‘ 羅針塾 ’ の投稿記事一覧

学ぶことに向き合う

おくんち・運動会・小体会・宿泊訓練・・と
秋の大事な時に行事も目白押し。
それもやっと、終わりに近づいています。
終わった!と思ったら体調を崩す塾生さんが続出。
先生達も、しょうがないね。としか言いようがなく。
焦っても慌てても無駄なので、
元気になるのを待ちます。

大事な時期の体調コントールは本当に難しい。
そして、この時期の学びがその後の結果に
結びついていきます。

「家ではやらないから、宿題だけでも頑張ります。」と
野外宿泊訓練帰りに通塾しました。
一踏ん張り!頑張ろう!前向きな姿勢が未来を変えていきます。

「ハキハキ!元気!賢い子」
本当に元気でないと学んだことは結果として
結びついていきません。
聞いたり、読んだり、書いたり
考えたりと。一所懸命学ぶ時は頭もフル回転しています。
集中して、ギュッと密度の濃い学びを。
待つことに専念していた先生達も
フル稼働して一人一人を磨いていきます。

おくんちに美味しい頂き物でした。
ありがとうございました。

posted by at 18:51  | 学習塾・幼児教育

受験の目的は受験後の成長に有り

日本の風物詩の一つとも言える「受験シーズン」到来です。最高学府と言われている大学受験に始まり、難関といわれる高校、中学、小学校とそれぞれ俊秀たらんとする受験生の鬩ぎ合い(せめぎあい:互いに対抗して争うこと)が始まります。

受験はその準備に始まり、試験に合格を目指すのは無論のことですが、結果として御縁があった学校で、大きく成長することが目的です。

これに反して見聞する例は、目標の学校に合格することを目的とする姿勢です。つまり、合格したら全て良し、と考えることです。その価値判断を云々できませんが、合格・不合格の結果如何に拘らず、何よりその後の成長を如何に計るか、が大事です。

受験を経ることで、それまでの成長の度合いが測れますし、一段階段を登った後に、次の目標に向かってどのような道程を辿るべきか、です。

小学校の段階では、低学年、中学年、高学年のそれぞれに親御さんが分かりやすい目標設定をしてあげる必要があります。

中学校の段階では、明確に自立、自律を促す導きが必要です。義務教育課程での学びの意義も理解させる。

高校の段階では、社会人となる自覚と責任を植え付ける必要があります。つまり、何の為に学び、自らを何の為に役立てるのか、を意識させるべきです。

大学は、明確な目的意識を持った者だけが進学すべきところです。漫然と、「でも・しか」とか「モラトリアム」では、大学に進学するべきではありません。

 

「這えば立て、立てば歩めの親御心」とあるように、子供の成長は親の励みです。その成長は早く、あっという間に子供も成人年齢となります。その意味では、親たるものは目の前の子の姿だけではなく、将来の子のあるべき成長した姿を強く意識して、躾に始まり、教え導く必要があります。

 

posted by at 16:54  | 塾長ブログ

読解力を削ぐもの

どうやったら子供さん達の読解力を向上させることが出来るか。

逆説的に考えてみると、読解力を削ぐものを徹底的に無くすことが先決ではないか。

つまり、読解力をつけるプラスのことを積み上げる作業の裏で、読解力を削ぐマイナスのことを放置していると、まるで「賽の河原の石積み(*)」となってしまうからです。

(*)(さいのかわらのいしづみ)無駄な努力の例え。死んだ子供が行く所といわれる冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原。ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、絶えず鬼にくずされる。そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うという。(デジタル大辞泉から引用)

読解力を削ぐもの その1 受け身であること(受け身にしてしまうこと)。

幼い頃から、教育はすべて母親が手配することから始まります。各成長段階で、躾から始まり自立させるための時機を得た指導がなされているか、です。お母さん方の、心や時間の余裕があれば叶うことでも、限られた時間の中で、子供が自発的に考え、行動し、発言する機会を母親が待てない事態も生じます。そこで、つい口も手も出してしまいがちです。それが重なり、日常的になると、受け身の、指示待ちな子になってしまいます。

読解力を削ぐもの その2  五感を使わないこと。

五感(皮膚を介して生じる五つの感覚。視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を活用することで、理解が高まり、印象づけすることで記憶力も増すことができます。つまり、音読(視覚と聴覚を用いる)や、筆記(視覚と触覚を用いる)、辞書を引いて転記(視覚と触覚を用いる)することがその例です。また、社会の中での見学、行動することで、様々な観察眼や思考力が養われます(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を活用)。例えば、自然観察。海、川、野原、山などに赴くことで、五感を通して印象づけると、図鑑や映像で学ぶより大きな教育効果があります。また、科学館、図書館、美術館、歴史博物館などは、解説を読み、実物やレプリカを見ることで視覚に訴え、想像力や感性を磨くことが出来ます。これらを生かすか殺すかは大きな差となります。

読解力を削ぐもの その3  労を厭うこと(手間を掛けないこと)。

漢字や熟語などの意味調べが典型です。読書のみならず、教科書の文章を理解するには、様々な言葉をしっかり理解しなければなりません。これを御座成り(おざなり:その場逃れにいい加減する様)にして、適当な理解で読み進めていくと、それが習い性になって、しっかりと理解する癖が付きません。幼児期から、何事も理解するために、手間を惜しまず調べる癖をつけるか否かは、何年も経つと大きな差になってしまいます。

また、素読、音読を正確にすることも同様です。ゆっくりと、正確に、鼻呼吸で、句読点や文節の繋がりを重んじて読むことができるまで、何回でも繰り返す。百点満点の読みができるまで、繰り返させる労を厭わないことが肝要です。

読解力を削ぐもの その4 心が落ち着かないこと。

子供の教育には、しっかり睡眠をとることが何より大事です。熟睡できる環境作りは、何より母親の務めです。一日中、テレビがついていたり、夜更かしをする暮らしでは、子供の心身の成長には大きな妨げとなります。当然、しっかりした読解力を形成するには、「動から静へ」と転換する「間(ま)」が必要です。心身が整ってはじめて、読解力養成の機会が訪れます。必要であれば、例え10分でも横になったり、正座で心を落ち着けたりしなければなりません。

読解力を削ぐもの その5 整理整頓していないこと。

何事も、事を始めるには、その準備が万全でなければなりません。其の為には、常に机まわりの整理、必要な辞書や筆記具を手元に常備しておく事です。

・・・このように考えると、すべきことの前に、してはならない事が多々ある事に気付きます。マイナスをゼロにすることから始まり、プラスを積み上げていく。

読解力をつけることは、人として必要不可欠なことです。最近では、企業の中間管理職が、メールや仕様書の誤読による予期しないトラブルに遭遇し、読解力がない社員に手を焼いているとも言われています。「事実について書かれた短文」を正確に読むことができるかどうかで、人生が左右されることがあるのが現実です。

幼児期からしっかりした読解力をつける努力を怠ることがないように切に願います。

 

posted by at 15:27  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

読解力を削ぐもの 1

どうやったら子供さん達の読解力を向上させることが出来るか。

逆説的に考えてみると、読解力を削ぐものを徹底的に無くすことが先決ではないか。

つまり、読解力をつけるプラスのことを積み上げる作業の裏で、読解力を削ぐマイナスのことを放置していると、まるで「賽の河原の石積み(*)」となってしまうからです。

(*)(さいのかわらのいしづみ)無駄な努力の例え。死んだ子供が行く所といわれる冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原。ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、絶えず鬼にくずされる。そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うという。(デジタル大辞泉から引用)

読解力を削ぐもの その1 受け身であること(受け身にしてしまうこと)。

幼い頃から、教育はすべて母親が手配することから始まります。各成長段階で、躾から始まり自立させるための時機を得た指導がなされているか、です。お母さん方の、心や時間の余裕があれば叶うことでも、限られた時間の中で、子供が自発的に考え、行動し、発言する機会を母親が待てない事態も生じます。そこで、つい口も手も出してしまいがちです。それが重なり、日常的になると、受け身の、指示待ちな子になってしまいます。

読解力を削ぐもの その2  五感を使わないこと。

五感(皮膚を介して生じる五つの感覚。視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を活用することで、理解が高まり、印象づけすることで記憶力も増すことができます。つまり、音読(視覚と聴覚を用いる)や、筆記(視覚と触覚を用いる)、辞書を引いて転記(視覚と触覚を用いる)することがその例です。また、社会の中での見学、行動することで、様々な観察眼や思考力が養われます(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を活用)。例えば、自然観察。海、川、野原、山などに赴くことで、五感を通して印象づけると、図鑑や映像で学ぶより大きな教育効果があります。また、科学館、図書館、美術館、歴史博物館などは、解説を読み、実物やレプリカを見ることで視覚に訴え、想像力や感性を磨くことが出来ます。これらを生かすか殺すかは大きな差となります。

読解力を削ぐもの その3  労を厭うこと(手間を掛けないこと)。

漢字や熟語などの意味調べが典型です。読書のみならず、教科書の文章を理解するには、様々な言葉をしっかり理解しなければなりません。これを御座成り(おざなり:その場逃れにいい加減する様)にして、適当な理解で読み進めていくと、それが習い性になって、しっかりと理解する癖が付きません。幼児期から、何事も理解するために、手間を惜しまず調べる癖をつけるか否かは、何年も経つと大きな差になってしまいます。

また、素読、音読を正確にすることも同様です。ゆっくりと、正確に、鼻呼吸で、句読点や文節の繋がりを重んじて読むことができるまで、何回でも繰り返す。百点満点の読みができるまで、繰り返させる労を厭わないことが肝要です。

読解力を削ぐもの その4 心が落ち着かないこと。

子供の教育には、しっかり睡眠をとることが何より大事です。熟睡できる環境作りは、何より母親の務めです。一日中、テレビがついていたり、夜更かしをする暮らしでは、子供の心身の成長には大きな妨げとなります。当然、しっかりした読解力を形成するには、「動から静へ」と転換する「間(ま)」が必要です。心身が整ってはじめて、読解力養成の機会が訪れます。必要であれば、例え10分でも横になったり、正座で心を落ち着けたりしなければなりません。

読解力を削ぐもの その5 整理整頓していないこと。

何事も、事を始めるには、その準備が万全でなければなりません。其の為には、常に机まわりの整理、必要な辞書や筆記具を手元に常備しておく事です。

・・・このように考えると、すべきことの前に、してはならない事が多々ある事に気付きます。マイナスをゼロにすることから始まり、プラスを積み上げていく。

読解力をつけることは、人として必要不可欠なことです。最近では、企業の中間管理職が、メールや仕様書の誤読による予期しないトラブルに遭遇し、読解力がない社員に手を焼いているとも言われています。「事実について書かれた短文」を正確に読むことができるかどうかで、人生が左右されることがあるのが現実です。

幼児期からしっかりした読解力をつける努力を怠ることがないように切に願います。

 

posted by at 15:27  | 塾長ブログ, 国語力ブログ

小学校受験いつから準備する?

「受験をしたいのですが、遅いですか?」
問い合わせの第一声に多い言葉です。
羅針塾の先生達は直ぐに「遅いです。」とは
言えません。
受験を決められるまでに
どのような家庭環境、幼稚園や保育園環境で
成長してきたか。分からないからです。

ある年、
受験ギリギリにきた塾生さんは
話を聞き分けること、受け答えをするのもやっとでしたが
あっという間に、観て聞いて考えて伝えて・・と
できるようになり良い御縁を頂きました。
毎週の通塾で楽しそうに学んでいます。

また、幼児期から毎週通塾してくれている塾生さんは
受験準備を行いながら漢字検定や算数検定にも合格し
学年トップとなっています。

受験をしたい!と決めた時に
どのようにサポートしていくか。
また、受験だけではなくこの後の
小学校生活の中でどの様に成長させていきたいのか。
大事なことだと考えます。

小学校受験は特に家族が一丸となって
取り組まなければいけません。
「さあ!」と決めた時がスタートなのです。

「ハキハキ!元気!賢い子」

私立小学校受験が近づいてくると
お母様達も不安になるのか
色々と質問が増えてきます。
丁寧に、丁寧に。
納得するまでお話をします。
「あ〜よかった。何かあったら
また来ていいですか?」
ちょっとした立ち話でも、話して安心して帰る。
大事なことだと考えます。
小学校受験準備は丁寧に。丁寧に。
子供の成長に合わせて、「学びたい!」
「楽しい!」がそのまま良いご縁となる様に
指導していきたい。
いつも考えています。

秘密基地〜と喜びながら作っていました。
単なるブロック遊びではありませんよ。
「先生!それは難しいよ」と通りがかりの小学生。
いやいや幼児さんよく理解して制作していました。

posted by at 19:28  | 学習塾・幼児教育
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