‘ 羅針塾 ’ の投稿記事一覧

小学校受験の動機付け

受験の時節到来で、大学受験を始め高校・中学・小学校と様々な段階での挑戦が始まっています。

戦後約70年六・三・三制が始まって以来の、いつの時代も変わらぬ風景ですが、受験に臨むためには、何よりも「何の為に」受験をするか、が大事です。特に、小学校受験では、子供さん達には、親御さんが理解力に応じて得心出来る様にしてあげる必要があります。

但し、

その為に、まずお親御さんが(基本的には母さん方)が「何の為に」受験をさせるのか、をしっかり認識しておかなければなりません。

ご両親と同世代の周囲の友人・知人達や、身内の子供達の祖父母や親類等、様々な提言・意見があることでしょう。どれも良かれと思っての助言です。

両親の意見が一致し、家族一丸で取り組める体制を作ることが出来れば一番です。

ところが、意外に難しいのが、両親の育った環境や教育に対する考え方の違いがある場合です。それは、父親と母親のそのまたご両親の考え方が反映されるからです。

幸いにも、日本のお母さん方は子供さん達の受験の決定権をお持ちの場合が殆どです。何故なら、子供が生誕し、授乳から始まり子育てのほぼ全てを担っているから、父親が口出し出来る場面は無いとも言えるからです。

事実上、お母さんが子供さんの受験を主導するのであれば、母子で受験を乗り越えていかなければなりません。

その為には、お母さんが「何の為に」受験をさせるのか、の動機について自問自答する必要があります。

 

・・・筆者は、様々なご家庭の事情や、お母さんの願いをお聞きして、より良く子供さんを導くためのヒントを差し上げることが出来れば、受験の成果を出すことができると考えます。

posted by at 13:28  | 塾長ブログ

冬期講習が始まります。

冬期講習前の面談。
皆様お忙しい中、本当にありがとうございました。

「とりあえず、スケジュールを組んで後で追加しますね。」と
言って下さる御家庭も多く嬉しい限りです。
今回のお楽しみ景品を塾生一人一人に聞き取り調査をしています。
助っ人君に準備してもらおう!と。

塾生さんたちは、勉強もさることながら
お楽しみ!に勝たなければと闘志メラメラ。
先生たちはニヤニヤと楽しみたいと思います。

一人一人が目標を持ち集中して学んでいく。
上級生の背中を下級生や幼児さんたちが追っかけていきます。
賑やかになりそうな冬期講習。
先生達も張り切っていきたいと思っています。

posted by at 17:53  | 学習塾・幼児教育

子供の成長を感じる時

「羅針塾に通塾して、短期間でこんなに変化するとはびっくりです。」
と御両親。
お母様はもちろんでしたが、優しいお父様
口に出さぬとも物凄く心配していらっしゃいました。

来年度の受験に向けて少しづつ準備をする段階で
心配なことを何度もお話しして頂きました。
私達が、もしかして・・・・と思うことをお伝えすると
「そーだったの!!!」と御両親ビックリ!!

毎回の通塾の中で「賢い子だな!!」と感じることが多々あり
これは塾生本人が理解すれば大変化するだろうとの確信がありました。

「本人が理解するように話しました。
理解するということはとても大切ですね。
子供がこの様に考えていたんだと。
夫婦で今後について色々と話すことが出来ました。
いいきっかけでした。感謝しています。」とお母様から。

塾生さんの大変身によって、他の塾生さんたちもビックリ!
お兄ちゃん、お姉ちゃんに負けない学びを毎回行っています。

「ハキハキ!元気!賢い子」

幼児期の学びは受験に合格するためだけの学びではないです。
面談時、どの御家族にもお話しいたします。
入学後にトップになるための学び。
しっかりと聞き、しっかりと観て、じっくりと考え、
なるほど!!理解していく為の学びです。

幼児期の貴重な時間の学びはその後の人生を左右すると考えています。
日々の成長は今後の基礎となると考えています。

寿福の美味しい和菓子!ありがとうございました。
あっという間に食べちゃう前にパチリ。
感謝申し上げます。

posted by at 17:52  | 学習塾・幼児教育

冬期講習に向けての面談が始まっています。

短い冬休みをメリハリつけて過ごすために。
冬期講習の面談を行っています。
保護者の皆様の御理解と御協力に感謝いたしております。

羅針塾の面談は、あまり堅苦しくなく
面白くケラケラと笑っている時間が長いように感じます。
一人一人の成長をお伝えすると
「家でもこのようになりました。」
「いつでも学校で褒められるんです。」と
お話ししてくださいます。
また、「こんなことがあったのですね。」
「知りませんでした。けれど嬉しいです。」と
見えないところでの成長をお伝えしていきます。

短い冬休みですが「賢く!」なるために
日々、前向きに取り組めるよう
お楽しみも色々と考えているところです。

美味しいプリン!ありがとうございました。
感謝申し上げます。

posted by at 19:35  | 学習塾・幼児教育

賢い子供にする親の力

様々な年代の子供さん達と接していると、その子の成長の為に家庭的な教育的背景が大きな力を持つことに氣づかされます。子供さんには、父母がありますが、そのまた父母、つまり父方・母方の祖父母があります。当然ですが、そのまた先祖となると、所謂(いわゆる)家系的に、子弟教育に対する熱意の濃淡が子供達にも投影されている様に思います。

子供の教育には、長い年月に亘る精神的・経済的な支援が必要です。歴史を振り返ると、日本人は他の民族と比較しても、子供を大事にするが故に、教育には熱心な民族といえます。日本が島国という恵まれた環境であり、地続きの国々と比べると、侵略される可能性は相対的に低いわけですから、長い年月に渡って、家系をつなぐことが出来ています。それ故に、言語も漢字は取り入れましたが、大和言葉を連綿とつないでいくことが出来ました。

有名な「最後の授業」(アルフォンス・ドーデの短編小説「月曜物語」の一編)には、国語を維持することの意義を示しています。

「最後の授業」のあらすじ(ウキペディアから引用https://ja.wikipedia.org/wiki/最後の授業

ある日、フランス領アルザス地方に住む学校嫌いのフランツ少年は、その日も村の小さな学校に遅刻する。彼はてっきり担任のアメル先生に叱られると思っていたが、意外なことに、先生は怒らず着席を穏やかに促した。気がつくと、今日は教室の後ろに元村長はじめ村の老人たちが正装して集まっている。教室の皆に向かい、先生は話しはじめる。

「私がここで、フランス語の授業をするのは、これが最後です。普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン領になり、ドイツ語しか教えてはいけないことになりました。これが、私のフランス語の、最後の授業です」。これを聞いたフランツ少年は激しい衝撃を受け、今日はいっそ学校をさぼろうかと考えていた自分を深く恥じる。

先生は「フランス語は世界でいちばん美しく、一番明晰な言葉です。そして、ある民族が奴隸となっても、その国語を保っている限り、牢獄の鍵を握っているようなものなのです」と語り、生徒も大人たちも、最後の授業に耳を傾ける。やがて終業を告げる教会の鐘の音が鳴った。それを聞いた先生は蒼白になり、黒板に「フランス万歳!」と大きく書いて「最後の授業」を終えた。

・・・筆者は、小学校の教科書で「最後の授業」を学び、子供心に戦争で負けると教科書や言葉も変わるのだ、と強烈な印象を持ったことを覚えています。

さて、子供の教育です。

私達のご先祖は、幾多の困難を乗り越えながら、私達に生命を繋ぎ、教育も繋いできています。親御さん方が、今ある自分の境遇を考え、親や祖父母、そのまた先のご先祖様方に想いを馳せると、自らの子供を如何により良く育てていかなければならないか、が見えてきます。

塾生に、分かる限り家系図を調べてみたら、自分のこれからの志を見つけることができると思います、と伝えたことがあります。

そうすると、何かを感じた塾生は早速取り組みました。夏休みの宿題の一環として、家系図を作成したり、親御さんに質問したり・・・すると、将来の目標として、四代目を継ぎたいという塾生もあらわれました。

やはり、自分のルーツ(root:根、〔~s〕(人などの)根っこ、出身、出自、祖先)の一端が分かると、自分も次に繋げていく存在であることに氣付かされます。

結局、これが子供さんの強く学びたいという動機付け(motivation:自発性、積極性、動機を与えること)になります。つまり、親御さん方自身が、御両親や御祖父母のことを理解し、尊敬することが、子供さんの学ぶ意欲を増す原動力になっていくのです。

 

posted by at 22:36  | 塾長ブログ, 国語力ブログ
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