小学校受験、中学校受験の本質

長崎市五島町にある羅針塾 学習塾・幼児教室 http://rashinjyuku.com/wp は、塾生に何故学ぶのか、何故受験するのか、を考えて日々努力して欲しいと考えます。

幼児期の学びから始まり、小学校受験、中学校受験と義務教育期に於いて挑戦する選択もあるからです。

偶然読んだ記事(東洋経済ONLINE)が非常に示唆的でしたの引用してご紹介します。https://toyokeizai.net/articles/-/229249

中学受験の本質を知らない親に教えたい心得  「今だけ頑張ればいいから」はNGワード」

「中学受験で難関中学に入れれば、東大をはじめとする難関大学への道が近づく」

「大学付属校に入れれば、この先は受験をしなくてすむ」

「だから、今頑張っておけば後がラクになる」

そう考えて、「中学受験」を始める家庭が多い。だが、こんな気持ちで子どもに中学受験をさせようとしているのなら、今すぐやめたほうがいい。なぜなら、今の中学受験は親が思っている以上に過酷だからだ。

難関中学入学=難関大学入学、と直結しないことは誰しもわかっていますが、難関中学に入れば確率が高くなるという思いを持つのは、どの親御さんも同様です。

しかし、挑戦することと、その結果、またその後の推移については、なかなか思うようにならないのが現実です。

大人でも解くのが難しい「入試問題」

一般的に中学受験の勉強は、小学3年生の2月からスタートする。大手進学塾の新4年生のカリキュラムが一斉に始まるからだ。だが、その前に入塾テストというものあり、その結果によって入塾の可否と上位クラスへ入れるかどうかが決まる。そのため、早めの対策を取り、低学年のうちから塾通いをさせる家庭も多い。

4年生では週2日の塾通いも、6年生になると通常授業の他に志望校特訓や模試などが加わり、週5日、ときには毎日塾で過ごすことになる。塾では問題の解き方は教えてくれるが、勉強の進め方までは個別にフォローはしてくれない。年間の学習カリキュラムが固定されているため、その日の授業で習ったことは、その日のうちに覚えることを前提に進んでいく。そのため、知識の定着を図るために塾から大量に出される宿題は、家庭で回していかなければならない。

小学生が習う内容なんて、親でも教えられる。そう思っている人は、ぜひ難関中学の過去問を見て欲しい。いや、中堅校でもいいだろう。多くの親は容易には解けないはずだ。今の中学受験の入試問題は、それほど工夫が凝らされ、難易度が高い。

中学受験が高校受験や大学受験と大きく違うのは、学校の授業で習う内容と入試で出される問題の難易度に大きな差があることだ。また受験には、目標に向かっていつ何をするかといったスケジュール管理が不可欠だが、それが子どもの力だけではできない点も挙げられる。親の献身的なサポートがあってはじめてうまくいくというのが、中学受験の最大の特徴と言える。

4年生になるタイミングで学童代わりに塾に入れる家庭も多いが、そんな甘い考えは捨ててほしい。早くから中学受験を意識してきた家庭でも、「ここまで大変とは!」とその過酷さを思い知らされることになる。だから、中学受験をするなら、親も子も「覚悟」をもって臨まなければいけない。

東京を中心とする関東圏、また教育熱心な関西圏などの難関中学への進学は、よほどの覚悟がないと取り組めないということを、その地域の方はご存知です。それ以外の地域からすると、何故そこまでするのだろうというのが実情です。

受験の目的は「いい大学に入るため」ではない

 

一度覚悟を決めたなら、中学受験をさせること、塾に通わせることに「罪悪感」をもたないほうがいい。罪悪感をもったままだと、どうしても親の口から「これが終わればラクができるから」「今だけ頑張ればいいから」という言葉が出てしまうからだ。

「後でラクをさせたい」と言うのは大抵母親だが、その中でも特に危険なのが「高校・大学受験をしなくていい付属中に」という考え方だ。例えばスポーツや音楽などを集中的にやりたいというような考え方であれば、付属中・高は向いているかもしれない。

しかしそうではない場合、過酷な中学受験の反動から、入学した途端に勉強するのをやめてしまう子も多い。入学時をピークにだらだらと成績が下がり、せっかく身に付けた学習習慣も知識もふっとんでしまっては、その後に困るのは子どもだ。

特に「ともかく付属ならどこでもいい」というような気持ちで学校に入った場合、中学・高校の学力がつるべ落としに下降する危険性がある。大学受験で入学した学生と付属から上がってきた学生を比べると、その学力は雲泥の差。大卒という学歴は同じでも、社会に出てからどちらが苦労するかは明らかであろう。

一方、大学受験で成功している父親がよく言いがちなのは、「大学受験の時だけ集中的にやればいいじゃないか。本当に行きたい大学があるのなら、一浪くらいさせたっていい。小学生の今はのびのびさせてやれ」というもの。この考えを否定するつもりはないが、今の時代、東大や京大、国公私大医学部などの難関大学の合格者は、上位の私立中高一貫校出身者が多くの割合を占めているという現実を忘れてはいけない。

ほとんどの私立中高一貫校の場合、高2の段階で高校で習うすべての範囲を終わらせ、高3の1年間を受験勉強に充てることができるカリキュラムが組まれているからだ。そういう点においては、私立中高一貫校へ入れると「大学受験に有利」であることは否定できない。

だが、中学受験をさせる目的がそれだけなら危険だ。レベルの高い私立中高一貫校に入れば、レベルの高い子ども達に囲まれて、レベルの高い授業が受けられる。

でも、そこで力を発揮するためには、さらに努力をする必要がある。それができる子ども達が多く集まるからこそ、「難関校」は結果的に難関大学への進学率も高くなるわけであって、そうした土台をつくるものとして中学受験があるのだ。

レベルの高い中学に進むことの目的とは、さらに高度で意味のある勉強をして知識を身に付けること、受験勉強の過程で学習の仕方を学ぶこと、そして人間として成長するためであり、「いい大学へ入るため」ではない。中学・高校、そして大学を通じてしっかりとした知識や思考法を身に付けて、社会に出してあげるためだ。レベルの高い学習ができる環境で身に付けた知識や考え方は、子どもの可能性を大きく広げてくれる。だから、小学生の子どもに受験勉強をさせるのは、決して「かわいそう」なことではない。そして、正しく勉強すれば、努力の先にある喜びを得ることができる。

一般に、親御さんは、ご自分の経験で子供さんの進路云々を決めがちです。経験に基づいて上手くいった例、また上手くいかなかった例を参考にしますから、血を分けた子どもも同様だ、と考えるのはある意味で自然です。しかし、親子は姿・形は似ていても、学び方はそれぞれです。

中学受験のメリットとデメリット

受験勉強は、目標に向かって努力をする、計画を立てて実践していく、難問に粘り強く挑戦する、自分の気持ちをコントロールするなど、様々な経験をすることができる。勉強自体は志望校に合格するためだが、たとえ合格できなくても、実社会に出てから必要なもの、どんな仕事に就いても必ず役に立つものがたくさん詰まっている。受験にせよ仕事にせよ、目的を叶えるために今何が必要なのかを考えて努力できる人間になる。これが一番大事なことではないだろうか。

こうした経験を小学校4年から6年の3年間経験することは、子どもの人生にとって大きな糧になるだろう。また、それをサポートする親も一緒に成長することができる。父親、母親、そして子どもが「3人4脚」で中学受験に臨むことができれば、それは非常に強い家族の絆をつくることにもなる。

しかし、それは「正しい方法」で挑戦した場合に言えることだ。勉強のやり方や親の言い方が間違っていたら、ときには子どもを押しつぶしてしまうこともあるし、親子関係や夫婦関係が険悪になってしまう可能性もある。また志望校に合格できなかった時、子どもに不必要な挫折感だけを残すことにもなる。中学受験にはその両面があることを知ってほしい。

・・・受験は、成功しても失敗しても、長い人生を歩む上で、その後の人生のヒントを与えてくれます。

成功体験はその時で終わりです。次へ進むための一里塚でしかありません。

失敗体験も同様です。「失敗は成功の母」というように、その失敗を次の挑戦への糧にすれば良いだけのことです。

結果の如何に関わらず、済んだことに執着せず、前進していくことが大事です。

posted by at 19:01  |  塾長blog

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