長崎市五島町にある羅針塾 学習塾・幼児教室では、30度を超える猛暑の中懸命に学習に取り組んでいる塾生さん達がいます。毎日コツコツ努力する「努力の天才」を目指して日々取り組んでいます。
毎年八月になると原爆や終戦に関する報道がメディアで流されます。日本の終戦は昭和二十年八月十五日ですが、欧州戦線では同年(1945)五月八日にドイツが無条件降伏し、停戦に至りました。
戦後、日本の学校では我が国のみならず世界の近現代史を授業で教えることはありません。従って、現在の北朝鮮問題や中国共産党率いるChinaの国際秩序への挑戦などに対する危機意識が、我が国の国民の間で希薄になっています。
しかし、陸続きの国々が犇(ひし)めくヨーロッパでは、過去も現在も国を守る為に一丸となって取り組む其々の国や国民の姿勢があります。ふとしたことから、デンマークの第二次世界大戦中の有様を記した記事に出会いました。
「デンマーク人の勇気 ナチスからユダヤ系市民を守った物語」http://lgmi.jp/detail.php?id=2505
第二次世界大戦では、デンマークは1939年に不可侵条約を締結したばかりのナチス・ドイツに国土を占領されます。1940年4月9日に開始されたドイツの電撃的なデンマーク侵攻によって、デンマーク政府はほとんど戦闘を行うことなく、侵攻開始後わずか数時間で降伏します。
一見軟弱な姿勢のようですが、結果としては非常にClever(クレバー、利口な、賢い、ずる賢い)な選択であったということが、上記の記事からもわかります。長文ですが、是非ご一読をお勧めします。
デンマークは世界で2番目に古い君主国です。無論、世界で一番長く(二千六百年以上)続く君主国は日本です。其々の置かれた国土や国際環境で、いかに国土と国民を守るかは、その時々の為政者の智慧と決断にかかります。
下記の地図は、現在のデンマーク国土です。