‘ 2019年 8月 ’ 記事一覧

間違いから学習する能力

「失敗は成功の基(元)」の類義語は、「しくじるは稽古のため」「七転び八起き」「失敗は成功の母」「失敗は成功を教える」「禍を転じて福と為す」と、数々あります。

英語では、Failure teaches success.(失敗が成功を教える) He that never did one thing ill can never do it well.(一度も失敗を経験したことの無い者は成功できない)等があります。

これらの警句は、古今東西を問わず、人は失敗や間違いを犯すものである、失敗をしない者はいないということから、それをどのように生かすか、に力点が置かれています。

Twitterの記事に、面白いものを見つけました。

「より速く適切に学べる人、その理由:ほめ方の研究」https://wired.jp/2011/10/18/「より速く適切に学べる人」:その理由/

引用してご紹介します。

間違いから学習する能力の高い人は、そうでない人とは異なる脳の反応を示す。そして、生徒の知性をほめた時と、努力をほめた時の影響の違いは驚くほど大きい。

物理学者のニールス・ボーアは、専門家とは「非常に狭い範囲で、生じうる間違いのすべてを経験した人」だと定義した。この警句は、学習というものの重要な教訓をまとめている。つまり、人は何度も何度も間違いをおかすことで、正しいやり方を学ぶということだ。教育とは、数々の間違いから搾り取られた知恵のことなのだ。

(中略)

スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック氏は、知能に対する人間の姿勢(マインドセット)を2種類に分けている。

ひとつは、「自分の知能レベルはこのくらいであり、ほとんど変えることはできない」という固定的な姿勢(fixed mindset)、もうひとつは、「必要な時間とエネルギーさえ費やせば、ほぼどんな能力も伸ばすことができる」という成長志向の姿勢(growth mindset)だ。固定的な姿勢をもつ人は、間違いを「ぶざまな失敗」とみなし、与えられた課題に対して自分に十分な能力がない証拠だと考える。一方、成長志向の姿勢をもつ人は、間違いを、知識を得るために必要な前段階、学びの原動力ととらえる。

・・・興味深い研究の詳細は、上記サイトでお読みください。

よくある単純な「褒めて伸ばす」教育に対する反論となる研究ですが、「褒め方」にも工夫が要るということです。

生徒の「賢さ」をほめることの問題は、教育というものの心理学的なリアリティを誤った形で示すことにある。それは、「間違いから学ぶ」という最も有益な学習活動を避けさせてしまう。間違いをおかすことで生じる不愉快な反応を経験しない限り、われわれの脳が既存のモデルを修正することはない。いつまでも同じ間違いをおかし、自信を傷つけないために、自らを成長させる機会を逃し続けるのだ。

サミュエル・ベケットは適切にもこう言っていた。「試してみたら失敗した。それがどうしたというのだ。もう一度試せ。もう一度失敗し、よりよく失敗するのだ」

 

・・・幼児期から、失敗を恐れず、学ぶことの大事さを身に付けることが出来れば、マインドセット(「気持ちの持ち方」、「信念」に近いもの)は、能力は努力次第で伸びるという「成長志向の姿勢(grouth mindset)となります。

その為には、親御さん自身が子供さんに対し「成長志向の姿勢(grouth mindset)を示し続ける必要があります。正に、死ぬまで前向きに歩む気持ちと姿勢を保つことが肝要です。

posted by at 12:23  | 塾長ブログ

今日も頑張る受験生

羅針塾の受験生は、お盆休み期間中も通塾中。
静かな時間の中、黙々と取り組んでいます。
普段出来ないことを丁寧に取り組み理解させる。
受験本番のように、一つの時間の流れを体感させる。
ただ、わーっっと詰め込むのではなく
オンとオフを上手く使えるようにするための
期間でもあります。

「先生、どうすればいいですか。」
的確な質問が出てくるようになりました。
理解ができているからこその質問。
なるほどなあ〜と塾生さんたちの成長を見守り中です。

「ハキハキ!元気!賢い子」

なんでも吸収しどんどん賢くなっていきます。
しかし、学ぶことをやめてしまうと元通り
ではなく、後戻り。
一日の学びの遅れは、取り戻すのに一週間
かかります。
日々の御家族での学びを怠ることなく取り組んでほしい。

やり続けることが賢くなる秘訣。
トップになる秘訣です。

posted by at 18:37  | 学習塾・幼児教育

受験に家庭は必要?

受験に家族の理解がないと合格までは
なかなか結びつきません。

なぜ、受験するのか?

幼稚園受験
小学校受験
中学校受験
特に問われます。

家族が一丸になって取り組む時
合格まで一直線。
一気に成長していきます。
誰かが何かに反対している時
(傾向として特に父親が多いのですが・・)
なかなか子供もグーンとは伸びません。

お母様の揺るがない意思と気合が必要。

「ハキハキ!元気!賢い子」

とは言え。
羅針塾で御縁する御家庭はどのような
状態であっても私達と御家庭(お母様)の御理解が
あれば全て合格に導いています。
やはり、教育は「お母様」
そして懐の深い「お父様」がついていれば最高です。
家庭の中での学びはたくさん有り
面白がって御家庭で取り組んでくだされば
子供達は「勉強」ではなく「遊び=学び」として
身につけていきます。
その一つ一つの実体験が学校での学びに
結びついていくと考えます。
挨拶一つ。お手伝い一つ。
全てに意味があり、その後の長い道のりに
繋がっています。
「後で」ではなく
少しばかり視線を落として
「なあに。」と見つめてあげてほしい。
一つ一つの興味好奇心が賢い子へ結びついています。

posted by at 23:19  | 学習塾・幼児教育

学力テストから見る英語教育の問題点

 毎年実施される全国学力テスト。各都道府県で小学校や中学校の学習の充実度を見る指標として筆者も毎年注目しています。教育現場の先生方は、常に創意工夫しながら児童生徒の学力向上を目指されているはずです。その意味でも、学力テストの結果は先生方の切磋琢磨の励みとなれば何よりです。

さて、国立教育政策研究所のホームページに平成31年度(令和元年度) 「全国学力・学習状況調査 報告書」

https://www.nier.go.jp/19chousakekkahoukoku/report/19middle/19meng/が有ります。詳細且つ克明に解答の分析がされています。

教科に関する調査の各問題の分析結果と課題」(2)中学校英語https://www.nier.go.jp/19chousakekkahoukoku/report/data/19meng_04.pdf 

から、当該英語の学力テストの出題の趣旨を抜き書きしてみました。「聞くこと,読むこと,書くこと」(大問題1〜10)「話すこと」(大問題1〜3)について(詳細は当該ホームページをご参照ください)。

出題の趣旨

◎聞くこと,読むこと,書くこと

1 英語を聞いて情報の詳細を理解することができるかどうかをみる。

2  まとまりのある英語を聞いて,話の概要を理解することができるかどうかをみる

まとまりのある英語を聞いて,必要な情報を理解することができるかどうかをみる。

聞いて把握した内容について,適切に応じることができるかどうかをみる。

英語を読んで情報の詳細を理解することができるかどうかをみる。

まとまりのある文章を読んで,話のあらすじを理解することができるかどうかをみる。

まとまりのある文章を読んで,説明文の大切な部分を理解することができるかどうかを みる。

書かれた内容に対して,自分の考えを示すことができるよう,話の内容や書き手の意見 などをとらえることができるかどうかをみる。

英語の基本的な語や文法事項等を理解して,正しく文を書くことができるかどうかをみ る。

10 与えられたテーマについて考えを整理し,文と文のつながりなどに注意してまとまりの ある文章を書くことができるかどうかをみる。

◎話すこと

基本的な表現を理解して正しく応答する

即興でやり取りをする

まとまりのある内容を話す

・・・英語の4技能「聞くこと,読むこと,書くこと」「話すこと」について、上記の「出題の趣旨」は、そのまんま母語である我が国の言葉で適切に応えることが出来ますか、ということです(強調!)。

幼い時から、日々言葉を覚え、文法を踏まえた用い方を習うことから始まって、正しく「聞く,読む,書く」「話す」を訓練しない限り、日本人としての「国語力」は身につきません。

それが出来て初めて外国語(英語など)に取り組まなければならないにも関わらず、早々と小学校に来年度から英語が教科となって導入されます。文部科学省のなんと誤った英語教育の施策でしょうか。同様に憂えるのは、英語を熟知したほど多いように感じます。

以下の産経新聞(2019.8.5)社説も早期の英語教育の愚を指摘しています。https://www.sankei.com/column/news/190805/clm1908050003-n1.html

主張】英語の学力テスト 「話す」土台の国語鍛えよ

 「話す」のが苦手で、基本的な文法も身についていない。全国学力テストで中学3年を対象に英語が初めて行われ、課題が明らかになった。

 基礎を大切にコミュニケーション能力の向上を図る、文部科学省のかけ声とは正反対の結果である。指導態勢などの厳しい検証が必要だろう。

 中3生は、小学校で英語に親しむ「外国語活動」の授業が導入された世代だ。

 ところが、英語の平均正答率をみると、「聞く」(68・3%)▽「読む」(56・2%)▽「書く」(46・4%)▽「話す」(30・8%)で、思うように会話力がついていないことが分かった。

 2人の会話のやりとりを踏まえ関連した質問を考える問いでは、正答率が1割台と低かった。将来の夢などを話す問題も、正答率は4割台にとどまった。

 さらに気がかりなのは「書く」などの分野で、三人称単数現在形(三単現)の動詞を間違える生徒が目立つなど基本的な文法が身についていない懸念があることだ。「話す」力の育成もうまくいかず基礎も身についていなければ、虻蜂(あぶはち)取らずの結果である。

 文科省は、英語教育の早期化に舵(かじ)を切り、来年度からは小学校で英語が教科となる。だが早くから学べば英語が話せるようになると思うのは安易だ。日々使う環境がなければ英語はすぐに忘れ、身につかないことは専門家も指摘している。授業時間が限られた学校教育では、まず基礎の習得に重きを置くことを明確にすべきだ。

文章の空欄に接続詞を入れる問いでは、「but」が正解なのに「because」と答えた生徒が目立った。そもそも、文章を理解する国語力に課題があるのではないか。

 コミュニケーションの基礎となるのは、相手の言葉をよく聞き、理解する読解力だ。これを支えるのは国語力である。あらゆる教科につながる知的基盤だ。それは日頃からの読書などを含め培われるものだ。英語早期化を焦り国語力育成が忘れられては困る。

 学力テストと合わせて行われた生活などの調査の分析から、新聞を読む習慣のある子供の方が、国語、算数・数学、英語とも正答率が高い傾向が顕著に出た。新聞は日々さまざまな情報を分かりやすくまとめる工夫をしている。学力向上に活用してほしい。

 

・・・「英語早期化を焦り国語力育成」を閑却(かんきゃく:いい加減にしておくこと)すると、一部の「できる」児童生徒とほとんどの「できない」児童生徒に分化すると愚考します。

それへの対策は、小学校の英語教育が始まる前に、日本語の語彙力をつけ、正しく「聞く,読む,書く」「話す」を訓練をすることです。

posted by at 12:45  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

小学校受験の夏期講習

暑い、暑い夏を羅針塾で頑張っている年長さん達。
「顔つきが変わって来たね。」
先生達の一言です。

羅針塾の「受験」は、ただ志望校に合格すればいい。
ではありません。
御縁のある場所でトップになれるようにと
指導しています。
どんなに優秀でも
全ては本番当日の「あの時間」「あの瞬間」です。
最後の最後まで気を抜く事なく
駆け抜けて欲しいと考えています。

「ハキハキ!元気!賢い子」

暑い夏は無理をせずに学ぶことに集中して下さい。と
お願いをします。
ゆっくりと本を読んだり、手作業をしたり
ゴロゴロしたり・・・
ゆったりとした時間が創造力を駆り立てます。
メキメキと力をつけている塾生さん達。
最初の難関
11月の私立受験に合わせて仕上げていきます。
お母様達も段々と気合が入り、
工夫を凝らした物を見せてくださいます。

蒼猫「ブルーキャンディ」
でもね。二匹の表情が本当に絶妙でなるほどって。
羅針塾の招き猫さんです。
豊かな創造力が塾生さんに、お母様達に
先生達にとパワーを注いでくれます。
感謝!です。

posted by at 21:14  | 学習塾・幼児教育
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