‘ 羅針塾 ’ の投稿記事一覧

学び続ける力に体力は大事

土曜、日曜日と各小学校の運動会です。
日々の練習で塾生さん達も、超お疲れ。
少し休憩を挟んでからか学びに取り組む日々が
続いていました。

気力だけでは学ぶことはできません。
体力も大事。
心身共に健康でなければ学べません。
まして、受験勉強となると
しっかりと集中できる状態でなければ
机には向かえません。

習い事を多く取り組んでいる御家庭も多く
なかなか、思う通りに進まないことも。
時間が限られた学び。
何が最優先か?考えなくてはいけないと
思います。

「ハキハキ!元気!賢い子」

元気ではないと学べませんよ。
ゆっくりとする時間を作ってください。と
お話しして「そうですね。」と言ってもらえますが
実践には、なかなか程遠いです。
通わせることで満足をしていないか?
楽しければいいのか?
子供に何を求めているのか?
しっかりと見極めてもらえたらと
考えています。

家でゆっくりと過ごす時間がある子は
気持ちに余裕があり賢くなるスピードも
早いように思います。
それを実証している記事がありましたので
興味のある方は下記をクリックして
読んでみてください。

プレジレントオンライン
「東大生の幼児期”テレビは観ず、すぐ寝る”」https://president.jp/articles/-/28767

 

posted by at 16:39  | 学習塾・幼児教育

言葉の力は知能に直結

言葉の数が少ない子どもは知能が低いで紹介しました心理学者のポール・ショシャールの言葉「知能は言葉によってつくられる」は、正に至言(物事の本質を適切に言い表した言葉)です。言葉の数が同年輩より多い子供さんは、お話をしている時の目の輝きも明らかに活き活きとしています。言葉の意味合いが理解できると、大人の世界の話もすんなりと理解できますから、自然に興味を示し、結果として目の光が増してくるようです。

さて、「知能は言葉によってつくられる」石井勲先生の著作からの引用です。

●知能は言葉によってつくられる

まずは、こんな興味深いデータからご紹介しましょう。

小学生を対象に、知っている言葉の数(=語彙)と成績の関係を調 べたところ、一年生の段階で、成績上位の子どもの語彙が約 7000 語 だったのに対し、成績下位の子どもは約 2000 語と、何と三倍以上もの 差があることがわかったのです。そして、六年生でも、全体に語彙は 増えているものの、成績上位者と下位者とでは、やはり語彙に三倍以 上の格差があったといいます。

成績上位の子供ほど語彙が豊富

つまり、この結果は「知っている言葉が多い子どもほど成績もよい」 という傾向をはっきりと表しているわけです。

しかし、よくよく考えてみますと、これは少しも意外なことではありま せん。私たち人間は、言葉があってこそ、はじめて考えることができま す。そして、理解したり表現しようとしたりする内容が、高度に、また複雑になればなるほど、 その内容に見合った 豊かな語彙が必要に なってきます。

逆に言えば、知っ ている言葉が多けれ ば多いほど、一つの 事柄をより深く理解し たり、より豊かに表現したりすることが可能になるのです。

早い話、算数や社会、理科といった国語以外の科目でも、まず先生の話や教科書に書かれていることをしっかり理解する能力がなけ れば、いくら机に向かっていても、学習効果は上がりませんし、子ども の苦手な算数の文章問題は、数式を知っていても問題の内容を読み 取る力がなければ解けないのです。

そうした意味で、言葉の力というのは、あらゆる教科の基礎であり、 子どもの考える力、すなわち知能そのものに直結していると言っても よいでしょう。

また、ふだん、あまり意識することはありませんが、そうした知能の 土台となる人間の記憶自体も、見聞きしたことがそのまま残るのでは なく、一度頭の中で言葉に置き換えることで、はじめて知識として蓄 積されていくものです。

実際に、何人かの子どもに、黄色い縞模様のある蝶の標本を見せ、よく観察させた後、数時間してからたくさんの蝶の標本を前にして「さ っき見た蝶はどれ?」と尋ねてみます。すると「黄色」や「縞」という言 葉をすでに知っている子どもは、すぐに正しく指すことができるのに、 それらの言葉を知らない子どもは首を傾げてしまうといいます。

つまり、「この蝶は黄色い」とか「縞があるな」と認識できるのは、そ れらの特徴を頭の中で言葉に置き換えることができるからであって、 同じものを目にしていても、表現する言葉をもたないと、色も模様もは っきりと意識することができないのです。

「知能は幼児期に言葉によってつくられる」――これはフランスの 言語・心理学者ポール・ショシャールの言葉ですが、先に挙げた例か らも、言葉の豊かさ、すなわち語彙というものが子ども、特に脳の発達 期にある幼児の知的発育にどれだけ大きな意味をもっているかがお わかりいただけると思います。

・・・「言葉の力というのは、あらゆる教科の基礎であり、 子どもの考える力、すなわち知能そのものに直結している」、正にその通りですね。

私共は、幼児期でも力がある子供さんには辞書の活用の仕方を教えます。塾生は、小学校に上がれば国語辞典・漢字辞典を日常的に用います。

既に使い込まれた国語辞典

上記写真は、日頃の学びに活用(一年弱)している小学校2年生の国語辞典です。言葉の数(語彙)が日に日に増加していくのが分かる一つの証左です。

posted by at 08:25  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

基本の学びが結果となる時

羅針塾に通塾し出した時
「勉強は大嫌いだ!」
「勉強に自信がないからダメなんだ」と
言う子多々もいます。
どうして出来ないんだろう。
親も悩んでいますが、一番困っているのは子供達。
何が?どこが?を見直していきます。

基本基礎を徹底して
丁寧に取り組むうちに
「アレッ?変わったね。」
「よく理解しているね。」と
成長が見えだすと・・・
少しづつ、表情が変わり
話す言葉が変化していき、
一つ一つを理解していくスピードが
早くなり、難易度の高い問題を
投げ出さずに解いていくことが
できるようになります。

少しづつできるようになるまでは
辛抱・辛抱の日々です。
しかし、あっ!面白いとなると
パアーッと視界がひらけ
観ていく世界が変化していくように
感じます。

「ハキハキ!元気!賢い子」

一つの空間、異学年で学ぶ羅針塾には
毎回、笑いが絶えません。
賑やかなのですが、集中しています。
なんで〜。。。
上級生の背中を見て
幼児さんの集中力に抜かれないようにと
頑張って取り組んでいます。
一人一人がペースを崩さずに
居場所を見つけていくように
コツコツと過ごしています。
わからないことは恥ずかしいことではなく
何度も何度も出来るまでやってみればいい。
一人一人がこんな感じです。
だからこそ、諦めずに解き
賢い子へと成長しているのではないかと
考えています。

幼児さんの作品、ほんの一部です。
時間内に大作を作り上げました。
途中「あっ!」と思いついて作り直し。
いい作品です。
考えながら創りだしました。
考えて思いつくひらめきの瞬間を
大事にしてあげたいと考えています。

posted by at 20:35  | 学習塾・幼児教育

小学校プログラミング教育必修化

2020年、ついにプログラミング教育が小学校で必修化されます。その必修化の意味合いについて様々議論が起きています。

「小学校プログラミング教育必修化に向けて」(https://miraino-manabi.jp/assets/data/info/miraino-manabi_leaflet_2018.pdf)には、

プログラミング教育が必修化された背景

2020年度から、すべての小学校においてプログラミング教育が必修化されます。ここで重要なことは、「なぜプログラミング教育を必修化したのか」という点です。

我が国の競争力を左右するのは何か。それは「IT力」です。ヨーロッパでは、「IT力」が、若者が労働市場に入るために必要不可欠な要素であると認識されています。現に、90%の職業が、少なくとも基礎的なITスキルを必要としていると言われており、多くの国や地域が学校教育のカリキュラムの一環としてプログラミングを導入しています。

一方で日本では、2020年までに37万人ものIT人材が不足すると言われています。今後、国際社会において「IT力」をめぐる競争が激化することが予測され、子供の頃から「IT力」を育成して裾野を広げておかなければ勝ち抜くことはできません。そのような思いから、小学校におけるプログラミング教育の必修化は実現されたのです。

・・・文部科学省、総務省、経済産業省が支援する「未来の学びコンソーシアム」には縷縷(るる)説明がされています。小学校での英語必修化に加え、プログラミング教育の必修化は、子供さん達の学びにどのような影響与えていくのか心配なところです。

一方、以下のような考えを述べられている先生もいらっしゃいます。産経新聞「正論」(2019.5.16)からの引用です。

プログラムが「不要」になる時代 同志社大学理工学部教授・三木光範

 

コンピューターはプログラムで動作する。しかしプログラムが書ける人は不足している。そこで、日本は小学校でのプログラミング教育の必修化などと言っているが、世界は急速に発達し、すでにIT業界ではプログラムを書かないで高度なコンピューターシステムを作る動きが進んでいる。

≪ネジや電池を使うように≫

 それはプログラムレスやノンプログラミングという概念である。優秀な人が過去に製作し、多くの人が使用して改良され、評価が高いモジュールや関数、すなわちプログラムの部品を基に、それらを組み合わせるだけで、誰でも簡単に高度なプログラムが製作できる時代になってきた。

 たとえば、パソコンで使用するマイクロソフトのエクセルという表計算ソフトウエア。多くの人は名簿や帳簿などにしか使っていないが、複雑な統計処理、回帰分析を使う未来予測、ローンの元利均等返済計算から投資の内部利益率を求める計算、最適化問題の解法まで、500近くの関数が用意されている。

 また、最近流行のプログラミング言語であるパイソン(Python)では見やすいウェブページを簡単に作ることや、機械学習のモジュールなど、多くのプログラムの部品が提供されている。

 インターネット上では、多くのことがサービスとして提供されている。会計処理や資産管理サービス、電子商取引などのインターネット販売サービス、災害シミュレーションなどの科学技術計算、信頼できる取引を行うブロックチェーン、農地の各地点での温度・日照時間・水分・肥料の管理などを行うIoT(モノがインターネットに繋(つな)がる)のサービスなど、人が仕事をする上で必要となる多くの作業がインターネット上で提供され、それらの作業を組み合わせるだけで、ほとんどのコンピューターシステムが完成する。

 すなわち、プログラムの部品を組み合わせ、クラウド上のサービスを組み合わせるだけで新たなコンピューターシステムが完成する。これは、パソコンが部品の組み立てだけで完成することと同じである。ネジや電池のように、ソフトウエアも人類の産物が部品となって、誰でもどこでも使えるようになり、世界中で多くの人に利用され、安価で信頼性があり、業務量の増減に柔軟に対応できる。

≪そこで必要な能力は何か≫

 このため、これからの社会で必要なコンピュータースキルとは、システムの目的を明確化し、その目的達成のための手段の選択と組み合わせの多様なデザイン案を、わかりやすい企画書にまとめる能力である。

 木工製作でたとえるなら、小学校や中学校で学ぶべきものはノコギリやカンナの使い方ではなく、自分が作りたいモノは何なのか、何のためにそれを作るのか、どんな道具が必要なのか、そして協力して考える能力と経験だろう。それが明確になり、興味が湧けばノコギリを使いたくなる。ノコギリの使い方はその時に覚えるのが効果的だ。ホームセンターで木材を切断してくれるサービスを利用するのもいいだろう。

 もちろん、今までにない部品やサービスを作るときには高度なプログラミング技術が必要だ。しかしそれは特別なプログラミング技術を持った少数精鋭のプログラマーがいればよい。一般的なシステムを作るなら今後はますますプログラミングは不要となり、インターネットさえ繋がれば大抵のサービスは簡単に、安価に手に入る。コンピューター自身も、そのプログラムも一般の人には見えなくなり、ある機能を持つサービスだけが存在するのだ。

≪新たな環境に挑む意欲≫

 一方、ネットワークが繋がらなくなるとシステムに致命的な支障が出る場合や、ネットワーク経由では自動運転のように反応が遅すぎる場合には、機器に搭載された部品そのものが特定のサービスを提供するようになる。

 ここでも、プログラミングは不要であり、電子基板そのものが特定の機能を持つため、周辺機器と接続するだけで高度なシステムが完成する。

 人工知能(AI)はプログラミングの自動化も推進する。定型的なプログラミングはすでに関数やサービスになっているが、高度な画像認識や人が話す言葉を理解させる仕事もAIに任せるのが良い。もちろん、AIを使うと言ってもクラウド上の各社のAIサービスを利用するだけだ。

 コンピューターのプログラムほど、世界の人類の産物をうまく利用できるものはないだろう。鉄砲や蒸気機関車がポルトガルやイギリスで製造され、日本に到着するには1年ほどの日数がかかり、それを使いこなすには数年の日数が必要だった。

 しかし、コンピュータープログラムは、一瞬で世界を駆け巡り、理解が早い人なら1カ月ほどでそれらを使いこなすだろう。必要なのはプログラミング能力ではなく、新たな環境にチャレンジする意欲である。(みき みつのり)

・・・プログラミング教育が小学校で必修化される意味合いについて疑問を持っている筆者にとって、成る程なあ、と思わせてくれる論です。今ここでプログラミング教育を小学校で必修化するのは、世界の潮流からすると周回遅れのように感じていたからです。

この論者は「これからの社会で必要なコンピュータースキルとは、システムの目的を明確化し、その目的達成のための手段の選択と組み合わせの多様なデザイン案を、わかりやすい企画書にまとめる能力」であると断じています。

また、「プログラムレスやノンプログラミングという概念」にも触れ、「特別なプログラミング技術を持った少数精鋭のプログラマー」は常に求められるが、一般的なプログラマーは必要ない時代に入ってきていることも示しています。

結局、「必要なのはプログラミング能力ではなく、新たな環境にチャレンジする意欲である」とまとめておられます。

いつの時代も大きな変化の波は起きますが、その変化に柔軟に対応できる力は、単なる知識や技能だけではなく、挑戦する意欲であることは今更言うまでもないことです。従って、小学校教育の要諦は、創意工夫をしながら前向きに物事を捉え、自ら目標を設定し、それに向けて精進する力を身につけさせることではないでしょうか。

夜に輝く護衛艦157

posted by at 08:43  | 塾長ブログ

インプットとアウトプット

大学入試改革や教育改革によって、様々なことを
掲げている教育・塾業界。

羅針塾では何が必要なんだろう。

塾生を観ていて考えていました。
一人一人にかけているものは何か?
「伝える力」
アウトプットするということが欠けていると
考えています。
日頃、様々な形で取り組んできましたが
塾生達は
「何を?」「何が?」「今日は?」
「これからは?」が伝えられない子が多い。
ハードルを下げて聞くことにも徹底しています。
塾生達の能力が低いのではなく
学校での学び方や、日々の生活のオーバーワーク化に
よるものも影響が大きいと思っています。

通塾時間内、問題を取り組むことはできる。
とりあえずのインプットすることはできるのです。
しかし、これが理解を深め次の学びに結びついているかは疑問。
「どうして?」の言葉に自分自身の思いは伝えられない。
この力を磨かなければと痛感しています。
どのように?は羅針塾の学びの中で一人一人の
力を見極め、力を伸ばすようにさらに取り組んでいきたい
と思っています。

「ハキハキ!元気!賢い子」

学びの一番最初の段階である
幼児さん達の学びのカリキュラムを変えて取り組んでいます。
この成果は驚くものです。
なるほど!やっぱり!と思うことばかり。
だからこそ、幼い時からの正しい学びは必要。
そして、その後の学びでも
同じように丁寧に取り組むことも大事です。
小学生までの間は、沢山の取り組みができます。
小学生の間にその先の学びの土台を磨くことは
大事だと考えます。
賢い子は考え思いを伝えて
また考えていきます。

posted by at 14:42  | 学習塾・幼児教育
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