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言葉の豊富さと学力の伸び

羅針塾学習塾・幼児教室の令和二年春季講習中のある日、某学校の先生が講習時間中に訪問されました。教育に情熱を傾けておられる先生で、筆者とも時々意見交換を致します。

たまたま、新小学校一年生数名が国語辞典を引きながら漢字ノートに意味調べをしていました。小学校就学前の塾生が辞書を引き意味調べをする光景は、羅針塾では当たり前なのですが、これにひどく驚かれたのです。

「新一年生ですよね。もう、これだけの意味調べをして漢字で筆記するのですか」、と。

驚かれるのは、当然です。

その意味合いを、石井勲先生著作「石井式で漢字力・国語力が驚くほど伸びる」の「第一章 これが遊びいっぱいの漢字学習法」に、「言葉の豊富な子供ほどどんどん伸びる」という項目があります。引用してご紹介します。

言葉の豊富な子供ほどどんどん伸びる

学校の給食の献立表に「むしぱん」とかなで書かれていたため、 「虫の入っているパンが出てくるのかと心配しちゃったよ」と嘆いた生 徒がいたそうです。これは、その子供が「むし」といえば「虫」だけで、 「蒸し」という言葉があるのに気づかなかったことから起こったことでし ょう。

このように、私たちは、言葉(専門的には「内言語」といいます)でものごとを考え、認識しています。ですから、言葉の豊かな子供は、思考の幅が広く正確になります。

このとき、言葉を頭に蓄え、その意味を理解し、ものごとの概念を正 しく認識するには、日本語では何といっても漢字の力を高めることが カギを握ります。

たとえば「しかく」という言葉を想像してください。そのときどきに応じ て、この言葉を正しく認識するには、「四角」「視覚」「資格」「死角」「刺 客」といった豊かな漢字力がベースになければなりません。

ところで、岸本裕史氏(学カコンサルタント)が、小学生を対象に、 知っている言葉の数と成績の関係を調べた、非常に興味深いデータがあります。

それによれば、小学一年生では、五段階評価の成績の上位([5])、中上位([4])、中位([3])、中下位([2])、下位([1])の順に、語彙数が 7000、4000、3000、2000、1000 となっていました。何と、上位と下 位では三倍以上の差があったのです。

一方、小学六年生を調べてみたところ、成績の順に、語彙数が 37000、20000、16000、11000、8000 でした。やはり、上位と下位では 三倍以上の差が認められました。

この結果、「知っている言葉の数の多い子供ほど、成績がよい」とい う傾向が明らかにされたのです。

さらに、「読書量の多い子供ほど、成績がよい」というデータも出て います。これは、六学年全体を対象に、月間読書冊数を調べたもの で、成績が上位の子供では 38~80 冊、中上位では 10~20 冊、中位 では 3~5 冊、中下位では 1~2 冊、下位では 0 冊でした。

もちろん、学校の成績だけで子供の能力を測ることはできませんが、 岸本氏の調査は、少なくとも成績のよい子供ほど、知っている言葉の 数が多く、読書量も多いことをはっきり表しています。

日本語は、その特徴として、内容の深い言葉の多くが漢字を基本にして作られた「漢語」です。ですから、漢字に強くなるほど内容豊か な言葉をたくさん蓄えることができます。

そうすれば読む力がついて、おのずと読書の楽しさに目覚め、読 書量も増えますので、国語力が高められます。その国語力が他の教 科の理解力を高めますので、全体的に学力が向上してくることはいう までもありません。

ところが、小学校に入った子供たちが受ける国語教育、とりわけ漢 字教育には大きな問題があります。

小学校一年生が学ぶべき学年別配当漢字は、わずか八十字です (小学校六年間では合計で 1006 字*筆者注)。この数字に限定されているの は、読める漢字は同時に書けないといけないという考え方(つまり「読 み書き同時学習」)で国語を教えているためです。しかも、この「読み 書き同時学習」で子供に教えようとすると、「交ぜ書き」という極めて効 率の悪い学習を余儀なくされます。

たとえば、はじめにでも触れましたが、「予防注射」という漢字を学 習する場合、小学校一年生と二年生の配当漢字表には、四つの漢字 はどれも合まれていないために、「よぼうちゅうしゃ」とすべてひらがな で習うことになります。

三年生になると、「予」と「注」という漢字は習うので、「予ぼう注しゃ」 と交ぜ書きで表記することになります。

五年生になると「防」という漢字を習うので「予防注しゃ」となり、六年 生になって射が出てきてやっと「予防注射」とすべてを漢字で表記で きることになります。

こうして、「予防注射」と表記して読みと書きができるまでに何回も習 い直すわけですから、これを能率が悪いと言わずして何と言うでしょう。 それに子供だって混乱するばかりですし、だいたい途中で飽きてしま うでしょう。

これを解決するには、読みと書きを別にして、最初から「予防注射」 として表記し、一年生から読ませるようにするだけでいいのです。こう すれば、どんなに簡単にこの言葉を覚えられるか、容易に想像がつく でしょう。

実は、こうした「交ぜ書き」が教育現場で用いられてきたのは、幼い 子供ほど漢字よりひらがなのほうが覚えやすいだろうという誤った考 え方があるからです。くわしくは、のちほど述べますが、事実はまった く逆なのです。零歳や一歳の子供でさえ漢字ならば絵を見るように喜 んで覚えてしまうのです。

*筆者注:2017年(平成29年)に告示された新小学校指導要領で改定され、全1026字となった。義務教育で習う常用漢字2136字のうち、これら1026字を除いた残りの1110字を中学校で習うことになる。

・・・この石井勲先生著作「石井式で漢字力・国語力が驚くほど伸びる」はなんと、2001年に書かれた19年前の著作です。約20年前の教育事情から今日まで、果たして義務教育年齢の小・中学生の「国語力」、「読解力」は向上したのでしょうか。

正直なところ、「国語力」、「読解力」が向上したとはとても言えないのが筆者の実感です。

従って、前述の先生が小学校就学前の当塾生が辞書を引き意味調べをする光景に驚かれるのは、現状の小学校では有り得ないことなのでしょう。

日々、国語力を磨く

受験も終わり、学年のまとめに
入っている羅針塾。
新学年に向けて始動中です。

まとめの学びと同時進行に国語力を磨く学びを
取り組んでいます。
日々、時間をつくり取り組んでいることです。

聞くこと、読むこと、書くこと、伝えること。

基本・基礎の学びを
一人一人のレベルに合わせて行なっていきます。
これは、年齢・学年に関係なく積み重ねの学びです。

一人一人と向き合う時。
ドキドキと緊張してしまう塾生さんも
しかし、人前で伝えることの練習です。
しっかりと想いを伝える。
失敗してもいい!
伝え方を考えて修正し次につなげる。
一つ一つ丁寧に。
これが学校で発表する時に結果として現れます。

「ハキハキ!元気!賢い子」

自信をもって日々学ぶ。
その積み重ねは
たくさんの考え、思い
失敗があります。
恐れることなく、なるほどね!
こうだね!楽しいね!と思えるように。

日々の国語力を磨く学びは
一人一人を賢くし、未来への道を切り拓いていきます。

先生どうぞ。と美味しい
チョコレートケーキを頂きました。
ありがとうございます。感謝申し上げます。

言葉の豊富な子供に

謹賀新年 

令和二年庚子(かのえ・ね)元旦 

干支(えと)の十二支勢揃い 中心が本年の子

長崎大学教育学部附属小学校受験まであと僅か。新暦でのお正月を迎え、氣持ちも新たに羅針塾学習塾・幼児教室では、正月特訓中です。幸い、温かな新春の日差しの中で、元氣に御挨拶から始まります。

防府天満宮の臥牛(レプリカ) 牛は天神さまのお使いとされ、臥牛が天神さまの鎮まる場所を表すシンボルとなっています。

塾生の中には、帰宅する際に必ず上掲の臥牛の頭を撫ぜていくものもあり、学問の神様菅原道眞公に肖(あやか)ろうと言う塾生の素直な氣持ちの表れといえます。

因みに、学問の神様菅原道眞公は全国的には、終焉(しゅうえん)の地である福岡県太宰府市の天満宮や京都市の北野天満宮が有名ですが、日本最初の天神様は山口県防府市の防府天満宮です。

防府天満宮http://www.hofutenmangu.or.jp/nenkan.htmlnのサイトから引用してご紹介します。

防府天満宮の御祭神は菅原道眞公。

平安の古、菅原家は学者の家として栄えておられました。その家柄の中で道真公は菅原是善の子として、承和12年(845)6月25日にお誕生になり、幼名を「阿呼」(あこ)と申されました。幼少より学問に優れ、僅か5歳の時、庭に咲いている梅を愛でられ、

「美しや紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある」

とお詠みになりました。

その後、18歳で文章生、33歳で文章博士になられ学識を高めていかれる一方で、誠実な政治感覚により時の帝の信任も篤く、高位高官へ昇られ、55歳の時に右大臣に任じられました。しかし時の権力者である藤原氏による讒言により無実の罪を着せられ、昌泰4年(901)1月25日、九州大宰府へ左遷されることになりました。その際御自宅の紅梅殿の庭にて

「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

と和歌を詠まれて、永く親しまれた梅の花に別れをお告げになりました。

左遷より2年の月日が経った延喜3年(903)2月25日大宰府にて無念の思いのまま薨去されました。そこで亡骸を牛車にお乗せし引かせたところ牛が伏せて動かなくなりました。人々は「きっとここに葬って欲しい」という道真公のお気持ちの表れであると思い、その地(今の太宰府天満宮)に葬りました。

薨去後、都では天変地異が続き左遷に関わった者達が次々に亡くなりました。人々は道真公の怨霊の仕業に違いないと畏れ、御霊魂をお慰めするため京都の地(今の北野天満宮)に神としてお祀りしました。
道真公と梅と牛にまつわる伝承は数多くあり、そのことから全国の天満宮では境内に梅が咲き誇り、牛は天神さまのお使いとされ、臥牛が天神さまの鎮まる場所を表すシンボルとなっています。

日本最初の天神様と銘記されているのが下掲の写真です。

銘は「扶桑菅廟最初」とあります(筆者撮影)。

防府天満宮は日本で最初に創建された天神さまです。

道真公は、九州大宰府への西下の途中、時の周防国(山口県)国司である土師氏(道真公と同族)を頼り、本州最後の寄港地となる防府の勝間の浦に御着船になり、「此地未だ帝土を離れず願わくは居をこの所に占めむ」(解釈:この港を出発すれば次はいよいよ九州であるが、この防府の地は天皇のいらっしゃる京の都とまだ地続きである。願わくはここ松崎の地に住まいを構え「無実の知らせ」を待っていたい。) と願い九州へと旅立たれました。

大宰府にて薨去されたちょうどその日、防府勝間の浦に神光が現れ、酒垂山(現・天神山)に瑞雲が棚引き人々を驚かせました。国司を始め里人たちは道真公の御霊魂が光となり雲となって「此地」に帰ってこられたと悟り、翌年の延喜4年(904)道真公の願われた通り、御霊魂の「居」を「この所」である松崎の地に建立して「松崎の社」と号しました。

道真公をお祀りした神社は全国に約1万2千社ありますが、当宮創建をもって「扶桑菅廟最初」日本で最初に創建された天神さまと称しています。

 

・・・就学前とはいえ、言葉の豊富な子供さんは、理解する力がありますから、指示行動も過たずに出来ます。そうでない場合は、本人も親御さんも一苦労も二苦労もすることになります。語彙力の差は、本試験の際に応用力となってあらわれます。

posted by at 14:39  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

賢い子供にする親の力

様々な年代の子供さん達と接していると、その子の成長の為に家庭的な教育的背景が大きな力を持つことに氣づかされます。子供さんには、父母がありますが、そのまた父母、つまり父方・母方の祖父母があります。当然ですが、そのまた先祖となると、所謂(いわゆる)家系的に、子弟教育に対する熱意の濃淡が子供達にも投影されている様に思います。

子供の教育には、長い年月に亘る精神的・経済的な支援が必要です。歴史を振り返ると、日本人は他の民族と比較しても、子供を大事にするが故に、教育には熱心な民族といえます。日本が島国という恵まれた環境であり、地続きの国々と比べると、侵略される可能性は相対的に低いわけですから、長い年月に渡って、家系をつなぐことが出来ています。それ故に、言語も漢字は取り入れましたが、大和言葉を連綿とつないでいくことが出来ました。

有名な「最後の授業」(アルフォンス・ドーデの短編小説「月曜物語」の一編)には、国語を維持することの意義を示しています。

「最後の授業」のあらすじ(ウキペディアから引用https://ja.wikipedia.org/wiki/最後の授業

ある日、フランス領アルザス地方に住む学校嫌いのフランツ少年は、その日も村の小さな学校に遅刻する。彼はてっきり担任のアメル先生に叱られると思っていたが、意外なことに、先生は怒らず着席を穏やかに促した。気がつくと、今日は教室の後ろに元村長はじめ村の老人たちが正装して集まっている。教室の皆に向かい、先生は話しはじめる。

「私がここで、フランス語の授業をするのは、これが最後です。普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン領になり、ドイツ語しか教えてはいけないことになりました。これが、私のフランス語の、最後の授業です」。これを聞いたフランツ少年は激しい衝撃を受け、今日はいっそ学校をさぼろうかと考えていた自分を深く恥じる。

先生は「フランス語は世界でいちばん美しく、一番明晰な言葉です。そして、ある民族が奴隸となっても、その国語を保っている限り、牢獄の鍵を握っているようなものなのです」と語り、生徒も大人たちも、最後の授業に耳を傾ける。やがて終業を告げる教会の鐘の音が鳴った。それを聞いた先生は蒼白になり、黒板に「フランス万歳!」と大きく書いて「最後の授業」を終えた。

・・・筆者は、小学校の教科書で「最後の授業」を学び、子供心に戦争で負けると教科書や言葉も変わるのだ、と強烈な印象を持ったことを覚えています。

さて、子供の教育です。

私達のご先祖は、幾多の困難を乗り越えながら、私達に生命を繋ぎ、教育も繋いできています。親御さん方が、今ある自分の境遇を考え、親や祖父母、そのまた先のご先祖様方に想いを馳せると、自らの子供を如何により良く育てていかなければならないか、が見えてきます。

塾生に、分かる限り家系図を調べてみたら、自分のこれからの志を見つけることができると思います、と伝えたことがあります。

そうすると、何かを感じた塾生は早速取り組みました。夏休みの宿題の一環として、家系図を作成したり、親御さんに質問したり・・・すると、将来の目標として、四代目を継ぎたいという塾生もあらわれました。

やはり、自分のルーツ(root:根、〔~s〕(人などの)根っこ、出身、出自、祖先)の一端が分かると、自分も次に繋げていく存在であることに氣付かされます。

結局、これが子供さんの強く学びたいという動機付け(motivation:自発性、積極性、動機を与えること)になります。つまり、親御さん方自身が、御両親や御祖父母のことを理解し、尊敬することが、子供さんの学ぶ意欲を増す原動力になっていくのです。

 

posted by at 22:36  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

全国学力・学習状況調査結果に見る長崎市の児童生徒の状況

長崎市議会の一般質問を御縁があって傍聴する機会がありました。限られた時間でしたが、長崎市の市長や教育委員長と質問者との質疑応答に、長崎市の教育の現場の一端が見て取れました。

所謂、ICT教育については、他の都道府県の状況を見比べながら、国の方針との整合性を図る、というような一般的な回答でした。英語教育に関しては、国立長崎大学教育学部附属小学校も含め、公立の小学校などタブレット型のツールの全員配布などはまだまだであり、現場の教員が対応できるまでの教員研修ができていない現状が浮き彫りにされています。

プログラミング教育については、小学校の先生レベルでは、全く対応できる状況ではない。つまり、児童の方がむしろ機器の活用も含め、年配の先生を凌ぐほどである、とのこと。

現実的に、文科省の旗振りほど、地方の教育界では対応できる人材教育や予算措置ができていないことが露見されたようでした。

更に、長崎市のホームページに(https://www.city.nagasaki.lg.jp/kosodate/520000/523000/p033650_d/fil/gakuchousa.pdf)「令和元年度 長崎県、全国学力・学習状況調査結果に見る長崎市の児童生徒の状況」が掲載されています。

学力調査結果の概要」

「良好な項目」は良しとして、「課題がある項目」については、以下の課題が列挙されています。

●小学校国語では、漢字の問題や自分の考えをまとめる問題に特に課題が見られ た。中学校国語では、封筒の書き方を理解して書く問題で課題が見られた。

●小学校算数では、全国と比較して、全体的に無解答率が高い傾向が見られた。ま た、除法や単位量についての理解に課題が見られた。中学校数学では、式やグラ フなど数学的に表現されたものを事象に即して解釈することに課題が見られた。

●中学校英語では、全国平均を超えているのは 21 問中 6 問。特に「書くこと」に おいて、文法事項等を理解して、正しく文を書くことに課題がある。

また、「児童生徒質問紙調査(生活習慣や学習環境等の調査)の結果の概要」では、「課題がある項目」については、以下の課題が列挙されています。

●「難しいことでも、失敗を恐れず、挑戦する」割合は、小・中学生ともに 全国平均を下回っている。

●「家で、計画的な勉強をする」割合は、小・中学校ともに全国平均を下回 っており、特に中学校は、「2 時間以上勉強する」割合とともに、全国平 均を大きく下回っている。

●「地域の行事に参加している」割合は、小・中学校ともに全国平均を下回 っており、特に小学校は、「地域や社会をよくするために何をすべきか考 えることがある」割合とともに、全国平均を大きく下回っている。

 

・・・日本全国で見ると、市町村レベルで教育に熱心に取り組んでいるところとそうでないところの差が大きいと感じます。

読解力を削ぐもの2(https://rashinjyuku.com/wp/post-2202/)でご紹介した「AIに負けない子供を育てる」(新井紀子著P.186〜)には、全国学力テストの成績が高いことで知られる富山県の立山町の例を取り上げています。

つまり、富山県は秋田県や福井県と並んで、学力テストの点数が高く、教育への関心が高い県です。また、おそらく先生方も熱心で丁寧なプリント作りをし、ドリルなどもしっかり取り組ませていることでしょう。

それにも関わらず、プリント・ワークシートの多用がかえって生徒の学力に悪影響を与えているのではないか、という指摘です。

長崎市の場合、「(生活習慣や学習環境等の調査)」の結果を見ると、

●「家で、計画的な勉強をする」割合は、小・中学校ともに全国平均を下回 っており、特に中学校は、「2 時間以上勉強する」割合とともに、全国平 均を大きく下回っている。

となっており、自ら主体的に教科書をしっかりと読み、各科目の理解を高めるための努力が、家庭学習でなされていないことを示しています。これでは、学力テストの成績を上げていくどころか、一番必要な「読解力」を身につける工夫がされていないと言わざるを得ません。

posted by at 17:29  | 塾長ブログ, 国語力ブログ
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