長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室・学習塾 羅針塾では、学びの初めは「素読」から始まります。「素読」をするには、基本的に正座と腹式呼吸が必須です。正座は腰を立てる(立腰:りつよう)姿勢として最適です。
さて、President Onlineのブログ記事が目に入りましたので、引用してご紹介します。
「営業しか就職先がない」有象無象の私文大学は必要なのか・・・「高卒は恥ずかしい」という親が目を背けている
「スキルのない仕事」を大勢で奪い合っているhttps://president.jp/articles/-/92027
かなり大学受験の実態を抉る記事ですが、世の中の子供さんを持つ親御さん達は、子供さんのことを考えたら真剣に考えておくべきことと言えます。
「BF」大学は本当に必要なのか
いわゆる「Fランク大学」とは、大手予備校の偏差値が35未満の大学、または「ボーダーフリー大学(BF大学)」と呼ばれる大学を指す。つまり、基本的に名前を書けば誰でも入れる大学のことだ。
授業は中学・高校で習ったことの復習から始まり、テストでは基礎的な語句の穴埋めテストや算数の計算問題といった義務教育のおさらいをさせている学校も少なくないという。
少子化が進んでいるにもかかわらず、こうした大学は近年みるみる数を増やしている。文部科学省の「学校基本調査」によると、1990年時点では507校だった四年制大学は、2025年現在ではなんと813校(https://eic.obunsha.co.jp/file/educational_info/2024/1022.pdf)にまで数を増やした。
・・・Fランク、BFランク大学を受験する理由は、単に「4年生大学」卒という肩書きを欲しいからと考えられます。
長い間、幼児、小学生、中学生、高校生の学びとそれに繋がる成績を観ていると、正しい(?)学び方をいつから始めたかがわかります。
上記のようなランクの大学を偏差値35未満の成績で受験せざるを得ない実態は、幼児期から「正しい国語教育」を受けていないからであると断言できます。
「ホワイトカラーもどき」の末路
事務職大余り時代のいまでさえ、Fランク大学卒業者が職にありつくのは難しいことではない。
ただ、早期から専門領域を絞り、工業高校や専門学校へ進学した人と比較すると、その後の人生は芳しくないように見受けられる。
私の出身である愛知県豊田市では、公立の小中でそれなりの成績をとっていた人でも、積極的に豊田高専やトヨタ工業学園に進学していた。彼らは大学卒ではないが10代のうちから実践的な技能を身につけ、トヨタ自動車やデンソーといった一流企業に就職する人も少なくない。県内の私大文系に進学した他の同級生たちと比較しても、確実にいい暮らしをしている。
反対に、Fラン大卒「ホワイトカラーもどき」組の“予後”は厳しい。中学時代に後の専門職組と同程度の成績をとっていた人の中にも、Fラン大への進学者は少なくない。彼ら(特に文系)は4年間のモラトリアム期間を謳歌し、何のスキルも持たないまま地元の中小企業の営業職(ウォーターサーバー、不動産が多い。いずれも過酷なノルマを課される)に就くことになる。
やはり早期から専門性を身につける方向に舵を切った人のほうが、その後の人生は安定し充実している印象だ。
・・・元々、正しい学び方を身に付けると、賢くなりそうな子供さん達はたくさん居ますが、その後の成長を阻害するものがスポーツ系、音楽、ダンス、英会話などの習い事を幼児期からしている場合です。幼児期は、正しい言葉を習い、語彙力を増やしながら、所謂「コミニケーション能力」を身に付ける最重要な時期です。そこを起点に、正しい国語力を身につけていくことが、小学校以降の「正しい学び」に繋がっていくからです。