‘ 羅針塾 ’ の投稿記事一覧

冬期講習が始まりました。

冬期講習が始まり早、4日目です。
朝から賑やかな声が響き渡ります。
お楽しみの時間は時に賑やかですね。
今回はご褒美もありますよ。

国語力を高める。
考える力をつける。
丁寧にじっくりと取り組む。

一人一人に目標も持たせて
課題を取り組ませています。
三学期に飛躍できるように準備を
しています。

幼児さんに取り組ませる内容も
しっかりと力がつくようにと考えています。
読むこと。聞き取ること。伝えること。
しっかりと自分自身の言葉で
思いを伝えることができるように。
幼児さんから小学生へのステップを
一つづつ丁寧に積み上げています。

「ハキハキ!元気!賢い子」

今日はクリスマスイブ。
流れる音楽もクリスマスバージョンです。
そんな中、みんな頭をひねりながら
取り組んでいます。

先生達に素敵なクリスマスカードが届きました。
皆さんが「いいクリスマス」になりますように。

posted by at 16:09  | 学習塾・幼児教育

国語教育と辞書

国語辞典や漢字辞典などを日常的に引いていると、言葉や文字に対する感度が鋭くなります。塾生には意味のわからない言葉や漢字、自分の口で説明できないものは、辞書を引いて音読し、ノートに記すよう指導しています。

ある塾生(小1)が、「消息」を調べ、ノートに「便り」とだけ記しています。そこで、質問。

「便りとはどんな意味?」

「ん〜ん。」

「自分で説明できないなら、もう一度調べてみたら。」

素直に再度辞書を引き、「知らせ。あることのようすや成り行き。」とノートに記しました。

意味調べをするのは、低学年の子供にとってとても大事な学びの機会です。更に、漢字の読みが分からない時には、漢字辞典で調べます。国語辞典や漢字辞典を両方とも使いこなすことが出来るようになると、子供さんの語彙力は飛躍的に上がり始めます。

 

さて、石井勲先生著作「0歳から始める脳内開発ー石井式漢字教育」の「第四章 「漢字を教えない」のが漢字教育の基本」に、「『智慧』のある子に育てよう」という項目があります。引用してご紹介します。

「智慧」のある子に育てよう

「知」という字がありますが、口と矢でつくられています。「矢」は速い ことを意味するもので、昔は矢より速いものはなかったのです。光陰矢 の如しといったように、矢のように速いという形容が、昔からよく使われ ています。口から早く答えが出てくるということは、頭にその知識が十分 にあるということを示しているわけです。

」というものは、私たちの頭に入っている知識を総称した字なので す。しかし、この「知」の働きというものは、磨けばもっと偉大な働きをし ます。この「知」を磨いて、それ以上のものになったときに「」という字 になります。遂に、この「知」が使われないでいると、その機能が衰えて きます。その状態が「」です。つまり、これらは元は一つの言葉で、知、 智、痴の三つがなければ不完全なのです。ところが国語審議会は、当 用漢字を制定するときに「智」の字を削ってしまったのです。

「知」のある人間のことを知者といいます。言葉として知者といえば知 者智者痴者と三つが考えられるわけです。しかし、当用漢字が制定 された昭和22年以後、この智者という言葉はなくなってしまったのです。 ですから、今の日本には智者がいないのです。たとえいたとしても、そ れを表現することができません。漢字がなくなると正しい表現ができな くなるわけです。このように漢字というのは重要な働きをするのです。

教育は、知識を増やすのが目的ではありません。常用漢字の中には 「智」という字はないけれど、「智慧」というのは本当はこの字でなければならないのです。知識としてはないけれども、ものを解決する能力、 それが「智慧」です。そこへもって行かなければならないのですが、学 カテストとか入学試験は、知識だけを問題にしています。いかに知識の 多い人間を採用するかというのが、今の学校側の姿勢です。

知識というものは、頭の中に入れておく必要はありません。それを取 り出す方法さえ知っていればいいのです。いくら頭がよくても、詰め込 む知識には限界があります。機械的に知識を詰め込んでも、正確に簡 単にそれが引き出せなければ、何の意味もありません。

今は、智慧のある人がいないから、世の中がおかしくなっているので す。頼るのは知識ばかりで、知識を生かす方法、つまり智慧がないの です。

そもそも、現代の教育は、小学校から大学に至るまで詰め込み式に 知識を植えつけるだけです。ようやく知識偏重教育の弊害に気づいた のか、就職試験の際に、学歴を問わないとか、面接を重視するというと ころも出てきました。会社にとって大事なのは、知識の多い人間より智 慧のある人間です。

ポイント:「書く」ことは自分の思いを表現することなのですから、少なく とも小学校の中、高学年になってからやればいいのです。作文 教育も、小学校一年生からやるなどということは本当に無意味で す。

・・・「智慧」とは、「事の道理や筋道をわきまえ、正しく判断する心の働き。事に当たって適切に判断し、処置する能力。」

また、仏教的な意味合いでは、「空など仏教の真理に即して、正しく物事を認識し判断する能力。これによって執着や愛憎などの煩悩を消滅させることが出来る。六波羅蜜の一つ。般若。」

更に、哲学的には、「単なる学問的な知識や頭の良さではなく、人生経験や人格の完成を俟って初めて得られる人生の目的・物事の根本の相に関わる深い知識。叡智。ソフィア。」

とあります。

塾生それぞれの個性を見定めて、少しでも「智恵」を深めてもらえたらと念じつつ接している毎日です。

posted by at 08:35  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

家庭教育の重要性

「動機付け」について、塾生のお母様方とお話しする機会を先日設けました。何より、家庭教育の要はお母様ですから、子供さんの教育に熱意をお持ちの方々ばかりです。ご多用中にも関わらず約二時間お付き合い願い、感謝申し上げます。

さて、石井勲先生著作「0歳から始める脳内開発ー石井式漢字教育」の「第四章 「漢字を教えない」のが漢字教育の基本」に、「家庭教育の重要性」という項目があります。引用してご紹介します。

家庭教育の重要性

家庭教育というものは、夫婦が同じ方向で子どもを育てようとしない 限りうまくいきません。どんな子どもに育てるのか、どんな教育をするの か、しっかりと話し合うことが必要です。

できれば、子どもが生まれる前から夫婦で相談しておくことが大切で す。夫婦の一番大きな仕事というのは、子育てだからです。

いくら父親が外で働いているといっても、わが子を立派に育てる責任 は、母親と半分ずつ持たなくてはなりません。よく話し合って、両親が 納得した上で育てることが大切です。

どんなに忙しい父親でも、子どもの教育というのは楽しいはずです。 子どもと遊ぶということは気分転換にもなります。

そういう意味では、父親の役割も非常に大きいのです。無関心であ っては困るし、ましてや子どもの教育に対する考え方が母親と反対とい うのでは困ります。

教育の「教」という字の右側には「父」という文字が使われています。 昔は、父親は外に働きに行くのではなく、家の中で仕事をしていました。 子どもは、父親の仕事を見て育ちました。そして父親のやり方の真似を します。真似をすることを、日本では「真似ぶ」といいました。

この「真似ぶ」という言葉が「学ぶ」に変化したのです。今使われてい る「学ぶ」とは少しニュアンスが違って、本来は真似ることを意味してい ます。では、誰の真似をするのかというと、父親です。真似をしたときに、 指導助言をするのが父親の仕事です。

「そういうときにはこうするんだよ。それじゃ手を切ってしまう……。こ ういうように持ってやれば怪我をしないんだよ」

これが“教える”ということなのです。

教育の本質は父と子が交わることです。一緒にいることが教育の原 点なのです。そして子どもが自主的に父の真似をする、これが学問の 「学」の始まりです。学ぶときには、当然のことながら父親が指導助言し ます。それが独立して「教」という字になるのです。漢字の成り立ちから 調べていくと、「教」という字と「学」はまったく同じなのです。

ポイント:テレビで育った子どもには、自分で自分の世界、つまり煩わし くない自分一人の世界に閉じこもってしまい、言葉が吸収されな くなっているケースが多く見られます。たくさんの言葉が頭に入 らないから頭脳が発達しません。いろいろな言葉を使って体験 を頭の中に認識できないと、智慧というものは蓄積されないわけ です。

・・・毎日忙しく日常の為すべき事をこなされているお母さん。同様に多くは外で一所懸命に働かれているお父さん。それぞれ子供さんの成長を何より楽しみにしています。

以下の写真は塾生が自作した作品。昨日お披露目。「おーっ」と思わず声が出る作品です。作った本人の身長を超える、大胆で個性的な「にゃんこだるま」です。日頃から、塾生の創作意欲を引き出しておられるお父さんの支援で完成しました。まさに「教育の本質は父と子が交わることです。一緒にいることが教育の原 点なのです。」を体現する作品です。

posted by at 08:16  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

冬期講習保護者面談が終わりました。

冬期講習前の保護者面談が終わりました。
「毎回、何を話そうか?楽しみにしています。」と
言って下さるお母様達が・・・
先生達も実は楽しみにしています。

成績を観て比べてあーだ、こーだとは言いません。
これからどうする?どうしたい?
何に興味があるか?何が不安?何が心配?
一つ一つ小さな事を詳細に聞いていきます。

塾生さん御家族がハッピーになるように。
いろんな角度から観て考えて。
より良い方向に向かえたらと思っています。

「ハキハキ!元気!賢い子」

この面談で塾生一人一人に何を取り組ませるか?
決めていきます。
話の内容や、受験生のご両親の熱意など・・・
何を求められているのか。
最善な方法で一人一人を学ばせていきたいと
考えています。

posted by at 17:31  | 学習塾・幼児教育

平成30年度 母親セミナーを終えて

師走の忙しい中、本当に沢山のお母様方に集まっていただき
ありがとうございまいした。
おばあちゃまの参加もあり、塾生達への教育熱心な熱い思いを
感じ取ることができました。

駆け足でお話しした今の教育現状
そして、子供を賢くする為に
どのように動機付けをするか?
塾長に多方面から話してもらいました。

動機付けのきっかけは沢山あり
日々実践していくことが大事です。
広い視野を持たせる為にも
広い考えが必要。
その為にどうするか?
どのような言葉掛けをしていくか?
親の姿勢一つ、言葉掛け一つだと思います。

今回の「母親セミナー」スピンオフを
必ず行いますね。
今回の資料大事ですよ!!

「ハキハキ!元気!賢い子」

今日は話してね。緊張しいの私にも振られました。
本当はもっと詳細にもっと伝えたいことがあるのですが
少しづつですね。
実際に子供達がその年齢、その学年にならないと
分からないことも沢山あります。

その為にもしっかりと情報を収集して
先生達も準備していきます。
「賢い子」を育てる為に。
手間をおしまず、丁寧に取り組んでいきます。

posted by at 11:35  | 学習塾・幼児教育
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