語彙力は倦まず弛まず

長崎市五島町にある難関大学・医学部を目指す就学前教育(プレスクール)学習塾 羅針塾では、これからの日本を支える子供達にしっかりと学ぶ力をつけていって欲しいと考えます。

当塾では、小・中学校の義務教育の間に、クラス一番、更に学年で一番になる秘訣があると考えています。

「為すべきときに、為すべきことをする」

具体的な方策は、子供さんの特性を見極めながら、それぞれによって異なります。

基本的に、国語力の基本である語彙・漢字を徹底して先取り学習していきます。その為に国語辞典・漢和辞典の活用は必須です。

これは英語の学習も同様です。英語の小学校での教科化がなされた以上、対応も同様です。子供さん達には、日本語の語彙力と英語の語彙力をつけるのは大変なことですが、身につけることが出来れば、中学校・高校と成績が伸びる大きな要素となります。

『学問は、
ただ年月長く倦まず
おこたらずして、
はげみつとむるぞ肝要』  本居宣長(国学者・古事記研究の第一人者))

・・・学問に取り組む為には、ひたすら長い間、倦まず(飽きることなく)、怠る(なまけたり、飽きたりする)ことなく、励んで、努力し続けることが肝要(非常に大切であること)である、と。

修身3年生 「せいとん」

本居宣長は、戦前の小・中学校の修身(教育勅語を拠り所として、国民道徳の実践指導を目的としたもの)にも、小学校3年次に取り上げられています。

 

六、せいとん

本居宣長はたくさんの本をもってゐましたが、いちいち本ばこに入れてよくせいとんしておきました。それで夜はあかりをつけなくても、思ふやうにどの本でも取り出すことが出来ました。

宣長はいつもうちの人にむかって、「どんなものでも、それをさがす時のことを思ったならば、しまふ時に気をつけなければなりません。入れる時に少しのめんだうはあってもいりようの時に、はやく出せる方がよろしい。」といってきかせました。

 

・・・戦前の国定教科書は、現代の教科書と比べると、非常に素晴らしい記述があり、初等中等教育に当時の教育者の相当な熱意が注がれていたと推察できます。

小学校就学前の幼少期から、一つづつ言葉を覚え、語彙を増やし、よく聞くことから始まり、しっかり応答できる様にしていけば、日々賢くなっていきます。

 

 

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