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教科書に載らない歴史上の事実 5 刀伊の入寇

長崎市五島町の就学前教育(プレスクール)・学習塾の羅針塾では、常々歴史を学ぶことの大切さを塾生に伝えています。

しかし、学校で学ぶ歴史の教科書は、内容も分量も少ないと思います。

例えば、元寇。文永11年(1274)弘安4年(1281)に来襲したので、文永・弘安の役と言われます。これを歴史の教科書では、あたかも日本への初めての外国の侵略として取り上げています。

ところが、それ以前に何度も日本の国土が侵略されているのです。

これについて以下のメルマガが触れていますので引用してご紹介します。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和四年(2022)12月22(木曜日)通巻第7561号

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侵攻され、同胞が拉致されたら、古代の貴族でも戦ったのだ
女真族海賊の「刀伊の入寇」撃退の教訓

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北朝鮮はじゃかすか日本海へ向けてミサイルを発射している。拉致被害者を返還するどころか、生死の調査さえ拒んで、核武装に余念が無い。この現状をみるにつけ筆者が或る歴史上の事件を思い出すのである。

寛仁三年(1019年)、大事件が起きた。「刀伊の入寇」である。
女真族が主体の強盗海賊集団が壱岐・対馬を襲い、北九州に侵攻した(刀伊は高麗語で夷狄を意味する)。海賊船は五十隻、とくに対馬では島民36人が殺害され、346人が拉致された。

北朝鮮の日本人拉致事件を彷彿させるが、藤原政権はこのとき武力で対抗し反撃に出た。
女真族は十二世紀に「金」を建国した。十七世紀には満洲族として後金を、やがて清王朝の中核を形成する。
七世紀に阿倍比羅夫が退治した佐渡、東北から北海道にかけての粛清(みしはせ)も女真族の流れとされる。

当時、女真族の一部が高麗へ朝貢していた事実がある。女真族は部族的な小国家群をなして十一世紀初めから海賊行為を繰り返していた。このため新羅、高麗も襲われ多くが拉致されていたらしい。日本側に捕らわれた捕虜三名は高麗人だった。藤原実資の『小右記』では海賊のなかに新羅人もいたと記している。

壱岐への襲撃では老人子供を殺害し、壮年の男女を船にさらい、人家を焼いて牛馬家畜を食い尽くした。国司の壱岐守藤原理忠は、ただちに賊徒征伐に向かうが、大集団に敵わず玉砕した。

壱岐の島民148名が虐殺され、女性239人が拉致された。
さらに海賊団は筑前国の怡土郡、志麻郡、早良郡を襲った。伊都國として魏志倭人伝にでてくる地域で、白村江の海戦に敗れた折に、太宰府の前面に水城を構築し、博多から伊都にかけては長大な防塁を築いていた。

大宰権帥、藤原隆家と前小監の大蔵種材らが奮戦し、海賊団を撃退した。防備の不意を突かれたかたちになった。海賊団は帰路に寄り道した松浦で返り討ちにあった。松浦海賊集団の嚆矢となった荒武者がいたのだ。

海賊集団はなおも、帰路に高麗沿岸を襲撃した。たびたび女真族に襲われていた経験から待ち構えた高麗水軍が撃退し、拉致された日本人およそ三百名が保護され、日本に返された。

ときの政府、最高権力者は藤原道長である。しかし藤原道長は持病を幾つも抱えて、政務を右大将の実資や息子の頼通らに任せ、すっかり仏教に帰依していた。
廟議は武勲のあった藤原隆家らを賞し、位階をあげた。まさに「栄誉で繋げ菊と刀」の時代だった(ただし後世の栄華物語や大鏡では藤原隆家は賞には預かれず、目を病んでいたため唐人医師の治療を希望し自ら太宰府勤務を望んだとする説がある)。

ともかく侵攻されたら戦う、同胞が拉致されたら武力で取り返す。その原則は貫徹されたと言えるだろう。
この刀伊の入寇を現代日本人の殆どが知らない。

・・・・こういった歴史的な事実を、義務教育期間である中学校までに子供達に一律に教えていかない限り、我が国を自分たち自身の手で守り抜くという気概は身に付きません。2022年2月からロシアがウクライナに侵攻して、未だ解決の糸口が見出せませんが、外国軍に国境を超えて侵入されると国民は悲惨な状況に陥ります。この現実を見ていると、普段から歴史に学び、国際情勢に通じることが出来るようしっかりと学ぶ必要があると考えます。

posted by at 18:18  | 塾長ブログ

自信を持って学ぶ

長崎市五島町にある
就学前教育(プレスクール)
学習塾 羅針塾です

お母様達から
「先生と私のやりとりを子供が聞いていて、できていなかった、どうしよう・・・と落ち込むんです。けど、私は大丈夫だから。と伝えるのですが・・本当に大丈夫でしょうか」

総仕上げの一歩手前
難しい問題に挑戦しているし
先生達が今年度の全国の小学校受験を
分析して問題を色々と取り組ませています。
一番、結果が出にくい時です

どんな試験であっても基本基礎は変わらない
これは確実にミスをしないようにする
しかし、力があるのであれば
応用力をつけるために難問を解きこなしていく
本番への自信と度胸につながります。

「あっ!これ見たことがある。似たような問題を解いた。」

解いて、間違えてもいいんです。
しかし、前向きに一所懸命に解く姿を
先生達は見てくださる
その上で正解だったら最高です。
一つ一つの応用を理解することで
力が蓄えられていきます
蓄えられた力は
小学校入学後に活きてきます。

羅針塾の学びは
小学校受験で合格し御縁するための学びだけではなく
小学校入学後トップになるための学びです
基本基礎力があるからこそ
次のステップで学んでいます。

まだまだ磨かなくてはいけない
幼児さん達
冬期講習でしっかりと学んでいきます

「賢い子」になるために
芯が強くなった年長さん
厳しいことを言われても
諦めることなく学んでいます。

「本物のトップ!」になるために
絶対一番がいいという塾生さんがいます。
一番になるために、今すぐにでも
お稽古事をやめて学びたい!
この熱意に頭が下がります。
「志」に向けてまっしぐらです。

posted by at 19:20  | 学習塾・幼児教育

プレッシャーをかけることは必要か

長崎市五島町にある
就学前教育(プレスクール)
学習塾 羅針塾です

「プレッシャーになりますから、余計なことは言わないでください。」
心配性のお母様達からのお話

本当にそうでしょうか。

先生達も一人一人の能力を見て
声かけをしていきます。
まだまだ能力が到達していない子には
プレッシャーをになるような話はしません。
じっと、見守ります。

しかし、能力もあり柔軟な考えをできる子には
今回もよく頑張ったね。次は、これくらいだね。と
明確に目標を伝えていきます。
目標に到達できなかったからダメではなく
目標に向かって学んだことが大事です。

近年、何事においても挑戦すること
訓練すること、辛抱することが敬遠されています。
けど、社会人になった時に必要な力は
挑戦し訓練し辛抱することだと思うのです。
それを、避けていくと何者にもなることが
できないと思います。

プレッシャーは適切にかけ
目標に向かうことは大切なことです。

「賢い子」は辛抱強いです
お母様も辛抱強い
積み重ねて賢い子になります。

「本物のトップ!」になるために
後20点欲しいなあ〜と言うと
「それは絶対の目標です。」と
断言してくれます。
「志」があるからこそです

posted by at 19:45  | 学習塾・幼児教育

得意な問題をミスしない

長崎市五島町にある
就学前教育(プレスクール)
学習塾 羅針塾です。

受験間近になり
何を得意とし
何を気をつけるべきか
一人一人明確にでてきます。

「毎日、毎日苦手をするのですが、今日も間違えていますね。これでは合格できないですよね。」

お母様達も不安顔

けれど、羅針塾の先生達は
思うのです
苦手に偏って学ぶのではなく
得意とすることに磨きをかけて
ミスをしないようにする。

沢山、沢山積み重ねてきた学び
「今」は苦手かもしれないけれど
時間が経ち成長すれば変化してきます。
それまで、少しの間放置・・・

苦手なものでの学び
これで親子関係を悪くする必要は
ありません。
最後まで諦めなくていいけれど
苦手にこだわりすぎない
得意をドンドン磨いていく
受験までの日数が
迫ってくるとミスをしない解き方
そして、自信を持って取り組むことを
身につけていくことが大事だと感じます。

苦手を浮立たせるにではなく
得意を光らせる
これが御縁への一歩です。

「賢い子」になるために
受験の時のコンディションが
悪い時を想定して先生達も負荷を
かけています。
これを乗り越えていくと
一気に成長していきます。

「本物のトップ!」になるために
常に体調管理は大事
頭が痛い、お腹が痛い
怪我をした・・では
受験や試験は戦えません。
万全の準備がどんな時にも必要です。

posted by at 17:54  | 学習塾・幼児教育

受験をする! という自覚を持つ

長崎市五島町にある
就学前教育(プレスクール)
学習塾 羅針塾です。

小学校受験・中学校受験等
お母様達が
「受験生なんだから!勉強しないと」と
キリキリなっていても
子供は動じません。

なぜ今、学ばないといけないのか
なぜ今、我慢をしなくてはいけないのか

ということを一つづつ
御両親が教え、理解しないと
受験には向かうことはできません。

受験し志願する学校に御縁を頂く
しっかりと理解している子は
黙々と学びを取り組んでいきます。

お母様が
「家に帰ったら、すぐに勉強をする、というのです。先生に教えてもらったことを忘れないうちに解いてしまう。早く解き終わって次、塾に行った時に満点を取りたいそうです。」

嬉しい言葉をいただきました。
こうなってくると
志願校への御縁まで
もう少しとなります。

羅針塾の先生達は
その時、その時の学びの総決算
きちんと向き合い
しっかりと取り組めば結果は出ると
考えています。
しかし、どこかで
怠けたり、我儘を言ったりすると
学びに足踏みをすることになりますから
結果は出ません。
どこで、自分自身の「我」を断ち切るのか
先生達は指導しながら見ています。

「賢い子」になるために
受験勉強することと遊ぶこと
オンとオフの切り替えは必要です。
切り替えが上手くできるようになると
成績は伸びていきます。

「本物のトップ!」になるために
自分が立てた目標に到達するために
一所懸命に学びます。
一つ一つを到達することが
「志」に繋がります。

posted by at 19:18  | 学習塾・幼児教育
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