羅針塾 学習塾・幼児教室では、お母様方の子育て・教育の悩みや疑問点には、出来るだけお答えしようと考えています。

過ぎ去ったことを悔やむ例えに、覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず:一度してしまったことは取り返しがつかないこと)という諺があります。子育ての最中には、気付かずに、後になって「ああすれば良かった、こうするべきだった」と。多くのお母さん方や親御さん方が思うことです(筆者自身も含め)。

筆者は、幼児期までにしておくべきだったことを、小学校高学年までは修正することが出来るのではないかと、経験的に考えます。「幼児期までにしておくべきだったこと」はズバリ母語である日本語の語彙力をつけることです。

語彙力の多寡(たか:多い少ない)は、近年の所謂核家族での会話の機会の多寡が影響していると思います。

つまり、幼児にとって家族の多さや、家族と交流する人の多さが、接触する幼児にとっては、語彙力を増やす日常的な良い機会となります。老若男女との会話を、母親の側で見たり聞いたりから始まり、挨拶をすることから、母親以外の人と会話の切っ掛けを掴むことが出来ます。

これに反し、母親以外の人々と接触することがなく、テレビなどを漠然と見る機会が多い日常では、会話が成り立たないわけですから、語彙力が増える機会が極端に少ないと言えます。(尚、何故、語彙力を増やさなければならないかは、言葉は知識を刈り入れる道具 カール・ヴィッテの教育法http://rashinjyuku.com/?s=カール・ヴィッテ)をご参照ください。)

では、生年後小学校就学までに、語彙力をつける機会を徒過(とか:徒(いたずら)に過ぎ去ってしまうこと)してしまった場合、どのようにすべきか、です。

基本的に、

●良書を数多く音読すること。

●良き文章は、丁寧に写し書きすること。

●名文(優れた文、著名な文)、漢文、短歌・俳句などを暗記するまで繰り返し読むこと。

●諺を覚えること。

・・・方法は様々あると思いますが、日本人が昔から取り組んできたやり方が一番効果的です。小学校課程の教科を学びつつ、プラスアルファ(基準となる量の、また既知の量に更に幾らか加えること)として、毎日小一時間学ぶ習慣をつけることです。毎日約一時間、365日厭(あ)かず繰り返すことで、語彙力は飛躍的についてきます。子供さんと共に「学び直し」をする姿勢が、子供さんに自立・自律する機会をも齎(もた)らします。

 

 

 

posted by at 16:13  |  国語力について, 塾長blog

「変わりましたね。」「男の子らしくなってきましたね。」と
保育園の先生方に褒められました。とお母様。

入塾しだしたときは、殆ど読めない。
会話が成立していないから
話すこと、伝えることができない。
春には一年生になるのにね。大丈夫状態からの
スタートでした。

「今まで、子供に向き合いたくても
なかなかできませんでした。できなかった。は
やらなかったとしか言えませんね。
とにかく、頑張ります。」と気合いを入れてくださった
お母様。毎日よく辛抱しました。

今では、しっかりと聞き、読み、観て、考える。
そしてしっかりと書く。
丁寧に集中して向き合う姿は大したものです。
「出来ない」を「出来るようになるまで」
辛抱強く待ってくださったお母様が
子供の一番の理解者。
これからの成長が更に楽しみです。

「ハキハキ!元気!賢い子」

子供達ができるようになるまでは
本当に時間がかかります。
その時間の中に成長のドラマが隠されています。
この笑ったり、泣いたり、立ち向かったりする姿を
子供のために!と辛抱し共有してくださる
お母様達。子育ての一番いいところではないでしょうか。

子供は慣れて楽しくなってくると
早いものです。
好奇心旺盛な子供達
出来ないことが出来るようになる時
なんとも言えないいい笑顔をします。
この一瞬、一瞬が成長の証だと考えます。

秋〜肉まんが美味しい季節になりました。
ありがとうございました。感謝!

posted by at 19:08  |  学習塾 幼児教室blog

おくんち・運動会・小体会・宿泊訓練・・と
秋の大事な時に行事も目白押し。
それもやっと、終わりに近づいています。
終わった!と思ったら体調を崩す塾生さんが続出。
先生達も、しょうがないね。としか言いようがなく。
焦っても慌てても無駄なので、
元気になるのを待ちます。

大事な時期の体調コントールは本当に難しい。
そして、この時期の学びがその後の結果に
結びついていきます。

「家ではやらないから、宿題だけでも頑張ります。」と
野外宿泊訓練帰りに通塾しました。
一踏ん張り!頑張ろう!前向きな姿勢が未来を変えていきます。

「ハキハキ!元気!賢い子」
本当に元気でないと学んだことは結果として
結びついていきません。
聞いたり、読んだり、書いたり
考えたりと。一所懸命学ぶ時は頭もフル回転しています。
集中して、ギュッと密度の濃い学びを。
待つことに専念していた先生達も
フル稼働して一人一人を磨いていきます。

おくんちに美味しい頂き物でした。
ありがとうございました。

posted by at 18:51  |  学習塾 幼児教室blog

日本の風物詩の一つとも言える「受験シーズン」到来です。最高学府と言われている大学受験に始まり、難関といわれる高校、中学、小学校とそれぞれ俊秀たらんとする受験生の鬩ぎ合い(せめぎあい:互いに対抗して争うこと)が始まります。

受験はその準備に始まり、試験に合格を目指すのは無論のことですが、結果として御縁があった学校で、大きく成長することが目的です。

これに反して見聞する例は、目標の学校に合格することを目的とする姿勢です。つまり、合格したら全て良し、と考えることです。その価値判断を云々できませんが、合格・不合格の結果如何に拘らず、何よりその後の成長を如何に計るか、が大事です。

受験を経ることで、それまでの成長の度合いが測れますし、一段階段を登った後に、次の目標に向かってどのような道程を辿るべきか、です。

小学校の段階では、低学年、中学年、高学年のそれぞれに親御さんが分かりやすい目標設定をしてあげる必要があります。

中学校の段階では、明確に自立、自律を促す導きが必要です。義務教育課程での学びの意義も理解させる。

高校の段階では、社会人となる自覚と責任を植え付ける必要があります。つまり、何の為に学び、自らを何の為に役立てるのか、を意識させるべきです。

大学は、明確な目的意識を持った者だけが進学すべきところです。漫然と、「でも・しか」とか「モラトリアム」では、大学に進学するべきではありません。

 

「這えば立て、立てば歩めの親御心」とあるように、子供の成長は親の励みです。その成長は早く、あっという間に子供も成人年齢となります。その意味では、親たるものは目の前の子の姿だけではなく、将来の子のあるべき成長した姿を強く意識して、躾に始まり、教え導く必要があります。

 

posted by at 16:54  |  塾長blog

どうやったら子供さん達の読解力を向上させることが出来るか。

逆説的に考えてみると、読解力を削ぐものを徹底的に無くすことが先決ではないか。

つまり、読解力をつけるプラスのことを積み上げる作業の裏で、読解力を削ぐマイナスのことを放置していると、まるで「賽の河原の石積み(*)」となってしまうからです。

(*)(さいのかわらのいしづみ)無駄な努力の例え。死んだ子供が行く所といわれる冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原。ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、絶えず鬼にくずされる。そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うという。(デジタル大辞泉から引用)

読解力を削ぐもの その1 受け身であること(受け身にしてしまうこと)。

幼い頃から、教育はすべて母親が手配することから始まります。各成長段階で、躾から始まり自立させるための時機を得た指導がなされているか、です。お母さん方の、心や時間の余裕があれば叶うことでも、限られた時間の中で、子供が自発的に考え、行動し、発言する機会を母親が待てない事態も生じます。そこで、つい口も手も出してしまいがちです。それが重なり、日常的になると、受け身の、指示待ちな子になってしまいます。

読解力を削ぐもの その2  五感を使わないこと。

五感(皮膚を介して生じる五つの感覚。視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を活用することで、理解が高まり、印象づけすることで記憶力も増すことができます。つまり、音読(視覚と聴覚を用いる)や、筆記(視覚と触覚を用いる)、辞書を引いて転記(視覚と触覚を用いる)することがその例です。また、社会の中での見学、行動することで、様々な観察眼や思考力が養われます(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を活用)。例えば、自然観察。海、川、野原、山などに赴くことで、五感を通して印象づけると、図鑑や映像で学ぶより大きな教育効果があります。また、科学館、図書館、美術館、歴史博物館などは、解説を読み、実物やレプリカを見ることで視覚に訴え、想像力や感性を磨くことが出来ます。これらを生かすか殺すかは大きな差となります。

読解力を削ぐもの その3  労を厭うこと(手間を掛けないこと)。

漢字や熟語などの意味調べが典型です。読書のみならず、教科書の文章を理解するには、様々な言葉をしっかり理解しなければなりません。これを御座成り(おざなり:その場逃れにいい加減する様)にして、適当な理解で読み進めていくと、それが習い性になって、しっかりと理解する癖が付きません。幼児期から、何事も理解するために、手間を惜しまず調べる癖をつけるか否かは、何年も経つと大きな差になってしまいます。

また、素読、音読を正確にすることも同様です。ゆっくりと、正確に、鼻呼吸で、句読点や文節の繋がりを重んじて読むことができるまで、何回でも繰り返す。百点満点の読みができるまで、繰り返させる労を厭わないことが肝要です。

読解力を削ぐもの その4 心が落ち着かないこと。

子供の教育には、しっかり睡眠をとることが何より大事です。熟睡できる環境作りは、何より母親の務めです。一日中、テレビがついていたり、夜更かしをする暮らしでは、子供の心身の成長には大きな妨げとなります。当然、しっかりした読解力を形成するには、「動から静へ」と転換する「間(ま)」が必要です。心身が整ってはじめて、読解力養成の機会が訪れます。必要であれば、例え10分でも横になったり、正座で心を落ち着けたりしなければなりません。

読解力を削ぐもの その5 整理整頓していないこと。

何事も、事を始めるには、その準備が万全でなければなりません。其の為には、常に机まわりの整理、必要な辞書や筆記具を手元に常備しておく事です。

・・・このように考えると、すべきことの前に、してはならない事が多々ある事に気付きます。マイナスをゼロにすることから始まり、プラスを積み上げていく。

読解力をつけることは、人として必要不可欠なことです。最近では、企業の中間管理職が、メールや仕様書の誤読による予期しないトラブルに遭遇し、読解力がない社員に手を焼いているとも言われています。「事実について書かれた短文」を正確に読むことができるかどうかで、人生が左右されることがあるのが現実です。

幼児期からしっかりした読解力をつける努力を怠ることがないように切に願います。

 

posted by at 15:27  |  国語力について, 塾長blog
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