‘ 羅針塾 ’ の投稿記事一覧

子供の「できない」をどの程度知っているか

長崎市江戸町にある
難関大学・医学部を目指す
幼児教室 学習塾
羅針塾です

子供達が現段階で
「できないこと」「わからないこと」を
知らないお母様達が多いように思います

そのうち、できるようになる
そのうち、わかるようになる

と、危機感がないお母様達が多い

先生達は、「そのうち」は
いつだろう・・と思っています
進路を決める大事なときに
あれっ?と思っても遅いのです

我が子の
幼稚園や保育園での様子
小学校での様子を
お母様達がよく理解しておくこと
客観的に見ることが
大切だと思います

進路を考え、学び出した時に
あれも理解できない
これもわからない・・となると
幼児期の一番初めの学びから
やり直さなければいけません

基本基礎力の要である
「語彙力」をつけること
「聞き取る力」をつけることが
大切です

「賢い子」になるために
学びは日々の積み重ねです
受験や試験があるからと
ギリギリになって取り組んでも
遅いのです

「本物のトップ!」になるために
毎日、学ぶことを怠らず
素直に前向きに学ぶことを
「意識」づけることが大切です

お母様達が我が子に
どのように成長してもらいたいか
何を目指させるのか
芯を持って育ててほしいと願っています

posted by at 18:57  | 学習塾・幼児教育

デジタル教科書 是か非か

長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室・学習塾 羅針塾では、将来の日本を支える人になる為に、志を持って自ら学んで行く塾生を育てていきたいと考えています。

昨今では、教育現場で盛んにICT教育推進の風潮がありますが、真の学力向上に結びつくのか、と疑義が生じています。

産経新聞「主張(社説)」025/9/27に、「デジタル教科書 学力低下の懸念拭えない」から、引用してご紹介します。

<主張>デジタル教科書 学力低下の懸念拭えない

子供の学力低下につながらないか、不安を拭えない。

中央教育審議会の作業部会が、デジタル教科書を正式な教科書と位置付ける案を了承した。令和12年度から学校の授業で使用される見通しという。

パソコンやタブレット端末で表示するデジタル教科書は、紙の教科書に比べて集中力が落ち、記憶に残りにくいという指摘がある。海外では、デジタル教材の推進国が学力低下などを理由に、紙の教材に回帰する動きも出ている。

教科書は学びの中心だ。デジタル化により基礎基本の読解力などが低下したら本末転倒である。文部科学省は正式な教科書にする前に、学力に及ぼす影響を厳密に検証すべきだ。不安を抱えたまま、デジタル化を急ぐことには反対である。

中教審の作業部会が了承した案は、教科書の形態を、①現行の紙②デジタル③紙とデジタルの組み合わせ(ハイブリッド)の3種類とし、教育委員会が選択できるようにする―というものだ。これを受け、文科省は来年の通常国会で関連法案の改正を目指すという。

少し前のめりになっているのではないか。

デジタル教科書には英会話を音声で繰り返し聞けたり、算数などで図形を動かせたりして学習意欲を高めるメリットがあるとされる。一方、画面が動くために集中力が途切れたり、視力が低下したりする懸念もある。こうしたデメリットについて、作業部会が十分に検証したとはいいがたい。少なくとも小学校の低学年から導入すべきではないだろう。

スウェーデンでは、2010年から教育のデジタル化を積極的に推進してきたが、近年の国際学力調査で成績が低下したことなどを受け、22年から紙の教材を重視する政策に転換した。フィンランドでも一部地域で、デジタル教材を紙に戻す動きがみられる。

文科省は関連法を改正する前に、こうした海外の状況も分析し、子供の発達段階をふまえた制度にしてもらいたい。

紙とデジタルのバランスも重要だ。全国学力テストを基にした文科省の調査では、家庭の蔵書量が少ないほど成績が低下する傾向があることも分かった。紙で読み書きすることの大切さを忘れてはならない。

・・・社説の筆者は「紙の教科書」と「デジタル教科書」を比較しながら、懸念される点を指摘しています。

小・中学校の義務教育は、とても大事な教育で「人」の人格形成や知的発達の根幹です。この大事な時期に「デジタル教科書」を導入すると、一部の「できる」子と、多くの「できない」子の格差が開くのが目に見えるようです。

現在小学校の現場でパソコンやタブレット端末で行われている「デジタル教育」と称されるものは、正直な印象では「紙の教材」との優劣が明らかです。

確かに、パソコンやタブレット端末に入力されている情報量は、紙の教材と比べると圧倒的な差があります。しかし、必要な情報を取り出すためには、電源を入れてから、アクセスするまでに時間が掛かります。子供達がそのプロセスに通暁するまでには、一定の時間と経験が必要です。

「紙の教科書」はそれに比べると、義務教育レベルでは、簡にして要を得た内容ですから、音読したり、筆写すれば、有意義に学べます。

ただでさえ子供達の「読解力」が落ちてきていると言われているのに、教科書をデジタル化すれば、これに拍車をかけることになると考えます。

posted by at 16:35  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

指示待ちでボーッとしていないか

長崎市江戸町にある
難関大学・医学部を目指す
幼児教室 学習塾
羅針塾です

入塾したての塾生さん達に
先生達が「次は何するの?」と
声を掛けないと
ボーッとしている子がほとんどです

色々と聞いてみると
自宅でも、幼稚園や学校でも
指示されたことはできるが
指示されたこと以外は待っている子が
多いようです

なぜか?
お母様達が「手をかけすぎ」だと
思います
また、「子供の話を聞きすぎ」です

考えること
自主的に動くことができなく
なっている子供達
「失敗することを嫌がります」
常に、間違えていない??と
顔を見る塾生さん達
私達は、間違えていいから良く聞いて
読んで答えを出してごらん
と、自主的に取り組むことを
促していきます

考えることが楽しくなってくると
自主的に取り組むようになる
塾生さん達
ここから本当の学びが始まります

「賢い子」になるために
賢くなりだすと
「目」に力が入ります
キラキラと活きた
目になっていきます

「本物のトップ!」になるために
自主的に学ぶようになると
成績は必ずアップします
基本基礎を徹底すると
成績は必ずアップします

学ぶことは自分自身のため
指示待ちでの学びではなく
自主的に学ぶ力をつけて
ほしいと願っています

posted by at 19:09  | 学習塾・幼児教育

紙の本がなぜ必要なのか

長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室・学習塾 羅針塾では、将来の日本を支える人になる為に、志を持って自ら学んで行く塾生を育てていきたいと考えています。

言語脳科学の分野から「脳は紙の本でこそ鍛えられる」と提言を行ってきた東京大学大学院教授・酒井邦嘉さんのお話が掲載(月刊『致知』2013年5月号特集「知好楽」)されていますので、引用してご紹介します。

紙の本がなぜ必要なのか

言語や音楽などが脳にどのような影響を与えるか、
人間だけがなぜ言語を発達させ、
クリエイティブな活動ができるのか、
という最も難しくて好奇心をそそられる研究を今日まで続けています。

・・・MRI(注)によって安全に人間の脳が可視化され、現在脳機能イメージングの方法論が確立されつつあります。

(注)磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging 強力な磁石と電波を利用して体内の情報を画像化する検査)

まずは言語に関する脳の働きを簡単に述べておきましょう。

文字を見ると、その視覚情報は脳の視覚野に入り、次に音声の情報に変換された後、膨大な記憶の中から単語や「てにをは」などの文法要素が検索されます。

その情報が言語野(音韻・単語・文法・読解の四つの領域)に送り込まれることで文章として理解される。
これが基本的な言語のメカニズムです。

・・・読書をすることは、一字一字文字を見続けて、語句から文章へと瞬時に情報を取り込んでいきます。

つまり、

文字という視覚情報→音声情報変換→文法要素検索→言語野へ、というプロセスを経て読解するという流れです。

言語といっても文字で読む場合、音声で聴く場合、映像で見る場合など様々ですが、脳に入力される場合のそれぞれの情報量を比較すると、多いほうから映像・音声・文字の順になります。

朗読などの音声には、文字では出せないニュアンスやイントネーションなどの韻律が含まれ、映像は音声に加えてさらに多くの視覚情報が加わるため、音声は文字より、映像は音声よりそれぞれ情報量が豊富だということになるのです。

視点を変えると、文字のように情報量が少なければ、当然足らない部分を想像力で補う必要が生じてきます。
想像力で補われる情報量を比較すると、今度は多いほうから文字・音声・映像の順番です。

ここでいう想像力とは、「自分の言葉で考える」ことです。
脳の中でこの想像力を司るのは言語野であり、分からない所が多いほど、脳は音韻・単語・文法・読解の4つの領域を総動員して「これはどういう意味だろう」と考え始めます。

・・・動物の中で人間だけが持ち合わせているものが言語です。
言語脳科学とは、その言語を中心にして人間の脳の働きや機能を研究していくサイエンスの新分野だそうです。

見たり聴いたりするものが即座に消え去ってしまう映像や音声に対して、文字の大きく違う部分がまさにここです。
活字を読むことは、単に視覚的に脳にそれを入力するだけでなく、能動的に足りない情報を想像力で補い、曖昧な部分を解決しながら「自分の言葉」に置き換えるプロセスなのです。

 

・・・やはり、「活字を読むこと」は脳の働きを活性化し、更に「自分の言葉」を紡いでいくことが、表現力や説得する力をつけていく源になると言えます。

入力の情報が少ないほど脳は想像力を働かせるわけですが、逆に脳の出力はどうでしょうか。

出力の場合は、入力とは反対に情報量が多いほど物事を想像して補うことになります。

例えば、相手に何かを伝えたいと思った時、少ない情報で用件を済ませてしまう電子メールに比べて、人と直接会って会話をする場合は、様々な言葉を駆使し自分の意思が相手に伝わっているかを想像力を働かせながら確認しなくてはいけません。
つまり、メールよりも会話のほうが脳の働きを促すことになります。

 

このように考えていくと、

脳を創るためには「適度に少ない情報の入力」「豊富な情報の出力」の両方が必要だと分かります。

要は十分な読書と会話を楽しむことであり、これこそ最も人間的な言語の使い方だと言えるのです。

 

・・・・・幼児期から活字を紙で「読み」、一文字、語句、文章へと情報量が増えていくに従って、脳が活性化していく様が上記の「言語脳科学」の話からよく理解できます。

教科書のデジタル化を進めるという流れもありますが、矢張り「紙の本がなぜ必要なのか」ということを再認識する必要があると思います。

posted by at 17:39  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

ローマ字から英語へ

長崎市江戸町にある
難関大学・医学部を目指す
幼児教室 学習塾
羅針塾です

羅針塾の小学3年生チーム
夏期講習中からヘボン式ローマ字習得に
取り組んでいました
いよいよ最終試験を迎え
「合格!」を塾長からもらいました

ローマ字が完全に理解できたら
英語文法に入っていきます
まずは、筆記体の練習からです

羅針塾の英語文法は
小学校卒業までに高校受験レベルまでを
終了するカリキュラムを立てています
日々の積み重ねのおかげで
「英語は簡単です!!」と言ってくれる
塾生さん達です

英語文法をするけど・・
聞き取りは?話すことは?
と、疑問に思う方もいます
もちろん質問もされます

聞き取りや話すことは
「今」の小学校英語でも
十分に力がつきます
それは、塾生に国語力があるからです
国語力があるからこそ
英語に触れるではなく
英語を理解し強みにしてもらいたいと
考えています

「賢い子」になるために
幼児期の英会話は必要ありません
母語である「日本語」の
語彙力をつけることが最優先です

「本物のトップ!」になるために
塾生さん達の中でも「英会話」を
習っている子もいますが
英語文法の理解力は今一つでした
国語力が圧倒的にある子は
英語文法はしっかりと理解でき
英語の発音、聞き取りも上手です

posted by at 19:00  | 学習塾・幼児教育
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