‘ 羅針塾 ’ の投稿記事一覧

何故?なのかを考える子に

塾生さん達を観ていると
感!で解いている子が多いなと実感。

国語力がない子
今日、キツイ子
めんどくさい子・・・etc

とりあえず感で解きます。

「勘」ではないのです。
感覚の「感」です。だから何となく。
とりあえず。

これを続ける子は
理解できていないな。と実感しています。
どんなにキツくても
どんなにめんどくさくても
丁寧に、集中し、一つ一つ解く子は
間違えません。
常に百点ペース。
学年は関係ありません。

低学年であっても、高学年でも
できる子は出来る。
日々の積み重ね。
日々の心掛け。
母親の気遣い力次第だと思っています。

「ハキハキ!元気!賢い子」

賢い子にさせたいです。
それには日々の細やかな配慮が必要です。
観て、聴いて、調べて、書いて、考えて
理解して、伝えて、自分の物にしていく。

何度も何度も同じ間違いでは、
あれ?っと。

この前失敗したよね。
今回は注意しよう。
幼児期からの訓練が大事です。

賢い子にする。
自分自身で学ぶ力を養う。
それは常に「何故?どうして」と
考え最善を見つけていくことが大事だと考えます。

 

 

posted by at 23:22  | 学習塾・幼児教育

考える子・賢い子になろうとする

日々の学び
学年の中でも成長の差があります。
同じ様に取り組んでいるのに何故か。

羅針塾では五感を使って学びなさい。と
常々、塾生達には話しています。
工夫してごらん。と。
アドバイスを素直に取り入れる子は
「考える子・賢い子」になります。

一度、取り組んだことを忘れずに
次の学びへつなげることができれば
満点です。

「ハキハキ!元気!賢い子」

お母様に
幼児さん・小学生の学びを御自宅で見るときは
「この様にしてくださいね。」とお話しします。
あっ!なるほど!と実践。
みるみる子供は成長していきます。
「これは、いいよ。」と話しても
相談してから。聞いてみます。だと
現状維持がいいところです。

子供達をどの様に成長させたいのか。
どの様な未来を描く準備をさせるのか。
大切な親の役目だと思います。

考える学びを取り組ませ
賢い子を育てる。
羅針塾では様々な工夫をしています。
素直に、丁寧に、確実に。
理解して取り組む様になると
子供達はびっくりする様な成長を成し遂げていきます。

「アベノマスク」届きましたよ。感謝!。
ありがとうございます。
マイナスを考え言う事は簡単だけど、この状況に何が出来るのか。
しっかりと見極め、無理無駄をしない。
そして感謝の気持ちを忘れない。
子供達の未来のために。
大人が前向きに謙虚に行動することが大切だと
思います。

posted by at 18:35  | 学習塾・幼児教育

幼児に教える方法 その4

羅針塾では、年齢を問わず普段から辞書引いて自ら調べることを奨励しています。辞書を引いて、意味を音読したり転記することを厭わなくなってくると、自然に漢字や熟語などを活用できる様になります。

その第一歩が、幼少期の漢字カードに親しむこと、漢字を読める様になること、などです。

さて、子供が好きそうな漢字の例が石井式幼児漢字教育「幼児はみんな天才(1988年)」第6章に挙げられています。

それでは、今後子供に教へるのに適したと思はれる字を、次に列挙 しませう。これは子供が好きさうな字の数例です。本当は、その子供が 好きな、最も適した字を知ってゐるのは、その子供のお母さんです。で すから、何度も繰り返して恐縮ですが、お母さんが字を選ぶのが一番 良いのです。ですから、これは、いはば参考例です。

※ 体に関した言葉  口 目 耳 歯 舌 手 指 足 首 頭 顔 鼻 腕 胸 腹 背中

※ 人に関した言葉  お父さん お母さん お祖父さん お祖母さん お爺さん お婆さん 伯父さん 叔父さん 小父さん 伯母さん 叔母さん 小母さん お兄さん お姉さん 弟 妹 男の子 女の子 赤ちゃん 先生 本人の名前(例 山田太郎)

※ 食べ物に関する言葉  苺 桃 柿 梨 栗 林檎 蜜柑 葡萄 西瓜 胡瓜 大根 人参 玉葱 薩摩芋 ジャガ芋 山芋 肉 魚 牛乳 卵 菓子 砂糖 塩

※ 品物に関する言葉  絵本 人形 積木 色紙 鉛筆 机 椅子 時計 鏡 針 糸 着物 洋服 靴 冷蔵庫 洗濯機 掃除機 新聞 電話 電燈 電気 茶碗布団 皿 箸

※ 家の中の物に関する言葉  家 門 戸 屋根 玄関 客間 茶の間 寝室 子供部屋 風呂 台所 便所 洗面所 廊下 階段 寝台 本棚 下駄箱 床 畳

※ 家の外に関する言葉  公園 遊園地 道路 橋 踏切 横断歩道 信号機 駅 店 学校 幼稚園 病院 交番 警察署 消防署 郵便局

※ 乗り物に関する言葉  三輪車 自転車 自動車 汽車 電車 船 汽船 飛行機 消防車 救急車 新幹線

※ 植物に関する言葉  草 木 葉 花 幹 枝 芝 梅 桜 椿 松 杉 桐 柳 竹 楓藤 菊 萩 朝顔

※ 動物に関する言葉      牛 馬 犬 猫 兎 羊 象 熊 猿 狸 狐 狼 豚 虎 鹿 山羊 駱駝 麒麟 鳥 鳩 鶴 鶏 雉 鶯 燕 雀 虫 蟻 蝉 蝶 蛙 蛍 蜂 蛇 鯉 鮭 鰌 亀 貝

※ 天体・自然に関する言葉      日 太陽 月 星 北極星 天の川 空 雨 雷 雪 晴 曇 雲 風 嵐 台風 光 虹 山 川 海 湖 池 沼 島 岩 石 土 田 畑 火 森 林 波 氷 野原 富士山

※ 抽象的な言葉      上 下 右 左 前 後 中 外 朝 昼 晩 夜 夕方 東 西 南 北 春 夏 秋 冬 年 日曜日 一週間 正月 色 青 赤 白 黒 黄 緑 紫 茶色 灰色

※ 動詞      笑ふ 泣く 歩く 行く 走る 止まる 乗る 帰る 出る 入る 来る 起きる 寝る 眠る 読む 書く 見る 聞く 話す 作る 飲む 食べる 歌ふ 着る 脱ぐ  売る 買ふ 立つ 並ぶ 洗ふ  磨く 引く 押す 打つ

※ 形容詞       大きい 小さい 長い 短い 太い 細い 多い 少ない 広い 狭い 重い 軽い 高い 低い 深い 浅い 遠い 近い 速い 遅い 早い 良い 悪い 強い 弱い 熱い 冷たい 暑い 寒い 明るい 暗い 新しい 古い 好き 嫌ひ 美しい 汚い 賢い 危い 痛い 甘い 辛い 塩辛い 苦い 丸い 円い  四角い 細かい 粗い 優しい

かういった字を手始めとして、子供が興味を示す字を教へて行けば よろしいでせう。

・・・具体的な漢字を見ていくと、この著書が書かれた時代との差を感じますね。旧仮名遣いで文章が書かれていますから、「昭和」の生活様式に沿った漢字が並んでいます。実際に筆者が塾生と接していますと、身の回りの生活の中に外来語が溢れていて、カタカナ表記で書かれたものが多いことに愕然とします。従って、古典とまで行かなくても平成以前の話が書かれた文章を読んでいる塾生が、その内容を理解できない言葉が出てきます。例えば、寝台はベッドですし、便所はトイレですし、匙はスプーン、帳面はノートなどです。

カタカナの外来語では、本来の漢字があらわす意味合いが判然としませんから、可能な限り、漢字へ翻訳(?)することもせざるを得ないのが、現在の「国語教育」の実態です。

posted by at 09:00  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

幼児に教える方法 その3

幼児さんの興味をうまく引き出すには、親御さんとの普段の会話がとても重要です。2歳前後から3歳ごろまで片言でも話ができる様になるまでは時間がかかりますが、常に目を見てしっかりと伝える工夫をしていくことです。今は分からなくても、いずれ理解できる様になりますから、焦らず繰り返すことに尽きます。

「幼児に教える方法」に記されている石井式教育法は、仕事を持つお母さん方でも無理なくできる様に、方法を示していますのでぜひ試してみてください。

そのやり方を漢字の例として挙げられています。

初めの一カ月間に、教へるのに適当と思はれる漢字を一例として挙げてみませう。

苺桃柿粟梨口目耳鼻手足顔頭首歯舌胸腹腕指爪犬猫牛馬象猿山川空海雨

是非、この漢字でなければいけない、といふものではありません。他の漢字でも、もちろん良いのです。が、この例のやうに、ある一纏まりのグループ、つまり“ 苺 ”から“梨”までの果物グループや、“口”から “爪”までの体の名称グループといふやうに、何らかの関連をもった漢字を続けて教へるのが良いやり方だと思ひます。子供なりに関連づけ て覚えられますし、うまく行けば「それぢゃあ、あれは? これは?」と、 自分から積極的に質問して来るかも知れません。さうなったら、しめたも のです。質問された時は、必ず答へてやって下さい。ここが、将来、子供が知的好奇心に富んだ人間になるか、ならないかの境目なのですから。

・・・漢字カードは、市販のものもありますが、やはりお母さん(お父さん)の手作りが一番でしょう。子供さんの興味は千差万別ですから、それぞれに合わせた漢字カードを楽しみながら作る。パソコンなどを活用して印字するのも方法ですが、意外に手書きの方が味があります。子供さんと一緒に楽しみながら作れば、鋏などの使い方も覚えて一石二鳥です。

ノーベル賞の受賞者・湯川秀樹博士のお母さんは、子供が何か質問 した時は、どんなに忙しい仕事をしてゐても、その仕事の手を休めて、 子供の目を見つめながら、その質問に答へた、といふ話を聞いたこと があります。天才・湯川秀樹博士を育てたのは、お母さんのその態度だ ったのではないでせうか。

かう言ひますと、皆さんは、天才は遺伝によるもので、後からいくら努 力しても無駄だと思はれるかも知れません。

湯川博士の御両親が頭の良い方だったから、湯川博士等をはじめとするお子さん方が皆、頭が良いのは当り前だらう、と。

しかし、私は「湯川博士の御両親の立派さは、御自身の頭の良さもさることながら、やはり子育ての態度の見事さにある」と思ひます。

最近の遺伝子に関する研究によりますと、遺伝子は特ってゐる膨大な情報量のうち、顕在化するのは、つまり表面に現はれて来る特徴は、全体のわづか一パーセントに過ぎないさうです。また、遺伝子の特って ゐる情報量を文字にすると、三十億字分(この本のおほよそ三万冊分) ださうですが、その中のどの情報が現はれて来るかは、環境によって 決まるとも聞いてゐます。ですから人間の能力や性格は、遺伝よりもむしろ環境に左右されるのではないかと思ひます。

昔の人は観察力が優れてゐて、いみじくも「氏より育ち」と言ってゐます。昔の人はいろいろな例を数多く見て、そのやうな結論を下したのでせうが、それが科学に裏づけされたといふのは面白い事ではありませんか。

・・・カール・ヴィッテの教育の重要な点(言葉は知識を刈り入れる道具 カール・ヴィッテの教育法3)でも、「子供の質問に丁寧に答へること」と強調されています。

洋の東西を問わず、偉大な学者を生むための幼児期の教育の要諦は、湯川秀樹博士やカール・ヴィッテ博士の母と父の真摯な態度にあったのです。

posted by at 11:49  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

幼児に教える方法 その2

幼児に何をどの様に教えていくかは、取り敢えずその子の個性を重視する前に、人としての有り様を植えつけていくことが基本です。目を見て話を聞く。目を見て話す。はい、いいえをハッキリと答える。

幼児さんとはいえ、一個の人格を持つ訳ですから、尊重しつつ教え導くことはしっかりとなさなければなりません。

さて、石井式幼児漢字教育「幼児はみんな天才(1988年)」第6章からの引用です。

さて、この漢字カード学習は、子供にとってはゲームでなければなり ません。

決して子供の心に負担であると思はせてはならないのです。 子供に「覚えなければいけない」と思はせてはいけません。これは前 に述べた理由の他に、「覚えよう」と思って覚えたものは、必要が無くな るとひとりでに忘れてしまふといふ性質がある、といふ理由からです。

反対に、いつとはなしに覚えたものといふのは、なかなか忘れないも のです。ですから、子供に「覚えよう」と思はせるより、自然に覚えるの を待つ方が良いのです。

この、食事の前後に行ふ漢字学習は、せいぜい 10 秒程度しかかか りません。それより長い時間をかけますと、かへってよくありません。食 事の前に 10 秒、食事の後に 10 秒、合はせて 20 秒です。一日三回の食事をしますから、全部で 60 秒、つまり 1 分間で済みます。

記憶の原理は第一が“関心”、第二が“反復”です。「カードに書く漢 字は、子供の好きなものを表したものが良い」と言ふわけは、さういふ漢字が“関心”が強く、覚えやすいからです。

第二の“反復”についてですが、これは一日六回、それを一週間続けてやってほしいと思ひます。すると四十二回反復することになります。

これだけ反復したら、きっと忘れなくなります。

・・・具体的に分かりやすい説明です。

最初の子供さんや、一人っ子の場合、お母さんには子育てが手探りですから、物事を教えるコツがなかなか最初は掴めません。何事も試行錯誤(trial and error)。小さな失敗を積み重ねて正解への道を探すしかありません。漢字が読めた際に、「さらりと褒める」というのは大事です。

さて、一日目は、“ 苺 ”といふ一枚のカードを教へました。二日目には、もう一枚、別のカードを加へます。“苺”を読んだ次に、例へば“桃” といふカードを見せて、読んでやり、子供にも繰り返させるのです。

このやうにして、三日目には三枚目のカードを加へ、四日目には四 枚目のカードを加へて、七日だつと、カードが七枚になります。そこで、八日目になったら八枚目のカードを加へる代りに、一番最初のカードを 除いて下さい。古いカードはもう卒業です。九日目には、また一枚カードを加へる代りに二番目のカードを除きます。除いたカードは、それぞ れ四十二回づつ繰り返し読んでゐますからもう十分でせう。

新しいカードの学習に 10 秒かかっても、古いカードの学習は六枚全部でも 10 秒とはかからないでせうから、一回の学習時間は合計ざっと 二〇秒、一日六回で二分に満たない短いものです。

これが、この学習 の良い所です。

ひょっとすると、子供が「もっとしたい」とせがむかも知れません。が、せがまれる位で止めておくのが良いのです。さうすれば、「良い子にしてゐたら、御褒美にまたしてあげるからね」などといふ ことも出来るわけです。

これだけの学習で毎日一字づつ覚えて行きますと、一年間には三六 五字、三年間には一千字を越えてしまひます。三歳から始めたとすれ ば、小学校に入学するまでの間に一千字の漢字が読めるやうになるわ けです。

今の中学生の漢字を読む力は、平均、とても一千字には達しません から、中学生の平均以上の力を持ってゐるといふことが出来ます。小学校に入学する前にこれだけの力をつけておけば、子供はひとりでに読 書好きになり、読書をすることによって漢字力、読解力をますます伸ば すことでせう。

昔から「石の上にも三年」といふ 諺 がありますが、何事によらず三年継続してやりますと、その効果が目に見えてくるやうです。漢字学習を三年間継続してやった子は、例外なく読書好きな子になり、何事にも意欲的、積極的に取り組む、忍耐強い頼もしい子に育ってゐます。

しかし、これを実行する段になると、周囲から反対の声が上がるかも知れません。

「小学校に入学する前に、中学生の平均漢字力を上廻る力をつける なんて、とても出来るわけがない」とか、

それほどまでの力をつけるには及ばないのではないか。せいぜい 二、三年の力がついたら十分だらう」といふ意見が聞かれるかもしれま せん。

・・・信念を持って、幼児教育を始めるとき、必ずと言って良いくらい周囲から妨げとなる様な意見が飛び出してきます。近くは、お父さんや、祖父母、仲の良い友人など様々です。「まだ早い」「まずは平仮名から」「無理に教え込むことはない」等々。しっかりと教育するための準備をしていても、身近なところから来る不協和音が聞こえ、それを乗り越えて教育をし続けるには紆余曲折があります。

しかし、さうではないのです。

今の学校教育では、学習時期を誤ってゐるために、努力しても一千字の漢字の習得は困難なのですが、適時期である幼児期の三年間でしたら、誰にでもそれが容易に出来るのです。

もしも、幼児期に出来ないでしまったら、小・中学校では手遅れで、どんなに努力しても出来ない子供がきっと多数を占めるのです。可哀さうなことではありませんか。

ですから、五、六年生程度の漢学力がついても、決して満足してゐてはいけません。必ず幼児期の三年間に一千字の漢字を習得させて、楽しんで読書の出来る子供に育て上げていただきたいと思ひます。

れが、毎日僅かに二〇秒間の学習を六回、三年間続けることによって必ず出来るのですから。

・・・筆者も同感です。石井式教育法とプロセスは異なりますが、基本的に幼児教育の基本は同じ考え方で塾生を教育してきています。「幼児はみんな天才(1988年)」は30年以上前に出版されていますが、その頃よりも小・中学校教育で漢字習得率が上がっているとはとても思えません。

また、漢字をしっかり覚え熟語などの力がついている子供さんは、須く英単語を覚える力もあります。結果、国語力があると英語などの外国語の習得する力がつくということになります。

まさに、「鉄は熱いうちに打て」の喩えにある様に、幼児期の知識欲を喚起すべき時に、漢字教育を適切に行う意義は非常に大きいと考えます。

posted by at 22:09  | 塾長ブログ, 国語力ブログ
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