世の中では、様々な教育論や子育て論が喧しく喧伝されています。
長崎市五島町の羅針塾 学習塾・幼児教室では、参考にするか否かは是々非々です。
注目の十四歳の最年少プロ棋士・藤井四段。
早速、以下のような記事が配信されています。
産経新聞(2017.5.2)
14歳プロ棋士・藤井四段はこうして生まれた! 天才の育て方、専門家「親の接し方こそが重要になる」
(http://www.sankei.com/life/news/170502/lif1705020010-n1.html)
「自分としてはそんな特別なものはないというか…」
藤井四段は、文芸春秋(3月号)のインタビューで「自分は天才だと思うか?」と問われ、戸惑い気味にそう答えた。
この言葉通り、藤井四段にとって将棋は、能書きを無視して夢中になれるものであり、その進化を「強くなりたい」との思いが支えてきた。
生来の負けず嫌いを伝えるエピソードは枚挙にいとまがない。同誌によれば、小学生の頃、谷川浩司九段から指導を受けた際は、負けが決定的となり「引き分けにしようか」と提案されると、盤を抱えるようにして泣き出したという。
私生活では中高一貫校の名門、名古屋大教育学部附属中に通う優等生でもある。好きな科目は数学や歴史、地理。読書家でもあり、小5の時には司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読破。新聞は最初から最後まで目を通し、家族とさまざまなことを語り合うという。
結論としては、
「心の土台」「思考の土台」をどう作ってやるか。才能豊かな人間を生むには、親たちが、子供の心にどう寄り添っていくかが重要
・・・何時の時代も変わらないことは、
「心の土台」=しっかりとした倫理観を幼児期に植え付けること。
「思考の土台」=読み・書き・算盤の力をしっかりつけながら、良書を読み込む力をつけること。
に尽きるのではないでしょうか。
百田尚樹の「海賊と呼ばれた男』や司馬遼太郎の『竜馬がゆく』などの長編小説を、小学生の時に読破するなどといった力を身につけるだけの環境を、親御さんが作り上げていることも一つのヒントです。