‘ 2017年 11月 ’ 記事一覧

学ぶ前の正座・素読はroutine

長崎市五島町にある羅針塾 学習塾・幼児教室 https://rashinjyuku.com/wp では、塾生がそれぞれの学びをする前に、routine(ルーティン:決まった手順、決まっている所作)があります。正座、素読です。

正座は、正しい姿勢で座ること、およびその座り方。特に膝を揃えて畳んだ坐法(屈膝座法)のことです。世界の中で日常的に正座をすことができるのは日本人だけです。

当塾では、精神の統一と健康面を考えて、正座を取り入れています。

健康面での効用は、正座をすることによって良い姿勢を作り、その姿勢を身体に覚えさせることです。最近の子供さんの中には、椅子の生活に慣れすぎて猫背又は、前傾気味の子がいます。このような背筋の伸びていない悪い姿勢で成長期を過ごすと体の歪みがひどくなります。更に、猫背・前傾では、心臓、肺、消化器官を圧迫します。その結果、それらの働きを悪化させ、血流も悪くなります。そうすると、身長の伸びにも悪影響を与えます。

東洋医学の経絡からみると、正座をすることで伸びる身体の前面には胃腸の経絡があります。又、足首の硬さは腎臓の経絡と関係しますから、正座の姿勢で足首を伸ばすので、足首を柔らかくし、腎臓の働きを高めることにもなります。

1日の中で、時々正座をして良い姿勢を確認することで、身体の健全な発達を促すことができます。

 

素読は、「古典の原文を幾度となく繰り返して読み、それを書物を用いないで誤りなく言うことができるようになる学習法」のことです。その意味合いや内容はおいて、訓読の口調に慣れ、文章を暗唱するように音読するものです。歴史上中世以来盛んに用いられた教育法で「論語」「孟子」「大学」「中庸」の四書が用いられました。

因みに、日本人初のノーベル物理学賞受賞の湯川秀樹博士は、「子供の時に漢籍(漢文)に慣れ親しんだために、大人になって漢字の多い文章にあたっても抵抗がなかった。その後の読書を容易にしてくれた」と述べられました。

日本近代文学を代表する小説家、文化功労者である谷崎潤一郎氏は、「名文を暗誦するくらい繰り返し読むと、音に対する感覚が知らず識らずに鋭敏になり、文章感覚が磨かれる」と書かれています。

・・・「読書百遍、意自ずから通ず」と筆者も母から幼い時によく聞かされた諺です。今思うと、私の母も、その母や祖母から同じことを聞かされているわけです。判明している記録では、日本人は平安時代から幼児期の素読などを通して様々なことを学んできた民族なのです。

posted by at 16:47  | 塾長ブログ

受験に誰が打ち勝つか?誰が飛び抜けるか?

長崎市五島町にある学習塾・幼児教室
羅針塾学習塾です。https://rashinjyuku.com/wp

羅針塾学習塾の塾内では、受験モードと普段の学びモードとが入り混じっています。
しかし、どうかなあ。。
受験を迎える塾生さん達自身はあまりピリピリしたモードがない。
緊張感が全くない。
意外とこれは怖いことだと先生達は思っています。
何故なら、こんな楽観的だと塾生さん達は当日とんでもなく緊張するからです。

楽な方へ。流れていく。
これは子供だから仕方がないこと。
そう言われても仕方ありません。
しかし、周りは虎視眈々と狙いを定めています。
「我が子をこの学校へ。」
この思い。母親のパワーが子供達の芯となります。

「滑り止めだから」

まあ一つゆっくりと。
これくらい一つ手を抜くと。
本番でびっくりするような展開が待っています。

受験は一つの舞台
ここでスポットライトを浴びた時に
練習と同じようなパフォーマンスができないと

「合格!」というご縁は頂けません。

だからこそ。
「今」何が必要か?
しっかりと考えてもらいたいと思っています。

姿勢で言葉で理解をしっかりとさせてくださいね。
受験は勝負の場。
いつでも勝つとは限らない。
だからこそ、これでもか。の
準備万端で当日を迎えてください。

「合格」への道の先には何が観えますか?

楽しそうに通園・通学する子供達の顔が観えませんか?
毎日、どんな日々でも

「お母さん!今日は楽しかった!!」

この一言のために子育てはしているように考えます。

子供が悲しい表情だと
お母様も悲しくなってしまう。

毎日、健やかに。思いっきりの笑顔で。
それをご家族が望む最高の環境の場で
過ごせてもらえたら。と願うばかり。

「ハキハキ!元気!賢い子」

受験で「合格」へと縁を手繰り寄せていく塾生は
日々、キリッとした表情、佇まいになっていきます。
甘えすらない一人の立派な日本人なのです。

この姿を見ると、試験の点数や行動観察の甘さがあっても

「当日は絶対に大丈夫」と送り出すことができます。

今現在の塾生さんは合格できる?
いや、ほんのほんのまだ僅かです。

どんな時でも、どんな場所でも
練習ではなく本番と考えて。

お母様が当日のその瞬間までしっかりと支えてくださいませ。
みなさんにまだまだ限りない可能性が秘めてあります。
先生達は皆さんを信頼して応援しています。

posted by at 17:44  | 学習塾・幼児教育

塾は必要?今?もう?

長崎市五島町にある学習塾・幼児教室
羅針塾学習塾です。https://rashinjyuku.com/wp

幼児期に。小学生に。今、必要ですか?と
問い合わせがあります。

「トップにしたいなら」と答える先生達。

特別に
長崎大学教育学部附属小学校の受験や
青雲学園青雲中学校
長崎県立長崎東中学校の受験のためではないのです。

ご縁があった学校でトップで学ぶため。
知識も知恵も必要だと考えるからです。

通りがかりの御年配の方が話してくださいます。
「羅針塾学習塾さんは、良いもの読ませているね。」って。
あはは〜
ただいま、ドア、窓、全開中!!!!
賑やかな塾生さん達の元気いっぱいの声が響き渡ります。
選りすぐりの良い文章を元気いっぱい!!
羅針塾学習塾の活力です。

ここから、トップは生まれ
世界へ羽ばたいていきます。

「ハキハキ!元気!賢い子」
今、現在の幼稚園での学校での学びなら
選び抜いた学習塾・幼児教室は必要です。
だって、国は英語教育は力を入れるけど
それを使いこなす国語力はおろそかになっていきますから。
これが、知らないこと。
これが現実です。
現実を知ることはとても大切なことです。

読み込む力
表現する力
外国語を習っても母国語が完璧でないと
理解できないし賢くはならないのです。

国語力を磨く。

とても大事な力なのです。
ハキハキ!元気!賢い子なのです。

posted by at 19:37  | 学習塾・幼児教育

学びのムラをなくす

長崎市五島町にある学習塾・幼児教室
羅針塾学習塾です。https://rashinjyuku.com/wp

昨日は調子良かったのに
この前までわかっていたのに
もう、今日は、できなくなっている。
こんなことありませんか。
羅針塾学習塾の塾生さんにもよくある話。

塾生のお母さまたちも頭を悩ませています。
その時は、「分かった!解けた!」と
喜んでいます。が・・・
しばらくすると、あれれ??

日々の学びの取り組み方は大事です。
ただ、ダラダラと反復練習ではいけません。
しっかりと読み・理解し・覚える。
ここから学力は伸びていきます。

また、今日はやる気。
今日は、やりたくない。
気分で学んでも伸びてはいきません。
毎日毎回、同じようにコツコツと取り組む
素直で前向きな姿勢が大切です。

「ハキハキ!元気!賢い子」
毎日のムラがなくなると本当に
風をつかんでスーッと伸びる瞬間が出てきます。
毎日同じようにが中々難しい。
だから、皆さん頭を抱えるのです。

どんな時も前向きに素直に。
賢い子に一番大事なことです。

posted by at 19:36  | 学習塾・幼児教育

「大学入学共通テスト」の必要性

長崎市五島町にある羅針塾 学習塾・幼児教室 https://rashinjyuku.com/wp では、ご縁があれば様々な機会を捉えて、学び続けていこうと考えています。先日は、長崎県公立高校入試分析会に参加し、「2020年 大学入試改革」を前提にした公立高校入試の未来を垣間見ました。めまぐるしく変化する国際情勢を踏まえ、日本国も日本人もどのように対応していくか。其の為には、将来の日本を支える日本人をよりよく育てていく教育は非常に大事です。

其の会合の資料に、センター試験後継「大学入学共通テスト」は今どうして必要か、という記事(Educational Network Journal vol.41)があります。これを引用してご紹介致します。

教育改革の必要性

「大学入学共通テスト」は、文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会(以下「中教審」)の答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学入学者選抜の一体的改革について」に基づき、2015年に導入が打ち出されました。

これは、「日本は今、人々が思っている以上に大変な状況になっている。今までの教育を続けていたのでは、生き残っていくことができない。今すぐに、教育を変えなければならない。」という危機感の表れです。

<日本の現状>

● 生産年齢人口の減少

● 労働生産性の低迷

● グローバル化・多様化

● インターネットの加速度的な発達と浸透

● 人工知能(AI)技術の実用化  など

⬇︎

大人が予想しているよりも、はるかに早い世の中の流れ

⬇︎

これまでと同じ教育を続けているだけでは、これからの時代に通用する力を持つ子供を育むことはできない。

⬇︎

新たな時代を見据えた教育改革が「待った無し」

これから10年後、20年後の社会がどうなっているのか、その社会で生きていくためにはどんな力が必要とされているのかといったことの「予測」すら難しいほど、変化の波は大きく早いのです。

このような状況の中では、これまでの日本で行われてきた教育は役に立たなくなり、日本という国の存亡にかかわる事さえ有り得る、というのが、現在の日本の学校教育を取り巻く認識なのです。

 

 

 何故今「大学入試改革」なのか?=現在の知識偏重と知識不問 両極端な大学入試

従来型の日本の教育が抱える問題は、大きく二つあります。

一つは、相も変わらぬ知識偏重主義。

もう一つは、知識偏重主義とは対照的に、「思考力・判断力・表現力」どころか、基礎的な「知識・技能」を十分に身につけないまま大学に入学してしまう学生の増加です。

日本の高校生は諸外国の高校生と比べて学習時間が短く、学習内容も不足していると言われます。「大学に行きさえすれば社会で通用する力がつく」と考え、漠然とした目的意識しか持たずに大学受験対策に取り組む高校生が多いため、学習への意欲が十分に育たないのです。

さらに、少子化の影響もあり、AO入試や推薦入試の門戸を広げることで学生数を確保しようとする大学の存在です。学力検査を行わない大学、高校時代の成績を問われずに入学できる大学さえあるのです。

このような教育環境が放置されてしまうと、

● 大学を出て「知識・技能」は十分身についているが、自分で考えたり、判断したり、行動したりするのが苦手

● 大学を出ているのに、基礎的な「知識・技能」さえ身についていない

といった人物が増えてしまいかねません。

こういった事態からの脱却を目指して取り組まれているのが日本の教育制度全体の改革なのです。大学入試制度の改革も、制度の変更が目的なのではなく、大学入試を変えることによって、高校での教育や、大学入学後の過ごし方を変え、これからの時代に必要とされる人材を育成することこそが、本来の目的なのです。

 

・・・確かに現状では、大学は出たけれどその人の持つ認識や基礎学力に疑問を覚える、といった人物が周りにいるのを散見します。小学校程度の算数や国語力、具体的には、分数や割合があやふやで、漢字力不足や敬語を正しく用いることができない、等々、幼児期から小学校の時期にしっかり学んでいない様が目に浮かびそうです。

posted by at 16:11  | 塾長ブログ
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