公立・私立小学校の入学式
御入学おめでとうございます。
羅針塾からの今年度の新一年生は
ピカイチに仕上げています。
先生達は太鼓判を押せますよ!
桜舞い散る佳き日。
新たなるスタートの一歩です。
保護者の皆様
嬉しい!嬉しい!日ですね。
一日、一日を大切に過ごしてくださいませ。
皆さんと学べることに感謝です。

公立・私立小学校の入学式
御入学おめでとうございます。
羅針塾からの今年度の新一年生は
ピカイチに仕上げています。
先生達は太鼓判を押せますよ!
桜舞い散る佳き日。
新たなるスタートの一歩です。
保護者の皆様
嬉しい!嬉しい!日ですね。
一日、一日を大切に過ごしてくださいませ。
皆さんと学べることに感謝です。

羅針塾学習塾・幼児教室の令和二年春季講習中のある日、某学校の先生が講習時間中に訪問されました。教育に情熱を傾けておられる先生で、筆者とも時々意見交換を致します。
たまたま、新小学校一年生数名が国語辞典を引きながら漢字ノートに意味調べをしていました。小学校就学前の塾生が辞書を引き意味調べをする光景は、羅針塾では当たり前なのですが、これにひどく驚かれたのです。
「新一年生ですよね。もう、これだけの意味調べをして漢字で筆記するのですか」、と。
驚かれるのは、当然です。
その意味合いを、石井勲先生著作「石井式で漢字力・国語力が驚くほど伸びる」の「第一章 これが遊びいっぱいの漢字学習法」に、「言葉の豊富な子供ほどどんどん伸びる」という項目があります。引用してご紹介します。
言葉の豊富な子供ほどどんどん伸びる
学校の給食の献立表に「むしぱん」とかなで書かれていたため、 「虫の入っているパンが出てくるのかと心配しちゃったよ」と嘆いた生 徒がいたそうです。これは、その子供が「むし」といえば「虫」だけで、 「蒸し」という言葉があるのに気づかなかったことから起こったことでし ょう。
このように、私たちは、言葉(専門的には「内言語」といいます)でものごとを考え、認識しています。ですから、言葉の豊かな子供は、思考の幅が広く正確になります。
このとき、言葉を頭に蓄え、その意味を理解し、ものごとの概念を正 しく認識するには、日本語では何といっても漢字の力を高めることが カギを握ります。
たとえば「しかく」という言葉を想像してください。そのときどきに応じ て、この言葉を正しく認識するには、「四角」「視覚」「資格」「死角」「刺 客」といった豊かな漢字力がベースになければなりません。
ところで、岸本裕史氏(学カコンサルタント)が、小学生を対象に、 知っている言葉の数と成績の関係を調べた、非常に興味深いデータがあります。
それによれば、小学一年生では、五段階評価の成績の上位([5])、中上位([4])、中位([3])、中下位([2])、下位([1])の順に、語彙数が 7000、4000、3000、2000、1000 となっていました。何と、上位と下 位では三倍以上の差があったのです。
一方、小学六年生を調べてみたところ、成績の順に、語彙数が 37000、20000、16000、11000、8000 でした。やはり、上位と下位では 三倍以上の差が認められました。
この結果、「知っている言葉の数の多い子供ほど、成績がよい」とい う傾向が明らかにされたのです。
さらに、「読書量の多い子供ほど、成績がよい」というデータも出て います。これは、六学年全体を対象に、月間読書冊数を調べたもの で、成績が上位の子供では 38~80 冊、中上位では 10~20 冊、中位 では 3~5 冊、中下位では 1~2 冊、下位では 0 冊でした。
もちろん、学校の成績だけで子供の能力を測ることはできませんが、 岸本氏の調査は、少なくとも成績のよい子供ほど、知っている言葉の 数が多く、読書量も多いことをはっきり表しています。
日本語は、その特徴として、内容の深い言葉の多くが漢字を基本にして作られた「漢語」です。ですから、漢字に強くなるほど内容豊か な言葉をたくさん蓄えることができます。
そうすれば読む力がついて、おのずと読書の楽しさに目覚め、読 書量も増えますので、国語力が高められます。その国語力が他の教 科の理解力を高めますので、全体的に学力が向上してくることはいう までもありません。
ところが、小学校に入った子供たちが受ける国語教育、とりわけ漢 字教育には大きな問題があります。
小学校一年生が学ぶべき学年別配当漢字は、わずか八十字です (小学校六年間では合計で 1006 字*筆者注)。この数字に限定されているの は、読める漢字は同時に書けないといけないという考え方(つまり「読 み書き同時学習」)で国語を教えているためです。しかも、この「読み 書き同時学習」で子供に教えようとすると、「交ぜ書き」という極めて効 率の悪い学習を余儀なくされます。
たとえば、はじめにでも触れましたが、「予防注射」という漢字を学 習する場合、小学校一年生と二年生の配当漢字表には、四つの漢字 はどれも合まれていないために、「よぼうちゅうしゃ」とすべてひらがな で習うことになります。
三年生になると、「予」と「注」という漢字は習うので、「予ぼう注しゃ」 と交ぜ書きで表記することになります。
五年生になると「防」という漢字を習うので「予防注しゃ」となり、六年 生になって射が出てきてやっと「予防注射」とすべてを漢字で表記で きることになります。
こうして、「予防注射」と表記して読みと書きができるまでに何回も習 い直すわけですから、これを能率が悪いと言わずして何と言うでしょう。 それに子供だって混乱するばかりですし、だいたい途中で飽きてしま うでしょう。
これを解決するには、読みと書きを別にして、最初から「予防注射」 として表記し、一年生から読ませるようにするだけでいいのです。こう すれば、どんなに簡単にこの言葉を覚えられるか、容易に想像がつく でしょう。
実は、こうした「交ぜ書き」が教育現場で用いられてきたのは、幼い 子供ほど漢字よりひらがなのほうが覚えやすいだろうという誤った考 え方があるからです。くわしくは、のちほど述べますが、事実はまった く逆なのです。零歳や一歳の子供でさえ漢字ならば絵を見るように喜 んで覚えてしまうのです。
*筆者注:2017年(平成29年)に告示された新小学校指導要領で改定され、全1026字となった。義務教育で習う常用漢字2136字のうち、これら1026字を除いた残りの1110字を中学校で習うことになる。
・・・この石井勲先生著作「石井式で漢字力・国語力が驚くほど伸びる」はなんと、2001年に書かれた19年前の著作です。約20年前の教育事情から今日まで、果たして義務教育年齢の小・中学生の「国語力」、「読解力」は向上したのでしょうか。
正直なところ、「国語力」、「読解力」が向上したとはとても言えないのが筆者の実感です。
従って、前述の先生が小学校就学前の当塾生が辞書を引き意味調べをする光景に驚かれるのは、現状の小学校では有り得ないことなのでしょう。
羅針塾学習塾・幼児教室では春の講習が無事に済みました。
令和二年の1月から4月まで、武漢ウィルスの日本での蔓延が時々刻々伝えられ、また欧米諸国の感染者数が日々伝えられると、大人のみならず子供達の精神衛生上、少なからず影響が大きいと考えました。
そこで、ザ・ドリフターズのメンバーで武漢コロナウィルスによる肺炎の為、令和二年三月二十九日に七〇歳で亡くなられた志村けんさん追悼「8時だヨ!全員集合」大観賞会を塾内で実施しました。
無論、「8時だヨ!全員集合」は1970年代から1985年までの番組ですから、現在の塾生は全く知りません。塾生のお父さんもお母さん方も年代によっては、旬がずれればご存知ではない。
さて、どんな反応が?
ひたすら学びに集中している塾生に、前もって告知する事なく、昼食後に突然「今日は、皆さんに志村けんさん追悼の番組をお見せします」と言って、始まり、始まり・・・
面白い事、楽しい事は、時代を超えて塾生に伝わります。
大爆笑!、大爆笑!!、大爆笑!!!
腹を抱えて、大笑い。椅子から転げ落ちたり、床に寝転がって、大声をあげての大笑い。男子女子の差なく、大笑い。
約40年前後の年代の差があるにもかかわらず、令和二年の子供達が、昭和の子供達の生放送の舞台を鑑賞する際にあげる歓声や拍手と、シンクロして(同調して)、「8時だヨ!全員集合」の映像に向かって拍手し、歓声を挙げ、大笑いしたのです。
筆者も驚きました。
笑うツボは世代に関係なく、同じ。普遍的な笑いを志村けんさんは提供していたのです。
勿論、ドリフターズのリーダーいかりや長介、加藤茶、仲本工事、高木ブーさん等との掛け合いから生まれた絶妙の間、笑いが現代の塾生にも大受けだったのです。
「笑う門には福来たる」 武漢ウィルスに負けず終息するまで、元気に学びを続けていく。「笑う」ことは免疫力を上げる大きな手段です。
休校から駆け抜けた春期講習。
明日からは通常に取り敢えず戻ります。
その間に武漢ウイルスはどんどんと広がり・・・
長崎の始業式もどうなることか・・・と
思っていましたが。
なんだか、嬉しいような
ダメでしょ!って言いたいような
なんとも煮えきらない新学年新学期です。
徹底した予防を行いたいと考え
保護者の方々にはご協力をお願いしています。
最初の1週間は疲れる1週間。
学校に慣れ生活習慣を整えて欲しいと考えています。
「ハキハキ!元気!賢い子」
よく学び!よく遊ぶ!そしてよく寝る。
賢い子に大事な事です。

「大きいってどれぐらい大きい。」と
聞いたときにうまく答えられない塾生さん達。
「大きすぎてやばいっ」と誰かが言ったので
「やばいってどういうこと」と
聞くと、う〜んう〜ん。って
本当の意味を辞書で調べてもらいました。
さあ、どんな意味でしたか。
「すごい大きい」これも変。また、辞書で調べます。
一つの疑問からきちんとした言葉で
伝えるの学びを行いました。
話し言葉ではなく
きちんとした伝える言葉で。
日本語として成り立つ言葉で。
しっかりと身につけなければならないと思います。
「ハキハキ!元気!賢い子」
「ら」抜き言葉や雑な話し言葉では
表現が全て同じになってしまいます。
小学校一年生で習う
「こおり」と「こうり」の区別が
つかないのと一緒ですね。
言葉で発することと文章で書くことは異なります。
だからこそ正確な音読
豊かな語彙力が必要です。
語彙力がある子には簡単な話。
書く言葉、伝える言葉も豊かになってきます。
賢い子はしっかりと正確に読み取り
理解をし考えを表現していきます。
さあ!春期講習も最後の週末
新学年!賢い子を育てる羅針塾の始動です。

春期講習で伝える事が一番上手くなったのが
幼児さん達。
「はい、できました。」
「先生、頑張ります。」
一つ一つの話を真剣に聞いてくれ答えてくれます。