないという現実を知らなければなりません。