子供へのスマホの弊害

長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室・学習塾 羅針塾では、将来の日本を支える人になる為に、志を持って自ら学んで行く塾生を育てていきたいと考えています。

都会の電車の中でも地方のバスの中でも、手にスマホ(スマートフォン)を持つ人が多いのが日常の風景となってきました。当然、親と一緒の幼児も親のスマホを見ています。

「スマホの危機から子供たちを救おう」という記事が、致知の特集「人を育てる」(2026年5月号)に掲載されています。これを一部抜粋しつつご紹介します。

近年、大きくクローズアップされてきた社会問題にスマホやタブレットなどデジタル端末の弊害がある。東北大学加齢医学研究所教授・川島隆太氏は脳科学の視点から社会に警鐘を鳴らしてきた。一方、東京いずみ幼稚園園長・小泉敏男氏は半世紀、幼児教育に携わる中でテレビやスマホが子供たちに与える影響をつぶさに目の当たりにしてきた。2人がスマホ依存から脱却する方法として提唱するのが、読み聞かせや読書の習慣化である。その実践を通して、スマホの危機から子供たちを守る具体的な方法が見えてくる。

子供の目を見ない母親が増えてきた

小泉 その後、携帯電話やスマホが普及するようになって、いまから10年以上前、地方に出向いた時、「2歳の幼児が頻繁ひんぱんにスマホをいじるようになった」という新聞記事を目にして驚きましてね。実際、その頃から赤ちゃんを前向き抱っこしながら、まともに赤ちゃんと目を合わせずにスマホばかり見ている若い母親の姿をあちこちで見掛けるようになりました。これはまずいと思って「テレビとスマホには気をつけよう」と、さらに口うるさく注意を促すようになり、それを今日まで根気強く続けているところなんです。

(中略)

親子の愛着関係が出来にくい時代

(中略)

いずれにしてもスマホ中毒の親に育てられた子がスマホ中毒になるというのがいまの親子関係の図式です。そういう環境で育った子は他人とのコミュニケーションを結んできていないので他者の気持ちが理解できない。親との愛着形成が不十分であることから、例えば他の大人をなかなか信じることができず、自分の感情を抑えることができないという傾向が出てくるんです。

・・・記事中に、「文部科学省の全国調査では、2006年には発達障害の児童数は7,000人あまりとされていたのが、2022年には12万人を超えました。16年で約17倍です。」とあります。また、「単にじっと座っていられないばかりか、何も言わずにふらっと教室から出て行ってしまう子なども増えてきているんです。このように集団に馴染なじむことのできない子は、全国どの小学校、どの教室にもかなりの数います。」

長崎市でも、国立、公立問わず「学級崩壊」に近い状態に陥り、先生方がその対応に追われているという話を頻繁に聞くようになってきました。

川島 僕たちの研究所は仙台市教育委員会と協定を結んでいて、10年以上前から市内の公立小中高校に通う年間約7万人の子供たち全員の学力調査と、生活習慣のデータをすべて集積して、とくめいで成長を追いかけられるようなデータベースをつくっています。
教育委員会からのもともとのタスクは子供たちの学習意欲を高める方法を探ることだったのですが、その答えは1年目でパッと解けました。朝ご飯を家族と一緒に食べる。ただそれだけのことが子供たちの学ぶ意欲を高めると分かったんです。
そのうちに子供たちの遊びがゲーム機からスマホ、タブレットに変わってきて、スマホ、タブレットの利用と学習意欲、学力の関係を調べたら、スマホ、タブレットの利用が思った以上に学力を引き下げていることが分かりました。スマホを1日に1時間以上利用している子供たちは、全く勉強しない子供たちよりも学力が低いというデータが出て、いままでの常識では理解できない何かがあることに気づかされたんです。
研究所では子供の発達研究をするチームも持っていますから、3年という間隔を空けて子供の脳のMRIを撮って調査をしていく中で、インターネットを毎日のように使っている子供たちの脳は、言葉や情報伝達をつかさどる領域をはじめとして、かなりの部分で発育が止まるという信じられないデータが出ました。

・・・記事中に、スマホやタブレットが普及している現在でも、「毎日そんなに使っていない」と答える高校生が5~10%の割合で毎年必ずいることが指摘されています。

結論として、川島先生は

「せめて勉強する時、寝る時に電源を切る習慣は、高校生に限らずスマホと向き合う上でとても大事なことだと思います。
自分で自分をコントロールすることを子供に覚えてもらう意味からも、寝る時と勉強する時だけは電源を切る約束をしてもらいたいと思っています。その約束が守れないようなら、スマホは買い与えないという家庭のルールをつくるべきかと。」

posted by at 17:52  |  塾長ブログ, 国語力ブログ

月別アーカイブ

長崎|羅針塾学習塾トップページ

羅針塾 SNS

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
PAGE TOP

新着ブログ

  1. 長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室・学習塾 羅針塾では、将来の日本を支…
  2. 長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室 学習塾羅針塾です…
  3. 長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室 学習塾羅針塾です…
  4. 長崎市江戸町にある幼児教室・学習塾羅針塾です卒塾生が持ってきてくれた…
  5. 長崎市江戸町にある難関大学・医学部を目指す幼児教室 学習塾羅針塾です…

月別アーカイブ

羅針塾 SNS

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter