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国語教育の大事さ

長崎市五島町にある難関大学・医学部を目指す就学前教育(プレスクール)・学習塾 羅針塾では、これからの日本を支える子供達にしっかりと学ぶ力をつけていって欲しいと考えます。

再々、国語教育の大事さを当ブログではお伝えしていますが、何度でも訴え続けなければならないことであると痛感します。蓋し(けだし)、知・情・意の人間性を説明する言語として日本語が優れているからです。夏目漱石の「草枕」の冒頭の文、(参照:青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/776_14941.html))

山路やまみちを登りながら、こう考えた。
 に働けばかどが立つ。じょうさおさせば流される。意地をとおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさがこうじると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいとさとった時、詩が生れて、が出来る。
 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りょうどなりにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容くつろげて、つかの命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命がくだる。あらゆる芸術の士は人の世を長閑のどかにし、人の心を豊かにするがゆえたっとい。

・・・夏目漱石先生の名調子の文章は多くの人に愛されています。「に働けばかどが立つ。じょうさおさせば流される。意地をとおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。」は、まさに知・情・意の関係を簡明に表現しています。

さて、前回の当ブログ(11月3日は「明治節」)でご紹介しました「歴代天皇の御製集」[公社]国民文化研究会・編著(致知出版社)の「刊行に当たってーー歴代天皇の御製としきしまの道ーー」公益社団法人国民文化研究会理事長 小柳志乃夫 氏の文をご紹介します。

ここに述べられている論は、我が国の歴史と国柄を明確に捉え、説明されています。

私たちの国日本は極めてユニークな国です。長い歴史を持つ国であり、その間に大陸の文化や西洋近代の文化を取り入れつつ、独自の文化を守り育んできた国です。その歴史を貫いて今も生きているわが国の大きな特徴が二つあると思います。

一つは、常に国の中心に皇室のご存在があったことです。万世一系といわれる天皇の系譜ー皇統ーは、皇祖神(こうそじん)、天照大神(あまてらすおおみかみ)にはじまり、初代の神武(じんむ)天皇から令和の百二十六代の今上天皇に至ります。今上天皇の父方のご祖先を辿るとそのまま神武天皇に至り、さらに神話の世界にさかのぼるわけです。日本書紀に示された皇紀(神武天皇即位の年を元年とする日本の紀元)では二千七百年近く、歴史考証でもほぼ二千年に及ぶ長い歴史をもちます。天皇は、今もご祖先の天照大御神を祭られていて、 たとえば十一月二十三日の新嘗祭(しんじょうさい)(「勤労慇謝の日」の由来)ではその年に取れたお米を神様にお供えし、自ら食されていますが、このお祭りは千四百年以上前から今に至ります。このような国は世界のどこにもありません。アジアや欧州諸国のように、侵略や革命による王朝の興亡が起きることもなく今日まで続いているのです。海外からの侵略がほとんどなかったのは島国という地理的条件も幸いしたでしょうが、天皇と国民が外国に多く見られるような権力的支配・被支配という関係であったなら、今日まで続くことはなかったでしょう。天皇と国民の間には、長い伝統を背景とした深い敬愛と信頼がありましたし、こうした国のあり方を守ってゆく意志を、天皇と共に私たちの祖先が持ちつづけてきたことが今日まで皇室が継続した背景であると申せましょう。

 もう一つの特徴は、国語の存在であり、特に和歌が詠みつがれてきたという点です。古代に大陸から漢字が入ってそれをもとに万葉仮名をはじめ仮名文字が作られ、文学がさらに発展することになりました。さらに近世の国学者の努力により、今私たちは、原文で記紀神話を読み、万葉の歌を味わうこともできます。わが国にはこうした多くの文学や文献資料が今に伝えられています。それは我が国が全般に平和であった何よりの証左です。中国では今でも革命による前代の歴史の否定が行われているように、言葉の断絶や歴史の断絡が仮にあったならば、こうした祖先のことを知る大事な機会が失われてしまいます。

・・・更に、

特に和歌の伝統は重要な意味を持ちます。平安時代前期末の『古今和歌集』(醍醐天皇の勅命による初めての勅撰和歌集。本書では「古今集」と以下略)は、それまで隆盛を誇っていた漢文学に対して、和文学の復興を告げたものといえましょうが、その「仮名序」に「やまと歌は、人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける(日本の和歌は人間の心に感じたことをとあるように、和歌は心、祖先の心が現代の私たちの心にを種として、多くの言葉を茂らせてきた)」とあるように和歌は心にかんじたことをやまと言葉で定型の詩に整えたものです。祖先の歌を味わうと、祖先の心が現代の私たちの心によみがえってくる、そういう道が今も開かれているということです。

 

・・・①神話にさかのぽる皇室のご存在と、②和歌を中心とする豊かな国語文化、この重要な論点について我が国の学校教育ではほとんど触れられることはありません。むしろ、避けている印象が強い。このままでは、豊かな国語文化は衰微していくことになり、将来の日本人の豊かな人間性も育たないことになりかねません。

子供さんの将来を真剣にお考えのご両親には「歴代天皇の御製集」はお薦めです。

posted by at 16:44  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

冬休みは気を引き締めて学ぶ

長崎市五島町にある
難関大学・医学部を目指す
幼児教室 学習塾
羅針塾です

羅針塾にも
クリスマスカードや
クリスマスプレゼント
(美味しいシュトーレンらしいです。)
が届き、年末の雰囲気になってきました

しかし、受験生はここが正念場
クリスマスだぁ〜!
お正月だぁ〜!と
浮かれていては合格はできません

年末年始はしっかりと学び
理解し定着させる
日々、正しい生活習慣が必要です

受験時期でない塾生さんにも
宿題を仕上げる日
目標とする予習を終わらせる日
を、定めて冬期講習を迎えます。

羅針塾の冬期講習は
長期休暇の中でも一番
予習に力をいれ、次の学年へ向けての
準備をしていきます

「賢い子」になるために

「寒くても、お出かけがあっても勉強が一番大事です。」

と、話してくださるお母様
子供達も素直に前向きに取り組みます

「本物のトップ!」になるために
不足していること、必要な学びは
長期休暇で力を入れて次学期
次の学年へ向けての準備をします

この準備をする時間がたくさんあることで
成績が安定しています

posted by at 18:33  | 学習塾・幼児教育

勉強のやる気って・・いつでるの

長崎市五島町にある
難関大学・医学部を目指す
幼児教室 学習塾
羅針塾です

「いつになったら勉強するんでしょうね」
「本当にやらなきゃいけないってわかっているんでしょうか」

お母様達からの御相談です

この答えは・・
幼児期からの習慣です

素直に前向きに取り組ませる

正しく丁寧な学びをする

これは、お正月でも旅行に行っても
同じだと考えています。

毎日、何かに取り組むって大切なんです
今日は休んだから、明日頑張ろう!!は
ほぼありません。(絶対と言いたいくらい・・)

成績下位の子達は
勉強する習慣がありません
とりあえず塾に来た時だけ
試験の前だけ
ちょことやってみるが分からない が
現状だと思います

羅針塾での学び方に
御理解をしてくださる御家庭は
通塾日以外に何を取り組ませるかを
明確に理解しています
また、分からないときには
何をどれくらい取り組ませたらいいか
質問してくださいます

本人と御家庭と塾が協力し合うことで
塾生さん達がトップクラスにいます

勉強のやる気は「明日から頑張る・・・」など
先送りするほど、やる気は出てきません

「勉強」をする!と決めた時
全ての誘惑を断ち切り
諦めずに机に向かうときに
少しづつやる気は生まれてきます

「賢い子」になるために
幼児期から小学校低学年から御縁する
塾生さん達は 学ぶことを習慣づけています

体力的にきつい日も
遊びたい日も
先に学ぶ!

学ぶ=生活の中心です

「本物のトップ!」になるために
冬休みの宿題は二日で仕上げてね。と
伝えたら
みんな仕上げていきます
自分自身で集中して学ぶことができる
からこそです

宿題は早く終わる
自分自身の学びに一刻でも早く取り組む
とても大切なことです。

posted by at 18:32  | 学習塾・幼児教育

計算だけでは受験には勝てない

長崎市五島町にある
難関大学・医学部を目指す
幼児教室 学習塾
羅針塾です

「計算ができてもね。中学受験には勝てない。本人がやっと気付いたようです。」

と、あるお母様からのお話

進学希望の、とある中学校の過去問を解いてみると
子供本人があまりに解けなくて
愕然としたそう・・・

今まで子供は
「大丈夫できるよ。学校で習ったものが中学受験に出るんだから。」

と、呑気に構えていたそうです
お母様が色々話しても動じず
しかし、いざ過去問を解いてみると・・・
?でした。

・・・学校の授業で習っていても
自分では計算ができると思っていても

良問である演習問題の必要十分な量を

・・・自分自身の力で解くことができないと
中学受験に打ち勝つことはできないし
中学校へ入学してから
授業についていくことはできません

勉強するということは 自分自身で
理解を深め、力をつけることなのです

勉強は、めんどくさい
考えるのは面白くない・・・では
賢くなれないし
自分自身の道も切り拓けません

「賢い子」になるために
学びは毎日、判で押したように、です
素直に前向きに
何より諦めずに学んでいくこと、が大切です

「本物のトップ!」になるために
どんな時も自分自身のために
学びを進める塾生さん達
「志」のある子達は
自分自身の「我儘」に負けることなく
学びを貫いていきます

posted by at 19:51  | 学習塾・幼児教育

冬期講習も間近

長崎市五島町にある
難関大学・医学部を目指す
幼児教室 学習塾
羅針塾です

冬期講習のための
保護者面談も終わり
あっという間の冬休みになります

受験や次学年に向けての準備や
実力試験・学年末試験に向けての
準備を始めていきます

羅針塾の冬期講習は
集中して学ぶ時間
ワイワイガヤガヤと
賑やかな時間があります

冬期講習で力をつけて
伸びていく塾生さん達です

※中学生の入塾について
新規で入塾の問い合わせがあり、感謝申し上げます。
現塾生さんのご紹介のみでの対応をさせて
頂いております。

「賢い子」になるために
小学一年生も計算大会に参加します
塾生さん全学年で競います
正しく正確に!上級生に負けない!
精度と速さが身についていきます

「本物のトップ!」になるために
受験本番同様に長時間学ぶのが
長期休暇の講習
誰も、ピクリとも動かずに
学んでいきます

posted by at 19:25  | 学習塾・幼児教育
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