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親も一緒になって楽しむ教育

0 歳から始める脳内開発」(石井勲先生著書)という表題は、平成9(1997)年出版当時、流行した言葉ですが、いつの時代も変わらない日本人の子供さんをよりよく育てたいという教育熱を表しています。

食べるのに汲々としていた時代は、親が子供さんと共に学んだり、家庭教育に関わることはなかなか出来ません。現在では、年間の祝祭日など暦の上での休日が増え、職場や学校での週休2日などで、親御さんが子供さんと接する機会が増えています。

その意味では、親も一緒になって楽しむ教育という観点からみると様々なヒントが有りそうです。

石井勲先生著作「0歳から始める脳内開発ー石井式漢字教育」の「プロローグ 「まえがき」にかえて」に、「親も一緒になって楽しむことこそ真の教育」という項目があります。引用してご紹介します。

親も一緒になって楽しむことこそ真の教育

 詰め込み式に漢字を学習させられた私たち大人にとって、漢字には いいイメージがありません。漢字の書き取り試験のための勉強は苦痛 でした。大人になって試験から解放されて初めて、漢字は楽しいという ことに気づく人も多いと思います。

 ある出版社の編集者に聞いたのですが、ビジネスマン向けに漢字の 本を出版したら 10 万部をこえるベストセラーになったそうです。また、こ の出版社では、やはりビジネスマン向けに『数学がわかる本』とか『数学 オンチのための微分と積分』という本を出したら、これも 10 万部を超え る売れ行きだそうです。

漢字も数学も試験があるから嫌いになってしまうのです。しかし、本 当は漢字や数学の面白さを知っているのです。ですから大人になって、 ちょっとややこしい漢字や面白い漢字に出会うと新鮮に感じられるので す。微分や積分の本が売れるのも同じ理由でしょう。今さら微分や積分 を知ったからといって、仕事には何の役にも立ちません。昇格試験に 出題されるわけでもありません。でも微分や積分の面白さはわかって いるのです。

現在の小学校で行われている漢字教育では、漢字を好きになること はできません。100 人の子どもに聞けば、ほとんどが嫌いだと言います。 たぶん好きだと言う子どもはいないでしょう。原因は一つです。漢字を 書かせているからです。書くことにエネルギーをとられてしまい、漢字が読めることの楽しみを実感できないから好きになれないのです。 テレビで育った世代のお父さんやお母さんは、自分たちもあまり本を 読まないから、漢字は不得手だという方も多いでしょう。生活の中でこ れだけ漢字に囲まれていますから、多少の漢字コンプレックスもあるの ではないでしょうか。そんなときに、自分も子どもと一緒になって漢字教育を始めるのは楽しいことです。

この本の後半に出てきますが、漢字の成り立ちを知ること、“かんむり”や“へん”の持つ意味を知って漢字を見ると、面白くなってきます。親も興味を持って漢字と接し、その気持ちを子どもに伝えながら一緒に 学習して行くと、子どもの漢字への興味もわいてきます。自分でその喜 びを知ろうとします。文字の形を見て推理する能力も養われてくるので す。

 漢字を覚えて読書の喜びを知った子どもは、自分で解決しようとする 能力や自主性が育っていくのです。自分で考えるよいトレーニングにも なります。そのためには漢字は早くから読めたほうがいいのです。

私はこの本を通じて、親と子が一緒になって楽しく漢字を学んで欲し いと思っています。

漢字は読むものであり、遊びであると思えば、今までの漢字に対す るイメージがまったく違うものになってくるのではないでしょうか。

・・・多くの親御さん達は、ご自分の子供の頃を思い出すと、同じ漢字を漢字練習帳に繰り返し書く様に指導されてきています。筆者も、親の忠告をきかず日中は遊び呆けてしまい、寝る頃になって思い出し、学校の漢字の宿題を泣きながらしていた遠い記憶があります。当然、書き順などは等閑視。漢字熟語の意味合いなど考えもせずに、帳面(ノート)の頁(ページ)を埋めることだけに集中していました。

今振り返ると、それも決して無駄では無いのですが、石井先生が言われる様に、その労力を楽しい読書に振り向けていれば、より楽しい小学生時代であったろうと思います。

現在でも、小学生の塾生全員に学校からの宿題を問うと、「漢字〇〇ページです」と答えが返ってきます。もう少し学校の先生方に漢字の宿題の出し方を工夫して欲しいものですが、おそらく先生ご自身の経験を基にして、十年一日の如く宿題を出し続けているのでしょう。

当塾では、子供さんの理解力や習熟度に応じて、国語辞典や漢字辞典を活用しつつ、工夫しながら漢字や熟語の語彙を増やしていきたいと考えています。

posted by at 10:00  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

漢字を教えてはいけない

幼児教育に於いて「多芸は無芸」に通じる、と喝破された石井勲先生。→「漢字は学問の基礎である」(https://rashinjyuku.com/wp/post-1615/

筆者も常日頃考えていることをズバリ指摘されています。つまり、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」的な考えで、様々な幼児教育を子供に同時並行的に受けさせることの愚、についてです。成人で体力も忍耐力もある人ならばともかく、幼い子供さんは体力も忍耐力もこれからつけていこうという時期です。植物に例えると、やっと双葉が開き、根も浅くしか土に伸ばしていない段階。1週間のほとんどを習い事に通っているという幼児さんもいます。これでは、風に晒される双葉のように、体力も気力も萎えてしまいます。

石井勲先生著作「0歳から始める脳内開発ー石井式漢字教育」の「プロローグ 「まえがき」にかえて」に、「漢字を教えてはいけない」という項目があります。カール・ヴィッテの教育法に通じる強い信念を持つことの大事さを教えてくれます。引用してご紹介します。

漢字を教えてはいけない

子どもに漢字教育をするというと、つい勘違いしがちなことは、「漢字 で教える」ということと「漢字を教える」ということがまったく別なのだとい うことに気づかないで、あくまでも教え込んでしまっているということで す。

 私は「漢字」と「漢字」ということを厳密に区別しているのですが、 漢字教育というと、どうしても「漢字を」教えてしまうケースが多いのです。 しかも、悪いことに、子どもがどれくらいわかったかを“書かせる”ことに よってチェックしてしまいがちなのです。

しかし、漢字を覚えさせることが目的となったり、書かせたりすること はまったく無意味です。鉛筆もまだろくに持てない幼児に「旗」などとい う字を書かせることには無理があります。無理なことは苦痛になります から、結局、身につかないのです。それどころか、無理に漢字を教える から漢字嫌いになってしまうのです。

 私が提唱している石井式漢字教育では、次の三つを基本理念として います。

一、漢字を教えてはいけない

一、漢字をどれだけ覚えたか、テストをしてはいけない

一、漢字を書かせてはいけない

漢字教育をする場合、子どもに漢字を書かせる必要はまったくありません。ないどころか、漢字を書く能力は幼児の才能開発にとって何のプラスにもなりません。小学校に入ってからでも、漢字を書き取る能力 はほとんど必要ないのです。

極端なことを言うようですが、小学校に入って、もし書き取りの試験で 悪い点を取ってきても、叱る必要はまったくありません。むろん、わざわ ざ漢字で零点をとってきた子どもの頭をなでてやる必要はありませんが、 叱ったり、復習させる必要はないということです。

 漢字のテストでいい点を取ることと、子どもの脳を活性化させることと は少しも関係ありません。漢字は読めさえすればいいのです。漢字が 読めるようになると、親が放っておいても本を読むようになります。そう すると、幼児の脳は活発に動き始めるのです。

現に、私は息子が小学生になって書き取りの宿題を出されて帰って きても、息子には一切やらせませんでした。書き取りをやって、それが できるようになったからといって頭がよくなるはずがないと確信していた からです。

一時間も二時間もかけて漢字の書き取りをさせるくらいなら、本を読 ませたほうがはるかにいいのです。今だから言えることですが、息子の 代わりに、私が宿題の書き取りをしたこともあるほどです。わざと子ども の字を真似てヘタに書いてやったものです。そこまでしなくても……と 思われるかもしれませんが、それほど、子どもにとって漢字を書かせる ことは無意味だと考えていたからです。

 

・・・カール・ヴィッテの父が「我々は子供を社会に送り出すにあたって、出来るだけハンディキャップを少なくしてやる義務がある」との信念で、叡智の限りを尽くし子供を教育したことに通じるものがあります。https://rashinjyuku.com/wp/post-951/

一般的に、日本人は自分だけが突出して物事を行うということはありません。農事暦に基づき、段取りを考えていく米作農民の様に、季節ごとに為すべきことを為すことで収穫ができる歴史を重ねてきていることも背景にあるのでしょうか。基本的に周囲の人と横並びにすることで摩擦を回避する傾向が強い。子供さんの教育も然り。

自分の信念で、子供の教育を計画的に行うというよりも、Aさんは何々、Bさんはこれこれ、という情報を入れつつ、我が子の教育を考える、というのが普通の様です。つまり、他人さんの例(成功例、失敗例)を横目に見つつ、試行錯誤して行く。

子供の教育は、必要不可欠なことを徹底して学ばせるということに尽きる様です。

 

posted by at 08:47  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

漢字は学問の基礎である

長崎市五島町にある学習塾・幼児教室 羅針塾 https://rashinjyuku.com/wp では、塾生が日々国語辞典や漢字辞典などの辞書を活用しています。言葉の意味合いをしっかり理解すると、話したり本を読んだりするのが楽しくなります。

石井勲先生著作「0歳から始める脳内開発ー石井式漢字教育」の「第5章お父さんとお母さんのための漢字の常識」に、「漢字は学問の基礎である」という項目があります。非常に示唆的であるので、引用してご紹介いたします。

漢字は学問の基礎である

漢字というものは本当に素晴らしいもので、あらゆる学問の基礎、日 本人にとっては基礎中の基礎なのです。この力を伸ばして、より多くの ものを身につけさせてやるということが、教育でいちばん重要なことで す。

子どもには自ら進んで学ぼうとする本能があるから、それを正しく伸 ばしてやり、自ら求めさせるような環境をつくって、いたずらに詰め込ん で口を開けて待つような子どもに育てないでいただきたいのです。

今の幼児教育は、あまりにもいろんなことをやり過ぎます。欲を出さ なくていいのです。あれもこれもできるということは、何もかもいい加減 にしかできないという欠陥を、当然秘めているわけです。昔から「多芸 は無芸」といいます。何もかもできるということは、何もできないというこ とに通じます。

一芸に秀でていればいいのではないですか。その一芸の、いちば ん基本になるものは何でしょうか? それは、まず読解力を養うことで す。読解力を養うためには、その基本である漢字を身につけねばなり ません。これさえやれば、どんな道でも自然に開かれていきます。

幼児に対する漢字教育は、詰め込み教育であってはいけません。そ ういうやり方をすると、最初は興味を持っても間もなくそっぽを向くように なります。そうなるともう伸びなくなります。子どもは自分で知りたがっているということを、いつも念頭に入れておいてください。

子どもが持っている“目分から求める”能力を生かすようにしないと、 子どもは親から指示されなければ何も考えようともしないし、学ぼうとも しなくなります。まして自分の頭を使って、新分野を開拓する気持ちは起きるはずがありません。

今の教育は、子どもたちが本来持っているヤル気の芽を摘むようなやり方です。

私の漢字教育の基本は、「漢字で教える」ことです。大人が「漢字を使う」ことです。大人が使ってみせることで、かたわらで聞いている子ど もの言語生活が豊かになっていくのです。

いちばん必要な能力は、本を読む力です。楽々と読むのと苦労して 読むのでは、一生の間に大変な違いが出てきます。子どものときから 本を読めるようにする、本に興味を持たせるためには、幼児期からの漢 字教育は不可欠です。

小学校から漢字を学ばせる――これが常識になっている今日の教 育者の認識では、まったく理解におよばないでしょう。しかし幼児期か らやればどんな子どもだって容易に本が読めるようになります。ところ が大事な幼児期を無為に過ごして、小学校へ入ってから始めるので、 苦労しても身につかないだけなのです。

筆者は、幼児期に母親と一緒に市場に買い物に行くのが楽しみでした。今では日常の買い物に「市場」に行くことはほとんど無いのが現状ですが、当時は市場への往復や市場の中にも様々な漢字が溢れていました。看板や商品の表示など、漢字表記ですから、目に入る漢字は全て母親に尋ねたものです。漢字の熟語もあれば、送り仮名のついた漢字もあります。その都度都度、丁寧に説明してくれました。おそらく、子供が一つ一つ尋ねることと、それに応えることを母親は楽しんでいたのでしょう。毎日毎日、ほぼ同じ道を歩くわけですし、また他の用事で違う町に行くと、さらに様々な漢字が出てきます。これを繰り返す事で、自然に様々な漢字を読めるようになりました。一つの漢字を読めると、もっと知りたいという自然な欲求が出てきます。また、人名にも様々な漢字が用いられていますから、母親の側で日常を過ごしていると、同様にその都度尋ねます。音読み訓読みの違いもすんなりと入ってきていますから、小学校に上がっても授業が易しすぎて詰まらないと感じた思いがあります。結果、人名漢字も同じ年齢の子と比較して読めた記憶があります。

引用した石井先生のお話は、経験上首肯できることが多々有ります。時代が違うと言われればそれまでですが、街中にある看板や様々な表示は、随分漢字が減ってきています。アルファベットや漢字仮名交じりが当たり前のような状態です。

従って、幼児期の語彙力をいかに増やしていくか。漢字の学びをどのようにしていくか。親御さんの創意工夫が必要です。

 

 

posted by at 10:15  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

制服の合服

長崎市五島町にある学習塾・幼児教室 羅針塾です。
https://rashinjyuku.com/wp

制服の移行期間となり羅針塾の塾生さんたちも
合服となってきました。
まだまだ昼間は暑い。
塾に着く頃には、顔は真っ赤!汗だくだくです。
しかし・・・夕方帰ることは寒いんですよね。
気温差がある毎日、体調管理には十分に気をつけて欲しいなあと
思います。

二学期も半ばを過ぎ試験が始まってきました。
塾生さんたちもテストを持ってきてくれています。
日々の学びを理解し、予習・復習のサイクルが上手くいくと
満点!となりますね。

「ハキハキ!元気!賢い子」

難しい問題もよく考えて解くようになってきました。
調べたり、見返したりと質問の前に
まず確認!が早くなりました。
一人一人が成長している秋。
これから寒くなり二学期が終わる時
賢いキラッと塾生さんたちの顔を見ることが
できそうです。

秋の味覚!銀杏です。

posted by at 12:06  | 学習塾・幼児教育

第26回 羅針塾学習塾親子セミナーを終えて

長崎市五島町にある学習塾・幼児教室 羅針塾学習塾です。
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今回は、〜自分を知る〜というテーマで学びました。
どうでしたか?意外と知らないことが多いですよね。
自分自身、家族のことを知るって本当に大事なことだと思います。

「お知らせ」

平成27年12月から始めた親子セミナー
羅針塾学習塾の先生たちは
「子供を賢くするために、親が学ぶ姿勢を見せよう!」
考えて毎月取り組んできました。

ここ最近の動向と、羅針塾学習塾が目指す
「観て、聴いて、親子で考える。」
この学びを一通り行いましたので、一旦今回にて終了と致します。

また、機会があれば考えて行っていきます。
全ての学びが「核」になる。
無駄な学びはない。です。

親子セミナーで学んだことが
少しでも親子間のコミュニケーションに
未来の学びにお役に立てていたら嬉しく思います。

講師 第12期「寺子屋の先生」養成講座認定講師
八木 海平氏

お仕事とは関係なく、ご好意で毎月講師を快諾してくださり
たくさんのアイディア・学びのキッカケを作ってくださいました。
ありがとうございました。感謝申し上げます。

posted by at 09:46  | 学習塾・幼児教育
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