長崎市五島町の羅針塾 学習塾・幼児教室では、学び続けることの大事さを不断に示したいと考えています。
年老いても尚学ぶ気持ちは変わらない筆者(塾長)は、歴史好きということもあって、昨年来長崎歴史文化博物館 「古文書講座」の受講をしておりました。
平成28年度の最終講座は、「長崎の地役人の日記」第六回、
「文化五辰年(1808) 薬師寺氏 諸用日記」から、「「大名の参覲交代を長崎奉行に報告 嘉永二年(1849)7月二十八日~」の草書体の日記を紐解くべく悪戦苦闘してまいりました。
やはり、長崎は近世以降現代まで歴史的に興味深いところ満載の街です。
歩いて回れる地域の各所に歴史の足跡があります。
「第12回 羅針塾学習塾 親子セミナーを終えて」
http://rashinjyuku.area9.jp/category/0214763.html
の掲載記事にありますように、羅針塾は塾生とそのご家族と共に長崎歴史散歩も開催しております。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験にしか学ばない」の言葉が示すように、先人の歴史に学ぶことは多々あります。
便利な現代に生きる私達が、如何に先人の多くの苦難や工夫の上に生かされているかを鑑みると、歴史を学ぶことの有り難さを痛感致します。
幼児教育の一環として、日本の「歳時記」を学ぶ資料を探していたところ、「古文書講座」を終えたら眼に飛び込んできた書籍がありました。
百数十年前の情趣溢れる長崎の歳時記に合わせた風俗が描かれた 川原慶賀の「日本」画帳(下妻みどり編 弦書房刊)。
長崎在住の塾生のご先祖様がひょっとしたら描かれているかも、です。